表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな家族に溺愛されて、ちびっ子3男今日も元気にもふもふ変身練習中!!  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/64

45話 お外で楽しい美味しいご飯

「ごはん、ごはん!!」


『ご飯っチュ!!』


『ねぇねぇ、僕切ってみたい』


『私は飾りを用意するわ! あんたもこっちで私を手伝いなさい』


『え~、俺は木の実を割る方が良いから、そっちはお前が……』


『何?』


『う~、だってさぁ』


「何か揉めているみたいだけれど、どうしたの?」


「飾り付けを手伝えって、でもウルーは木の実を割りたいって言ってるんだよ」


「じゃあシエラ、私と一緒に飾り付けしましょう。飾り付けは私達がした方が、絶対に綺麗にできるもの。ね」


 シエラお姉さんが頷いて、ママと一緒にテーブルの方へ行ったよ。僕とモックとペッチャとウルーはそのまま、みんながご飯を作っている場所に残りました。


『僕もやってみたい』


『俺もっチュ』


「ぼくも!!」


「この魔獣を倒したのは坊っちゃま方ですが、さすがに切るのは危ないですよ」


 僕のお家でご飯を作ってくれている、料理長のパーキンがそう言います。


『でも、今のスパッ!! って感じ、なんか良い感じっチュ』


『そうそう、なんか切った時の感覚が気持ちよさそう』


「ぼくもスパッ!!」


「ほら、みんな、邪魔するとどんどんご飯が遅くなるぞ。これから料理するんだからな」


 今ね、僕達はお庭にいるんだ。外は夕方。これからお庭で、木の実虫や他の食材を焼いたり煮たりして、そのままお庭でご飯を食べるんだよ。えっとなんだっけ? あっ! 地球のバーベキューみたいなの。


 それで今、パーキンや他の料理人さんが、食材を切っているんだけど。木の実虫を切った時、スパッ!! と綺麗に切れて。それがなんか、とっても良い感じに見えたから、みんなで切らせてってお願いしてたんだ。


「はぁ、すまないパーキン。俺と兄さんで一緒に切るから、その木の実虫だけやらせてくれ。このままだとこの場から動きそうにないからさ。それに今回はルーパートの初めての成果だから、させてやりたいんだ」


「初めては特別ですからな。分かりました、これは坊っちゃま方にお任せします」


「すまない。いいか、皆で順番に、私達と切るぞ。そして終わったらここをすぐに離れる。約束できるな」


「あい!!」


『『『は~い!!』』』


 大きな木の実虫だったから、みんなそれぞれ2回ずつ切ることができたよ。最初にレオンハルトお兄ちゃんと切って、次がエリオットお兄ちゃんと切りました。

 一緒に包丁を持って、スパッ!! ぜんぜんザラザラもギコギコもしないで、スパッ!! と切れたの。う~ん、気持ちいい!! 


 モック達もお兄ちゃん達と一緒に、初めて包丁を使えて、とっても喜んでいました。ウルーなんて、2回目は1匹で切ったんだよ。パーキンが、ほう。なかなかの包丁捌きだ、って褒めてました。


 切った後はお約束、みんなでご飯を作っている場所から離れて、デザートの木の実をみんなで割ったんだ。みんなで守った木の実。全部しっかり守ることができました。


 そして数十分後……。僕の初めて倒した木の実虫は、とってもとっても美味しかったです。こう、ふんわりしてて、コリコリ部分もあって、もっふんもっふんもしてるし、噛むほどに、ジュワッてなって……。


「ぷっ、料理の解説してるぜ」


「声に出していると、気づいていないのだろうな。その辺の料理評論家より、しっかりしている」


 木の実虫、本当に美味しかったです。それに他のご飯もとっても美味しかったよ。


 あっ、でも僕、僕が倒した木の実虫のお料理は、全部ご飯を食べませんでした。収納魔法にしまったんだ。

 だって僕の初めて、パパに食べてもらいたかったの。収納魔法は腐らないから大丈夫だもんね。


 パパ、早く帰って来ないかなぁ。僕ねフローリットバードに変身できたし、飛べたし、倒せたし、初めての事がいっぱいできたんだよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ