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ハイファンタジー・オンライン  作者: さんぜん円ねこ
幻の島、アヴァロン
2504/2509

風邪をひいたンゴー 4

 寝袋の中でずっと気になって、気になって、気に...

「おい、中で何、もぞもぞ...と」

 ボクの首根っこを掴んだAさんは、畑の作物でも引っこ抜くように。

 ずるっと剝いてきた。


 お臍の絆創膏がちょっとだけめくれてた。

「あー、もう。かさぶた好奇心で剥がす、わんぱくか?!」


「どうした?」

 修道女さんはボク用の絆創膏を片手に寄ってくる。

 張り替える?とか。

 吊るしとく?なんての話に代わってる。

「手癖が悪い」

 んー。

 ごもっとも。

「この()()()()、汚い手のままシモの方を触ろうとするし。患ってるときは熱でムラムラがクラクラと勘違いするっていうし」

 うんうん。

 修道女さんも頷いてて。

「Aさんもね」

 彼女に微笑まれて、今、この部隊で元気なふたりの顔が、ほっこり朱い。

「――ま、まあ、うむ。このちびっ子は隙あらば、足の指も嗅ごうとする。いや、からだ柔らかいなあとは思うけど。こんなに動き回る個体も珍しいと思って」

 う、ま、不味い。

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