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ハイファンタジー・オンライン  作者: さんぜん円ねこ
陽炎戦記
1229/2519

進撃のコシュマール、砲雷撃戦へ!!!

 1200トンだからって侮るなかれ。

 船体は小型なんだけど、載ってる搭載砲がエグイ。

 公式カタログを見ると1200トンは、東洋海軍所属近海警備隊ってのにある“バスコ”っていう軽駆逐艦らしい。

 実のところ、欧州では“フリゲート”っぽい艦種であるそうだ。

 大型化が主流なので、そういう見方もあるのだろうけど。

 対峙してるとわかる。


 当たんねえ。

 船のシルエットが小さすぎて、コシュマール自慢の139ミリ砲が当たらないんだわ。

 その癖、向こうの搭載砲は105ミリ単装砲で5門とくる。

 いや、当たっても水雷防御も加味した増加装甲分で、弾き飛ばしてるけど。

 当たりやすさがダンチの模様。

「これって」

 無表情だけど、窮屈らしく艦長席でモジモジするウナちゃんを見る。

 目が合うことはない。

「距離が縮まると厄介です」


「だよね」

 うん、ボクもそんな感じがした。

 魚雷はある。

 当たるかどうかってのは、近づく必要がある。

 でも、それって105ミリの有効弾にまで踏み込むことになるかも。

 こっちの139ミリは艦首だけで5門ある。

 1番砲塔が3連で、2番が連装の背負い式。

 艦首と艦尾にこの構成で、艦中央からやや後方向きに連装砲1基あるつくり。

 彼我の対比で敵艦が大型であれば、この12門斉射は強力であろうという話なんだけど。

「マル!!」

 5番の連装砲付近からハナ姉が叫んでた。

「水上器を上げろ!!!」

 偵察や観測目的の魔法士がある。

 装備は、フロート付き箒にハンドベルを持たせた、艦爆スタイル。

 換装させていないなら。

「分かった!」

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