2503/2508
風邪をひいたンゴー 3
簡易病室の床に転がらされた患者の数。
流行り病が一気に広がると、病床が足りなくなる自明だ。
ボクも転がってる躯と同じ。
いや、死んでないけど。
演出上、どてっ腹には大きな穴が開いたからなあ。
実際には空いてないけど、かすり傷は負ったからね。
その後の~
床に転がってるのは自業自得だ。
まず、
「あー!! こ、こらやめるんだぞ!!!」
A さんがすっ飛んできた。
彼女が来たのは、ボクが自分の臍のゴマを弄ってたから。
なんかさあ、これ気になると最後まで採掘したくなるんだよね。
「っ、だから穿った後に、指先の匂いを嗅ぐんじゃないぞ」
「えー」
えーじゃないぞって頭頂部を叩かれた。
で、今、ここなわけ。
穿って穿って穿りつくしたら、なんか血が出て。
腹が痛なったンゴ。




