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死んでしまった君の話  作者: 聴し色
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3

昨日が君の命日なんだね。

僕は未だになにが起こったのか理解が出来ていないよ。

ただ君の家を訪ねても誰も出てくれないし、君の携帯に連絡をしてもなに一つ返ってこない。

君はどこへ行ってしまったのだろう。

君が死んだことを受け入れられてないからかな。

昨日から涙が一粒も出ないんだ。

泣きたいのにね。泣けないんだよ。

ねぇ君の最後の顔を見たのはいつだったっけ?

笑っていた?泣いていた?怒っていた?

なんにも思い出せないんだ。




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