表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイファンタジー・オンライン  作者: さんぜん円ねこ
陽炎戦記
2092/2357

謹賀新年 2025年1月1日を迎えました

 あけまして、おめでとうございます。

 昨年は(作成日:2024.12.29 現在)1年の総括、累計29万9638PVを獲得出来ました。

 1月~2月、4月と累計月記録を塗り替えるような、飛躍のある一面もあったんですけど。

 結局、話の切り替えるタイミングを失って。

 失速するような感じで。


 尻すぼんじゃったかんじでした。

 念願の2千話まで到達したんですけどね。

 書きたいことだけが、先走ってしまって。

 纏まりがなかったかも。


 これは反省です。


 3月からep.2038で公開した。

 “霧の向こう”を正式に始める予定で、準備中でして。

 それ以外にも、短編の純粋なファンタジーものも書く予定です。

 12~14話くらいで読み切れるものでして。


 発表できるようになったら、こっそり発信します。


 25年の目標は。

 24年の29万PVを越える事ですね!

 飽きられないよう頑張りますので、よろしくお願いします。




                            さんぜん円ねこ



 ボクは、司馬丸恵。

 もともと独り暮らしだったマンションも。

 ひとりじゃ確かに広すぎた。


 けど。

 親戚のハナ姉は義姉ってだけで。

 あ、いやいい。

 彼女みたいなタイプに、ひとり暮らしはハードルが高すぎる。

 社会に背を向けて、引き籠ってた人は。

 経済力も皆無だろう。


 何歩譲ればいいんだっけ。


 まあ。

 ボクも、ボクの名義の部屋じゃないし。

 借家みたいなもんだし。

「あー、風呂ーぉ、先に貰うよ~」

 今、十恵おねえさんが、ボクの背を横切った。

 洗面台にて無為に時間を潰してたボクの目に、たわわが横切った。

 司馬家の中で唯一の駄肉もち。

 母とよく似た顔立ちなのに、エロい身体を持て余してる女。

 叔母だ。


 前に問うたんだ「男、作らないの?」って。

 物凄く嫌そうな反応を見せつつ、

「マジか、姪っ子に家を追い出される日が来たってこと?! 嗚呼、なんて可哀そうなことでしょう」

 ムカつくいい方された。

 この叔母、マジ、苦手。

 ボクの下着で、小遣い稼いでたし。

 年齢詐称させられてたし。

 未成年だけどさ、幼女じゃねえし。

「このパンツ履いてみて?」

 今時、クマはねえよって履かされて、速攻売られた。

 いや、速攻で売れたとも言い換えるべきか。

 やべぇなあとも思ったが。



 親戚のハナ姉も。

 一族の中から見たら、なかなかの異端だと思う。

 ぺたんこか、出てるか極端しかいない一族だけどさ、ハナ姉のはレジェンド。

「うっし、頭、帽子セットよ~し! 胸、フード付き革ジャンよーし!! 腰、フィット感抜群のスリムジーンズよし!っと。準備万端ッ、エサ子待たせてるから先出るわ!!!!」

 ああ。

 すっげー弾んでる肉を見せつけられながら。

 ハナ姉は玄関へ。


 おっと。

 今日はみんなで初詣だっけか。

 常夏な陽気の人工島に、新年がやってきた――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ