謹賀新年 2025年1月1日を迎えました
あけまして、おめでとうございます。
昨年は(作成日:2024.12.29 現在)1年の総括、累計29万9638PVを獲得出来ました。
1月~2月、4月と累計月記録を塗り替えるような、飛躍のある一面もあったんですけど。
結局、話の切り替えるタイミングを失って。
失速するような感じで。
尻すぼんじゃったかんじでした。
念願の2千話まで到達したんですけどね。
書きたいことだけが、先走ってしまって。
纏まりがなかったかも。
これは反省です。
3月からep.2038で公開した。
“霧の向こう”を正式に始める予定で、準備中でして。
それ以外にも、短編の純粋なファンタジーものも書く予定です。
12~14話くらいで読み切れるものでして。
発表できるようになったら、こっそり発信します。
25年の目標は。
24年の29万PVを越える事ですね!
飽きられないよう頑張りますので、よろしくお願いします。
さんぜん円ねこ
ボクは、司馬丸恵。
もともと独り暮らしだったマンションも。
ひとりじゃ確かに広すぎた。
けど。
親戚のハナ姉は義姉ってだけで。
あ、いやいい。
彼女みたいなタイプに、ひとり暮らしはハードルが高すぎる。
社会に背を向けて、引き籠ってた人は。
経済力も皆無だろう。
何歩譲ればいいんだっけ。
まあ。
ボクも、ボクの名義の部屋じゃないし。
借家みたいなもんだし。
「あー、風呂ーぉ、先に貰うよ~」
今、十恵さんが、ボクの背を横切った。
洗面台にて無為に時間を潰してたボクの目に、たわわが横切った。
司馬家の中で唯一の駄肉もち。
母とよく似た顔立ちなのに、エロい身体を持て余してる女。
叔母だ。
前に問うたんだ「男、作らないの?」って。
物凄く嫌そうな反応を見せつつ、
「マジか、姪っ子に家を追い出される日が来たってこと?! 嗚呼、なんて可哀そうなことでしょう」
ムカつくいい方された。
この叔母、マジ、苦手。
ボクの下着で、小遣い稼いでたし。
年齢詐称させられてたし。
未成年だけどさ、幼女じゃねえし。
「このパンツ履いてみて?」
今時、クマはねえよって履かされて、速攻売られた。
いや、速攻で売れたとも言い換えるべきか。
やべぇなあとも思ったが。
◇
親戚のハナ姉も。
一族の中から見たら、なかなかの異端だと思う。
ぺたんこか、出てるか極端しかいない一族だけどさ、ハナ姉のはレジェンド。
「うっし、頭、帽子セットよ~し! 胸、フード付き革ジャンよーし!! 腰、フィット感抜群のスリムジーンズよし!っと。準備万端ッ、エサ子待たせてるから先出るわ!!!!」
ああ。
すっげー弾んでる肉を見せつけられながら。
ハナ姉は玄関へ。
おっと。
今日はみんなで初詣だっけか。
常夏な陽気の人工島に、新年がやってきた――。