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月ノ陰革命記  作者: 桜人
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【設定・登場人物紹介】


お初にお目にかかります、桜人と申します。


色々至らぬ点もあるかと存じますが、初投稿ですのでお手柔らかに願います。


どうぞ、よしなに。




今回は小説の設定とキャラ紹介です。


自己設定ばかりですので、少しは見やすくなるかと存じます。



【設定】



月ノ陰


我々の住む世界「日ノ本」の裏側の世界。

物ノ怪や(あやかし)、異形も日常。

時は、日ノ本で言う江戸時代から変わらない。

人間が妖を奴隷のように虐げ、格の高い妖や強い妖は妖ノ里に隠れ、革命の機会を伺っている。




(あやかし)(さと)


人間から逃れた妖、格上の妖、神格を持つ妖などが住む秘境。鏡花水月の美しさと謳われる様々な自然の趣があり、最も美しいのが長と常盤の庭。山奥であり、結界が張ってあるので人間は基本入れず、危うい時は妖が惑わすなどして徹底的に守ってある。




真名(まことな)


そのものの運命を左右する名前のこと。幾ら秀逸な名でも相性が合わなければ、そのものの生涯をつまらなくしてしまう事もある。優れた術師や妖、神力を持つものは、名付けの際に(まじな)いをかけてより名の効果を強くすることも出来る。





【登場人物紹介】


(あや)[真の名:(えにし)

妖として妖と共に妖ノ里で暮らす十五の少年。日照りや凶作が続いたある里で生贄として出された過去を持つ。

血を吸わせたような赤毛に望月色の目を持つ白皙の美少年。狐面を被り、長い髪を尾に見立てて腰辺りで留めてある。



(きょう)[真名:(よすが)

遊郭で飼われていた、まだ四十歳くらいの猫又(妖としての自我が芽生え始めた辺り)。朱と同時期に拾われた乳兄弟で、赤子の時から側に寄り添ってた。

亜麻色の長い髪を島田を解いた形に軽く結っていて、猫耳と尾は人型の時も基本出している。緑色の綺麗な猫目を持つ美少年。



常盤(ときわ)[真名:(ゆう)

二千年以上の時を過ごした九尾の天狐。藍下黒の、狐には珍しいが見事な毛並みを持つ。狐面は被っていない。紺碧の化粧を目尻や頬に施していて、額には牡丹の花鈿がある。杏、朱を拾った里親であり、仮名と真名をつけた名付け親。



撫子(なでしこ)[真名:(ふく)

常盤の家に住み着く座敷童子。朱と杏を育てた。いたずら好きでしょっちゅうちょっかいを出すが、常盤にはあまり仕掛けないし、目上には敬語を使う。泡が弾けるような笑い方をする。

墨色の髪とつぶらで大きな目の少女。



(だいだい)[真名:(どう)

後追い小僧の統括の童子。

あざとくて腹黒く、自分の魅力を分かって計算して行動する面が多々あるが、本性も素直で愛らしく、意外に意思表示がはっきりしている。

鳶色の癖毛に白い肌、蜜柑色の大きな目の幼子の姿。



(はな)[真名:(うた)

妖ノ里を流れる河の上流に住む河姫の少年。

気さくで大らかだが、気位は高い。橙と仲が良い。

髷だけを解いて島田に結った水色に輝く黒髪、水色の大きな目に白い肌と、女性のような容姿を持つ。




(さくら)(うめ)(もも)[真名:(かつ)(さく)(りょう)

鎌鼬の三つ子の童子。撫子を慕っていて良く蹴鞠をしている。明るくて朗らかな性格。

名前の色のさらさらの髪に若葉色の大きな目、そして三人とも同じ顔をしている。



琥珀(こはく)[真名:(おく)

震々の見目麗しい青年。加虐心旺盛で、特に屈強な男が臆しながら尚見苦しく強がる姿を見るのが好き。普段は何をするにも無気力。

水色のざんぎり髪に琥珀色の三白眼、白い肌を持つ。



(ゆかり)[真名:(しん)

花魁の格好をしたろくろ首。花街の太夫に扮して諜報部隊となっている。すれっからしに見えるが、面倒見がよく優しい。

桃がかった紫の髷を完全に解いた髪、目尻に朱をひいた青紫の目の美女。



(べに)[真名:(えみ)

町娘の格好をしたけらけら女。紫と同じく町の諜報部隊。実は生前町の娘で、酒に酔ったときの夜に響く笑い声があまりにも奇怪で恐ろしいので人々に噂され、不慮の事故で亡くなって魂が妖化し、生まれた。

島田髷に大きな黒い目の小町。



(みどり)[真名:(ひとみ)

百目鬼の少年。震々の目付け役で、しょっちゅう振り回されている苦労人。

黒のざんぎり髪に深い碧眼、体の彼方此方にある目立つ目に包帯を巻いている書生のような姿。



鴇羽(ときは)[真名:(そう)

蛇骨婆の一族の統括。様々な蛇を一度に操れるが、右手の青蛇、左手の赤蛇が朋友。

美しい白髪に灰色の優しそうに細い目の、上品な老婦人。



白緑(びゃくろく)[真名:(かく)

妖の(おさ)であり、最強の妖。変幻自在で掴み所がないため、自害でもない限り命は奪えない。

一纏めにした長い白髪、皺の寄った慈悲深い顔の美しい老爺。



若菜(わかな)[真名:(しゅ)

妖の三大重鎮の一人の河童。ぬらりひょんの馴染みであり、常盤より年を帯びた数少ない妖。

見た目は年の頃七、八の少女。緑色のおかっぱ頭に潤った皿、緑がかった白い肌、大きく深い水色の目を持ち、体の一部が鱗である。



(げん)[真名:(つばさ)

妖の三大重鎮の一人の鴉天狗。ぬらりひょんの馴染みであり、常盤より年を帯びた数少ない妖。

見た目はぬらりひょんに瓜二つの上品な老爺。長く放した白銀の髪、長い鰌髭と顎髭が特徴。



八塩(やしお)[真名:(おぬ)

妖の三大重鎮の一人の鬼神。ぬらりひょんの馴染みであり、常盤より年を帯びた数少ない妖。

見た目は二十七、八ほどの寡黙で無表情な美青年。黒く長い二本の角、鳥子色の柔らかい犬毛、深紅の三白眼を持つ。



(いずみ)[真名:(ゆう)

妖ノ里の近くの村に住んでいた女性。異端者扱いを受け村八分にされていた為、通りすがりの旅人などに薬草や薬を売って生活していた。

年は十八、九ほど。黒髪に少し日焼けした肌、海のように青い目を持つ。



(ひょう)[真名:けん

泉の子供。妖の血も混じっている上、その目の為、妖同等の扱いを受ける。

見た目は十三、四ほどの美青年。黒髪に白い肌、浅葱色の目を持つ。


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