表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

止まる一瞬

作者: いのライト

夜でコーヒーって変な習慣を持っていますが、この詩はあんな習慣のおかげで生まれした

雨が降っている

窓外から唸っている風が

ひゅうひゅうと音を立てる


外にはざわざわとざわめく草木

横にはしおりと教科書に

我が本をぱらぱらと捲り乱した風だけ


安らぎもないこの一夜が

やや僕は寂しく感じていた

コーヒーを僕は深夜で飲んでいた

ただ一人ぼっちで創作していた


閃きを探している

閃きは潜っている

閃きは僕を避ける


悩みのあまり

創作が止まり

ドアを閉じた

硬い床で横になった

馬鹿みたいに転んでた


なぜか今夜だけが

コーヒーのせいか

むやみで微妙

心には深い感情


夜は眠れなかった

涙がポロリと落ちていた

脳裏を過ぎるのが

過ぎ去った愚かさだけだった

忘れていたわが図々しさだった


人に叱れていた

仲間も裏切った


思い返したのが

人に怒らせた微かな思い出

きっともう最低者の集まりで

もっとも僕は低いほうだ


夜中で悩まされていた

重なる雨と風のざわめきに

居心地の悪さもあまりに


必死に寝ようとする僕を

必死に止めようとしていた

僕にまるで何かを言おうと

僕に夜は使命を与えたかった

僕に眠らせては行けなかった


探そうともしなかったところから

ふと閃くのが病んでいた心だった


パソコンを開いた


詩を書いてみたかった

風の音に名付けを

まだ僕はしなかった

あの音に相応しい名を

まだ僕は探していた


すると閃いた


風が強く吹くあまり

パタンッと閉まったドア

他人を起こす程度に

鳴った音で僕は驚かなかった


恐怖が一瞬で止まった

苦痛が味方になった


感じもしなかったびっくり

心がやけに静かだった

脳がやたらに穏やかだった

泣く声も記憶も一斉に止まった


ただ書く

書き出してみる

言葉を紡ぐ

読者に届いてみる


できるだけこの詩で

美しく響く言葉で

すすり泣いた記憶を力に

ざわめく音を味方に


眠れなかった僕は

この詩を書きだした

後書きは基本的にコピペですが、時に内容を加えます。


気が合えば、評価・感想・指摘を、心の底からお願いいたします。それと、もしよかったらお気に入りも長期の交流に意のある方もよろしくお願いいたします。


誤字を見つけた人、あるいは「私あの表現をよりいいものに書ける」と思ってよりいい言い方を薦めたい人も大歓迎です。理由の有りかを問わず、ただ私みたいな人を嫌って低評価を付けたいと思っている人も実は大歓迎です。


嫌いと好きにはルールはありません。作品の実の価値をその嫌いと好きのバランスで見てみたいので、これからの評価の上がり下がりを楽しみにしています。嫌いになっても読者の自由ですから好きにすればいいですよ、どんな結果も喜びで迎えて受け入れるつもりです。読者が私を嫌うことによって喜べたら、嫌われることによって私もどんな人にも喜んであげることができます。恥ずかしき思わず好きにして、心を正直に話せばいいです。「低評価」と「言い方の悪い感想」が反省と成長の資産ですから(もちろん高評価と賞賛も同じですが…)。心の底から嫌いと思ったら正直に話せることが、私にとっても少し楽になれます。


後書きは以上ですが、

これからもよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ