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先駆者の欠片  作者: 東京駄駄
プロローグ 二人の冒険の始まり
7/16

上位種

   ❑-マキ


「……これじゃ追いつけるかわからないな」


 目の前に必死の形相で走ってくる魔物を切る。避けられる個体は避けていくが進むスピードは障害物がないときよりも遅くなってしまう。このままでは追い付けない可能性がどんどん高くなっていく。


 焦る気持ちを抑え、攻撃を受けないようにして進んでいく。


「耐えていてくれパイオニア」



  ▽▲▽



 パイオニアが消失した後、俺はギルドでパイオニアがボスを討伐しに行った可能性があることを伝え、応援を要請してくれることを約束してもらった。


 だが、夜に人を集めるのには時間がかかると言われたため、それまでは自分が時間を稼がなければならないと思いここまで来た次第だった。




 走っているうちに、いつもの狩場に着いた。周りを見渡してパイオニアを探すが、見つからない。


「クソ!もう行ったのか」


 そのとき狩場よりもさらに奥からパイオニアの叫び声が聞こえた。

 追い詰められているかもしれない。早く行かなければ。


 声が聞こえた方に向かって走り出す。声の方向は木が生い茂っている方向だ。

 そこにボスがいるのだろうか。パイオニアは無事だろうか。


 その方向に走っていくと、いきなり視界が開けた。

 そこは円形に草地が広がっており唯一木が生えていない場所だった。


「パイオニア!どこだ!」

「マキさん!?」


「無事だったか。ボスはどうなった?」


 俺がそう言った瞬間、背筋に悪寒が走るのを感じる。

 さっきまでは必至で走っていたせいで気づけなかった。自分の後ろに何かが立っている気配を感じた。


 パイオニアの首は、部品の壊れた機械のようにガクガクとゆっくり上を向く。


 俺が振り返った瞬間、俺の背丈の二倍以上はありそうな巨大ゴブリンは拳を振り下ろした。


 咄嗟に横にジャンプする。間一髪、死角から放たれたゴブリンの拳が地面に轟音と共に突き刺さる。

 着地し、即座にパイオニアの横に移動する。


「あいつがボスなのか?」

「そうみたいです。ですが状況が悪すぎます」

「どうしてだ?一体ぐらいなら逃げる方法もあるだろう?」


 そのとき、他の方向の茂みから音が聞こえた。

 音と共に草地に現れたのは追加で二体のボスモンスター。巨大な花とスライムであった。


「やはり。見ての通りボスモンスターは三体なんですよ。これじゃ逃げ場がないも同然です」


 パイオニアの目にあるものは絶望である。

 俺は即座に逃げるという選択肢を捨てることを余儀なくされた。


 俺がパイオニアを見つけたとき、走ろうとしている態勢だった。もしかすると、俺が来ていなかったらパイオニアは逃げきれていたのかもしれない。

 こんな最悪な状況を作り上げたのは、俺かもしれない。

 だったら…俺があいつらを倒さなければ。


 草地の真ん中に向かってゆっくり歩き、ボスモンスターから距離をとった後、冷静に三体のボスモンスターを観察してみる。


 まずわかったことは、ボスモンスターの頭の上には名前が表示されていることである。


 ウィークゴブリンの(おさ)の名は、グレートゴブリン。

 シードフラワーの長の名は、サウザントフラワー。

 スライムの長の名は、ジェットスライム。


 名前からも能力が予想できそうだ。

 まず、ゴブリンは名と地面を抉るほどの力から、STRに特化した魔物なのだと予想する。現れた魔物の中で一番倒しやすそうな魔物は、こいつかもしれない。

 単純に力だけであるならば動きも単調になるだろうし、攻撃が当たりさえしなければ大丈夫なはずだ。



 そして花の魔物、名前からして千手花サウザントフラワーといったところか。

 千手花は、たくさんの蔦を持っていて、それを振り回しながら移動している。サウザントとまではいかないが蔦の数は50以上あるだろう。もしかしたら百本ぐらいあるのかもしれない。

 うじゃうじゃと動いていて、触手のようにも見える。花の中心には種とも思われるものが、びっしりと敷き詰められていて、花弁の色は黄色い。


 この個体の下位種であると思われるシードフラワーは元々二つの攻撃用の蔦を持った魔物で、片方の蔦は刃のようなものが付いていて接近戦で使われ、もう片方の蔦で種のようなものを高速で発射して遠距離からも攻撃する魔物だ。ちなみに花弁の色は、桃色だ。


 今までで一番苦戦したのがシードフラワーだったため気を付けなければ。



 最後はスライムだ。俺の体の二回り以上の大きさがあって、普通のスライムよりも透明感のある体を持っているのが特徴。

 動きは緩慢だが、名前からして何かを高速噴出(ジェット)したり、高速で移動したりする魔物である可能性が高いため意識しておかなければならない。


 サウザントフラワーは蔦の威力も上がっているだろうし、遠距離攻撃までされたら近付くこと自体が大変そうなのに対してジェットスライムは倒すこと自体が俺らには無理かもしれない。


 スライムは核を壊す以外に倒す方法の無い魔物だ。物理攻撃はまず核に当たらない限り効かない。魔法を使えばダメージを与えて体積を減らすことも可能だろうが生憎、俺とパイオニアは魔法を使えない。

 俺とパイオニアは物理専門であるため、ここまでの大きさのスライムを倒すには槍か弓がなければ核に得物が届くこともないだろう。あったとしても俺らの実力では無理かもしれないが。


 俺が頭をフル回転させている間にジェットスライム以外のボス、グレートゴブリンとサウザントフラワーが近づいてきた。

 これ以上考える時間はない。


「パイオニア、あの二体が攻撃する直前に避けろ。それまでは動くな。相打ちを狙う」

「わかりました。やってやります」


 パイオニアはいつも魔物と戦う時の顔つきになった。

 俺は自分の口角が少し上がっているのに気がついた。自分はこのような状況を楽しんでいるのだろうか。


 二体の魔物はお互い右側と左側から来ている。向かい合っているため、攻撃の直前で避ければお互いを攻撃させることができるかもしれない。


「いくぞ……三…二…一…今だ!」


 俺らは攻撃を受ける直前に思いっきり飛びのいた。


 重い振動を感じ、大きな音を聞く。振り返って状況の確認。


 さっきまで俺らがいた場所にグレートゴブリンの拳が突き刺さっている。そして蔦は……攻撃に使われていなかった。グレートゴブリンだけが攻撃を繰り出した形になっているため狙った相打ちはしっぱいという形になる。


 二体は同時に俺らが飛び退いた方向を見る。


 これはやばいぞ。意思疎通ができているのか、それともたまたまか。どちらにしても俺とパイオニアはこいつらを今の状況で相手取ることはできない。


 もう考える時間は与えてもらえない。すぐに攻撃が来る――。


 あれを出すか。もしものときのために買っておいて良かった。


「パイオニア!目を瞑つむれ!」


 パイオニアは動揺した表情を俺に向ける。


「俺を信じろ!」


 決意した顔で頷いた後、パイオニアは目を瞑る。


 俺は懐に入っているジェムを両手に持つ。片方は地面に、片方は敵に…。そして、俺も目を瞑る。


 地面に投げたジェムは即座に俺らを囲む膜を作って固くなり、敵に投げたもう片方のジェムは……落ちた瞬間、勢いよく発光した。


 俺が投げたのは、ジェムと呼ばれる魔法が保存されている石のような物である。武器屋で勧められ、もしもの時に使おうと思い前に買っておいたものだ。

 パイオニアは集めた金で新しい装備一式を買っていたが、俺は自分の装備に満足していたため非常用にジェムなどのアイテムを買っておいたのだ。


 ジェムは相場が高いため何個も買うことはできなかったが今投げた二つは、まだもう一つずつ残っているし、効果は違うがもう一つジェムを持っている。

 まあ、あと一回でこの状況を打破しろというのは絶望的だが、一命は取り留めた。


「もう目を開けていいぞ」


 パイオニアが目を開き、目の前の光景を見た瞬間、表情が驚愕に変わっていた。  


 パワーゴブリンとサウザントフラワーは、視界を奪われて焦ったのか全ての方向に無差別に攻撃している。俺らが入っている防御膜にも当たるが、無差別攻撃のためダメージはそこまで高くない。そのため防御膜は何度かの攻撃にも耐えていた。


 だが、膜の防御能力はそこまで高くない。壊れる前に最後の二つの内、膜のジェムをもう一度展開させる。その後、すぐにガラスの割れるような音がして一枚目の防御膜が砕ける。


 ボスの二体はまだ目が見えていないのか無差別攻撃を続けている。その攻撃のいくつかがお互いに当たって少しずつ弱ってきたのも見て取れた。


 途中、サウザントフラワーがパワーゴブリンに攻撃されたことで、潰れ使用不可能になっている蔦を自分で切り落としているのが見えた。その行動を不思議に思ったが考える時間がない。

 防御幕が壊れる。


 二枚目の防御膜が砕けたときにはもう二体のボスは、正気に戻っていた。

 俺らは必死に走って間合いをとる。こんな状況でもジェットスライムは動かない。


「マキさん。あいつらを手分けして相手しましょう」

「じゃあ俺はあの花野郎を相手する」


 一瞬の思考の後、即座に俺は答える。


「大丈夫ですか? では、僕はあの糞ゴブリンを殺ります」


 パイオニアは、ボスモンスターを一度睨むと、俺の方を見る。


「マキさん、見せてやりましょう」

「ああ、そうだな!」


「僕ら“最強の駆け出し冒険者”の力を!」


 叫んだ直後、俺らは二手に分かれる。俺は花野郎に向かって走っていき、声をかけることで意識を自分に向けさせる。そして、背中に掛けてある己の得物、大剣を引き抜く。


 俺の方を向いた花野郎は蔦を何十にも束ね、ねじる。そして、下位種も使うお決まりの種爆弾を飛ばしてきた。


 紙一重で避けながら観察を開始。


 あいつは蔦の半分を束ねながら、ガトリング砲のように種のような爆弾を連続で発射してきている。

 種爆弾を飛ばすと次の爆弾を飛ばすのに、一瞬であるがリロード時間が発生する。それを補うためにガトリング砲の形で撃ってくるのだろう。


 一度でも当たれば最悪、他の種も一気に当たり即死の可能性もあるのだが、幸い砲弾は一直線で飛んでくるため見切ることができる。


 問題は、近付いた場合の近接戦闘だ。相手は、近接武器を何十個も持っているようなものだ。近付いただけで不利になるのは間違いないし、至近距離での砲弾を避けるのは至難の業。


 あいつに対抗できるジェムもあるにはあるのだが使ったことがないため、パイオニアや自分を巻き込みかねない。


 敵の動きは単調だ。弱点を探すために近付かなければ。まだ俺も動きには余裕がある。

 少しずつ近付いて行き、相手のパターンを探る。相手のパターンに追いつけなくなったら近付くのを停止して、パターンに慣れるまで避けて、弾く。


 一度、蔦を相手の攻撃に合わせて切ってみる。


 ザクッ!


 大剣は蔦を切り裂くことに成功した。堅くみえる蔦も振り下ろされるスピードに合わせて刃の部分を当ててやれば簡単に切り裂くことができた。なのだが……。


「そういうことか」


 蔦の腕は二秒ほどでまた生えてきた。

 多分、こいつの名前サウザントの由来は切っても無限に生えるとこから来ているのかもしれない。

 蔦を減らせないとなると不利にも程があるし、一気に切り落とす手段もない。

 もう少し弱点を探さなければならない。


 パイオニアの方向をチラリと見る。グレートゴブリンの方は、開始から今までまったく弱っていない。

 パイオニアも切り付けてはいるのだが、短い刃では分厚い筋肉を十分に切り裂けない。でも、確実にダメージが入っているのはわかる。


 千日手になってしまえば持久戦になるため俺らに勝ち目はない。

 持久戦を避けるためには弱点を早く見つけ出さなければ。


 相手のパターンを分析し、新しい弱点を探さなければ。


 戦いながら時間を図る癖は俺にはない。どのくらい経ったかわからないが、随分長い間戦っている気がする。


ん?今までパターンの分析のせいで考えていなかったが、なぜずっと種爆弾をガトリング砲のようにして発射しているのだろうか。

 全て並べて一気に放射してしまえば二,三発は俺に当たり、確実に致死ダメージに繋げることができるはずだ。。


 ということは、こいつはそのような攻撃をしないのではなく…()()()()のか。そして、攻撃方法はガトリング方式しか利用できない…。

 わかったところで何か変わるのかと聞かれれば、何も変わっていないと答えるしかないが、大きな進歩だ。


 俺らでは倒すことのできない存在、ジェットスライムは、こんなに長い時間戦闘を行っているというのに身動きを一つもしない。それにも意味があるはず。


「……わかったぞ!」


 これは、レベル調節だ。

 この草地は、平原の一部である。そして、ここ…リース平原は、新人冒険者用の狩場。要するに、その程度の強さのモンスターしか現れないのだ。

 モンスターのボスとはいえ、こいつらはある程度の強さでなければならない。故に、このボスモンスターは皆、大きな欠陥を持っている。


 花は、爆弾を一斉掃射することができないという欠陥と、束ねて打つことしかできないという欠陥。

 ゴブリンは、単調な動きしかできないという欠陥と、攻撃後の硬直。

 スライムは、多分、動けないという欠陥。


 であれば、まだ新しい欠陥が残っている可能性がある……!



 考えながらも俺の体は、砲撃を避け、蔦を避け、切る。一定の距離を保ったまま攻撃を避けきる。

 時間が過ぎていく。


 そして、またどのくらい経っただろうか、相手にダメージを与える機会を狙っていると、花の砲撃がだんだんと遅くなってきた。

 避けるのに余裕が出てきた分、観察に力を注ぐ……。


 ……すると、黄色い花弁の中心に敷き詰められていた、花の種ような物がほんの少ししか残っていないことに気付いた。


 今までは、消えた種の部分が後からどんどん補充されているのが見えていたため、無限に体内などで生成しているのだと思っていた。


 その考えの全てが外れではなかった。わかったことは、再生スピードが追い付いていないか、無限に生成ができないということ。

 どんどん種の吐き出されるスピードが落ちていっている。


 それが今…底を突いた。


 止まった瞬間、花は近接で攻撃を一気に仕掛けてきた。

 近接戦のパターンはもう解りきっている。そのまま、突進。

 避けて、切る。


 シードフラワーの弱点は細く柔らかい茎の部分。

 走って間合いを詰めながらも、ムチのようにしなって飛んでくる蔦を切る。


 5メートル…4メートル…。全力で走って跳躍をする。狙うは弱点となる茎と花の境目。


 花は、唐突にすべての蔦を自分に引き戻し……蔦で網の防御を作った。

 その防御は、近接戦闘に使われる刃の部分が俺に向けられている。今のスピードで突っ込めば木っ端みじん。あるいは、種爆弾が残っていれば、俺の突破できない壁になっていたかもしれない。


「それはもう……知っている!」


 腰の袋に入っている、ジェムを取り出し、蔦の壁に向かって投げる。

 学習したのか、花は咄嗟に目と思われる部位を瞑る。

 閃光弾だと思ったのだろう。だが、それが命取りだった。


 俺の放ったジェムが蔦の壁に衝突した瞬間、爆炎が起きた。


 俺が持っていたジェムは三種類。一つ目は、閃光。二つ目は、防御壁。三つ目は――爆炎である。

 炎には耐性が薄いはずである草に対して、その攻撃は絶大であった。

 だが……正面で、もろにその爆炎を受けたのは、花だけではない。


「クソ!」


 俺も同様、その炎に巻き込まれていた。爆風によって飛ばされ、地面に落ちる。

 全身煤だらけになり体の所々に火傷を負って、ギリギリ立っていられる状況だ。

 対して、蔦の再生能力をもっている、ボスモンスター。それは、俺の敗北を示しているも当然だった。


「だが…勝てる!」


 もう、相手の弱点とパターンは解りきっている。


 一つ目の弱点は、種を掃射できないこと。二つ目の弱点は、種にも限りがあること。だがそれは全て、種を打つ方の蔦の弱点。

 近接戦で使われる蔦の弱点は――切られる以外の方法で蔦が使用不能になったとき、再生ができない。


 それに気付いたのは、閃光弾を放った後、ボスモンスターが無差別攻撃をしていたとき、花の方もゴブリンからの無差別攻撃を受けていた。

 その攻撃に当たった蔦は、パワーゴブリンの力量に押されて潰れていた。だが、サウザントフラワーはその蔦をそのまま再生させずにその潰れた蔦を、他の蔦で切り落とさせた後に再生させていた。

 要するに、蔦は切る以外の攻撃で使用不能になったときは再生が効かないのだ。


 それがわかっていて、爆炎を使った。

 とき、花は全ての蔦を使って防御壁を作っていた。自分の危機に焦り、全てを引き戻したのかも知れない。そして、それは大きな仇となった。

 すべての蔦は焼けて使い物にならない。再生もできない。他の蔦を使い傷口を切り落として再生させることもできない。


 詰みであった。


 マキは最後の力を振り絞り、疾走する。

 残り僅かな距離を埋め、両手に持ったその大剣を振り上げた。


「おらあああああ!!」


 今まで、突破不可能な大きな壁に見えていた花の魔物はそれまでの印象とは違い、あっけなく倒されたのだった。


 断末魔を上げながら花、サウザントフラワーは地面に倒れていく。

 最後の力を振り絞ったマキも力尽きてその場に倒れた。


 サウザントフラワーが光の塵になって消えていくとき……ここに勝敗が決した。


『上位種:サウザントフラワーの討伐を確認しました』

『特典スキル:《千手》を贈与します』


 耳の中で流れるアナウンスを聴きながらマキは気絶した。



 だが…


『 ■■■ の介入により《■■■■》の使用条件が達成されました』


 最後に流れたアナウンスを聴くことは、なかった。

 ここまで読んで下さり本当にありがとうございます。


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