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ハイファンタジー・オンライン  作者: さんぜん円ねこ
ある場所、ある世界の原風景、さあ開演です
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-番外話 異世界の設定-

 この世界は、北極大陸・南極大陸・北西大陸・中央大陸・南央大陸・南西大陸・東南大陸の他に各諸島群が存在する。

 魔王とその一党は、北極大陸から出現し南下した。

 北極大陸全域と北西大陸の7割、中央大陸の西欧地域の一部を支配下に治め、七つの海内、三海域が掌握された状態にある。

 膠着していた西欧の北部が再び動き始める中、南央大陸にある南洋王国を中心に序盤の物語が紡がれていく。


○世界政府/円卓評議会

 盟主は、中央大陸に座する帝国。

 広大な支配地域と兵力を誇り、沈まぬ太陽の帝国と呼ばれる。


○英雄とクラン

 かつて13人の勇者とその従者たちが世界を救った御伽噺があり、それぞれの英雄にあやかって10あまりの冒険者集団が存在する。集団をクランと呼び、勇者の血を受け継ぐ冒険者を英雄の血統と呼んで敬ったのが始まり。

 普通の人間との特別な違いはないが、血統による固有スキルやユニークスキルを発現し易いらしい。


○南洋王国

 南央大陸の北部に首都を構える亜人と獣人の多い国。

 現在は、マーメイドの女王が治める地として有名であるが、海洋国家であること異様な市民性から人間サイドでの発言権等に苦慮する。帝国に対しての対抗手段のために如何なる力でも欲して止まない姿勢を貫いている。

 ○王国の水軍力

 主力艦はピンネースを筆頭として、キャラック、キャラベルを動員。

 海防艦には、筆頭・バーク級、次席・ブリック級、警備艦にフリュート、ベルガンティンを採用していた。

 が、賢者が3ヶ月掛けて全技師の動員で完成させた快速戦艦が切り札となる。

 ノーザンフリゲート級(後に2隻追加されて、28門搭載型フリゲートは3隻で運用されていく)動員。


○南蛮国

 中央大陸の南東地域にある帝国の従属国。

 極東と東部、東南の貿易中継港として栄えた地域。

 亜人が多く存在し、中立港を謳う。


○東洋王国

 帝国の侵攻を跳ね除けた最初で最後の国家。

 独自の文化を積み重ねており、鎖国中。

 南蛮国にある領事館から許可が下りない限り、無断での入港も領海通過も認められない。

 犯す者には、王国の水軍力をもって排除すると豪語している。

 また、眠れる獅子という呼び名もある。


○魔王軍/陸軍

 全容は知られていないが、規律と統制を重んじる。

 魔術式文様で刻まれた魔銃マスケットを扱う銃士隊を組み、これらを小隊や中隊、大隊で運用できる将校・幕僚の育成に励む傾向にある。

 また、最近では魔砲キャノンが開発され、魔砲兵隊キャノンシューターという兵科が生まれた。


○魔王軍/水軍

 ※艦船接頭辞を用いている故に、

 「His (Her) Majesty's Ship(魔王様の船)」という意味で艦名の頭に『HMS』を表示している。

 水軍の将校は、赤い色のジュストコールと同色のジレを着用する義務を帯びていて、金の刺繍で階級を示す三角帽子が用意されている。常に被っておく必要はないが、公式の場においては着用が義務化する。

 水軍の創設には、魔王自身もかなり骨を折っている。

 また、陸軍で開発された魔砲を水軍仕様に開発し、近年急速に配備が進んでいる重魔砲カロネードがある。


 

▽異世界編

 序章として綴られた、異世界編は伏線です。

 この後、本編はゲームの中での出来事から主人公が元の世界に戻ろうと奮闘するストーリー構成となっています。

 ですので、この設定の公開は、異世界編についてのみ語ります。


 異世界は、私たちの世界地図に似ているようで、似てないような雰囲気です。

 太平洋は『黒い海』と呼ばれ、大西洋やインド洋などはありません。

 南北アメリカは、それぞれ位置は違いますがふたつに分断されて『北西大陸』や『南西大陸』と呼ばれ、『南央大陸』は、アフリカ大陸が大小さまざまな群島にわかれて出来た感じで存在しています。

 そのやや北北東側に『東南大陸』があり、オーストラリア大陸がもっと北方へ移動した形で存在します。その為、海が予想以上に広く、ユーラシア大陸をイメージした『中央大陸』は、インドを含み異世界で最大の大陸として鎮座しているのです。


 『北極大陸』と『南極大陸』の内、前者は魔王が治める国がありました。

 魔物が平和に暮らしていた国ですが、薪を拾い集める若いシロクマが人間に目撃されて以来、開拓熱に拍車がかかり、戦争という形へ発展していくことになったのです。

 現在の魔王は、話の分かる指導者です。

 軍部の掌握や支持者も多く、強固な体制を得ていますが反逆者も少なくはありません。

 この辺の話はもう少し先になるでしょうけど。



 伏線回収はどこかでしますので、暫くはお付き合いよろしくお願いします。


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