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巻き込まれたクラスメイト

 今回、一人称はまさかの一般人。

 まさかの四方向からの襲撃に、フルテガント王国は風前の灯と化していた。

 僕、フライドチキン・ボナパルトは、王国からの緊急連絡、魔獣襲撃警報の放送を受け、避難場所である教会へと向い走っている所だった。


 僕の周囲には誰もいない。

 皆既に退避を終えているはずだ。

 僕は動きが遅いので、ついつい遅れがちになるのだ。

 今回も自分のトロさを呪いながら家を出た。

 すると、南門に光の柱が舞い降りた所だった。


 何アレ、綺麗……

 と思わず見入っていると、


「うわあああああああああああっ」


 突然、上空から人が降ってきた。

 見た事も無い黒い服を着た黒髪の男だ。

 彼は悲鳴を響かせ地面に激突する。

 死んだ!? と思った次の瞬間、


「だぁぁっ、痛ってぇ! 不幸過ぎっぞクソッタレがァ!」


 高所から落下したにしてはずいぶんと軽い口調で起き上がってきた。

 思わず大丈夫かと恐る恐る覗き見る。

 地面に軽い穴を造った彼は、鼻を押さえながら何事か喚いていたが、すぐに僕に気付いて視線を向けた。


「あンだよ?」


「えっと、大丈夫……ですか?」


「あン? ああ、いつもの事だ、気にすんな。ったく、折角学校の間はプラマイ零だと思ってたのによぉ。綾嶺が居なくなったとたんもうこのザマかよ」


 ため息を吐きながら彼は立ち上がる。


「あ、あの、あなたは……?」


「ああ゛? あー、三神みかみ照之てるゆきだ。って、お前に名前言っても意味ねーだろが。つか小出と桃栗ぶっ殺す。何巻き込んでくれてやがんだあいつら。ああもう、不幸だ」


 よくわからないことを呟く三神君。失礼かもしれないけど、一応確認しとこうかな。


「ステータス強制表示」


 僕は唯一覚えている能力を使用する。

 一般人の僕にはあまり意味の無い能力なんだけど、使い勝手はいいので重宝している。

 好きな子が既に傷モノだったのを知った時はこんな能力いらなかったと思ったけど、やっぱり便利能力なので結構な頻度で使っている。

 初対面の人にはついつい見てしまうんだよなぁ。悪いとは思うんだけど。


 NAME:三神照之 【♂】

 RACE:人間 【17】

 CLASS:英雄の卵 【Lv1】

 DEGREE:空気 【Lv99】

 HP 4300/4300

 MP 100/100

 TP 3200/3200

 AT   999

 DF 80300

 MA   114

 MD   328

 SPD  350

 LC -1000

 特技:なし

 魔法:なし

 PASSIVE:

     超不幸

     不幸感染

     空気

 情報:異世界から召喚されし者


 ……な、なんだかすごいステータスを見てしまった気がする。

 まさか英雄の卵に会えるとは思わなかった。

 やっぱり英雄になる人だからだろうか? ヒューマンではなく人間と表示されている。

 というか、幸運値マイナスの人初めて見た。

 そして極めつけは異世界から召喚された者。異世界って、何?


 超不幸:

   やることなすこと全てが本人の意思に反する。

   放っておいても不幸の方が寄ってくる。

   しばしば隕石が直撃する。突如竜巻が発生して巻き込まれる。


 不幸感染:

   接触した相手に不幸を振りまく能力。

   自動発動のため制御は不可。


 空気:

   人の認識から忘れられる能力。

   じっと黙っていると認識から外される。


 折角なのでスキルの説明も見てみた。

 随分と不幸なスキルをお持ちだ。

 不幸感染とか怖いので触れないように気をつけよう。


「しっかし、これどうすりゃいいンだ? 俺戦闘とか無理派なンですけど?」


「あ、あの、民間人は教会に避難するよう言われてるんですけど、一緒に行きますか?」


「あ~。いや、やめとくわ。俺が行くと迷惑掛かるし」


 あ、そっか。不幸体質だから彼が近くに居ると教会であろうとも不幸に見舞われる可能性はあるのか。

 と、納得した時だった。

 突然、三神君の側頭部に何か小さなモノが飛んできた。

 短い悲鳴を上げて吹っ飛ぶ三神君。

 何かと思っていると、地面に転がる拳大の石。


「ぐっつァ。ああ、不幸。こっちでも隕石かよ。つかかなり痛かったぞ」


 ……隕石って、なんで平気なの?

 と、思った時だった。


『緊急連絡っ。東と西から新たな敵影発生! 迎撃よろ! 誰か来てぇ!』


 突然空から女性の声が聞こえた。

 思わず周囲を見回すけど誰もいない。


「桃栗か? ったく、何やってんだあいつァよォ」


 絶望的だ。

 先程南からも魔族が攻めてきたって言ってたし。

 ああ、もしかしてこの人の不幸がこの国に感染したんじゃないだろうか。

 能力が能力なだけについつい疑ってしまう。


「ンでも……誰も来そうにねェしなァ……西側にでも行ってみるか。運が良けりゃ死ねるだろ」


 いや、それ運が悪いと死ぬでしょ!?

 と驚いた僕だったが、我に返った時には既に三神君は西門向けて歩き出していた。

 追いかけようかと思ったけど、さすがに怖い。

 結局僕は、彼を見捨てて教会へと向うのだった。

 もともと三神のキャラ設定はFateの二次創作でアサシン役として考えたキャラでした。題名はsacrlifaic of happy world。

 残念ながらエクストラの方で、考えていたヒロインサーヴァントと敵役の一人がモロ被りしていたので吐血して作成断念。使い回し万歳です。

 某右手特化のツンツン頭は関係ございません。


人物紹介(仮)


 フライドチキン・ボナパルト

   一般人

 三神みかみ 照之てるゆき

   超不幸・英雄の卵


 部隊構成(仮)


  魔王軍

   第一部隊 機動部隊(魔獣のみの構成)約2万 壊滅

   第二部隊 騎馬部隊(魔獣に騎乗した魔族)約2万 壊滅

   第三部隊 歩兵部隊(魔族のみの構成)約4万 残り約6千

   第六部隊 巨人部隊 約84体

   第八部隊 南方奇襲部隊 約7千

   第九部隊 西方奇襲部隊 約2万5千

   第十部隊 東方奇襲部隊 約2万5千

   第四部隊 重歩兵部隊(高ランク魔族のみ)約1万 残り約99体

   第五部隊 巨大獣部隊(攻城用・魔獣魔族混合) 約2千6百体

   第七部隊 精鋭兵・魔王 約百名


  フルテガント王国軍


   第一部隊(王国軍冒険者人猫族混合) 約5千名

   第二部隊(勇者王国近衛兵暗部精鋭兵等)約9百名

   魔法部隊(王国軍冒険者エルフ族混合) 約7百名

   負傷者               約2千名

   死者                約2千名

   完全死               546名

   医療部隊(王国軍冒険者妖精族混合) 約5百名

   南方防衛部隊(魔法・医療部隊混合) 約5百名

   遊撃部隊テイムモンスター25名

   竜部隊(赤龍王と黒竜は含まず)13名


 魔王軍戦経過報告(仮)


 ・大井手真希巴、ヌェルティス、増渕菜七による広範囲魔法での先制攻撃。


 ・三人の退却後、魔王軍機動部隊(獣部隊)を罠に嵌める。


 ・魔法部隊による追い打ち。


 ・機動部隊壊滅。


 ・龍華出陣。敵軍中央(重歩兵部隊)にて無双開始。


 ・機動部隊の後詰、騎馬部隊と第一部隊が激突。


 ・騎馬とさらに後詰の歩兵部隊が合流。


 ・綾嶺の自業自得な危機で超幸運効果発動により大井手が助っ人に入る。


 ・重圧魔法が無くなり騎馬部隊が本格的な行動を開始。


 ・大井手が持ち場に戻り魔法再開。


 ・騎馬部隊と歩兵部隊の一部が左右の森へと侵入。遊撃部隊が迎撃。


 ・巨人部隊最前線に出現。


 ・巨人部隊一つ目兄貴たちによる一斉射。


 ・増渕により一斉射の防衛成功。体力が尽き増渕死亡(仮死)。


 ・巨人族対巨大宇宙人&竜族


 ・南方防衛戦


 ・西東より新たな奇襲部隊出現


   ↑いまココ


 ・○○出現


 ・西方防衛戦


 ・東方防衛戦

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