09
ふぅ~なんとかちょっとパロディあります
ある日授業終わりに先生から注意事項が告げられた。
「皆、最近学院付近で人攫いが出没してます。気を付けてね!」
ほうほう人攫いねぇ。まっオレが居るしアリスは大丈夫だろう。
と思っていました。
アリスは確かに大丈夫!
オレが拐われました。
あえてです。
あえて人攫い組織を壊滅させようと潜入する為です。
一時前
「クロハちゃんが拐われた」
勢いこんで寮の部屋に入ってきたシルフィに告げられた事はアリスには衝撃的であった。
それから皆で宛もなく探し回っているとオレが拐われた以上!
本体でアリスと話し位置を教えながら拐われているとアジトらしい古ぼけた洋館に到着そのまま地下牢へ
「なんだ、ソレは?」
「ダイナマイトの旦那。レア物の魔道具ですぜ!」
ゴリゴリマッチョのダイナマイトと呼ばれた男にオレを拐ったやつは、そう説明する。
俺は価値ある物と示すため手を振れば
ダイナマイトは「よくやった」と部下に告げた。
そのままオレは牢屋にブチ込まれた。
一方アリスには本体が付いて居るのでアジトを目指すただ、神器であるオレの事はなるべく秘匿すべき事なので単独で行動していた。
「タイミングを合わせよう少し待っててくれ」
逸るアリスを諌めるオレ。
―sideダウカスウサギ
オレは拐われた人がひしめく牢屋の中でクロハを探す。
「ダウカスちゃん!?」
「クロハ!」
「とりあえず監視の気が緩みそうな深夜帯に脱出するぞ」
「わかったわ」
割りとあっさり見つかった事にほっとしつつ
今後の事を打ち合わせる。
そして深夜
大砲位まで魔力を込めた魔力弾で牢をぶち破る。
轟音に慌てふためく賊達を尻目に囚われた人々を開放して行く
「落ち着け貴様ら」
ダイナマイトが統率を取り賊達を落ち着かせる声が足音と共に迫ってくる。
脱出口をつくんねーと
「もう一発。魔力弾!」
オレは壁から斜め上方向をぶち抜いて簡易トンネルを作った時にダイナマイトが現れた。
トンネルを背に待ち構えるオレ
「コレは貴様の仕業か」
「悪いか?」
「貴様っ!!! ふぅ~貴様をただ動くしか能のない魔道具と侮りアジトに入れたのが全ての過ちか・・・よかろう!私自ら始末を着ける!!!」
「マッスル団頭目ダイナマイト。いざっ尋常に」
そう言うとダイナマイトは衣服を引き千切り何も纏わぬ産まれたままの姿に・・・
「何やってんだてめぇ変態が!」
「なっ!変態だと!黙って見ていろ!」
「その粗末なもんを見せつけられてるんだよ」
俺の物言いも無視してダイナマイトは腰のチャンピオンベルトモドキに手を添える。
「装着!!」
『アー・ユー・レディ?』
「GO!!」
するとパンツが装着されただけだった!
「なんのギャグだ?」
「このベルトは神器マッスルミュージアム。己をひたすら強化していく権能だ!見た目で尚も侮るならそのまま死んでいけ!!」
神器だとぉ? 何処の神さんだぁ。
あんな悪ふざけの産物を下界に落としたのは〜
「フンッ!!フロントダブルバイセップス」
『OK!キレてる!キレてるよぉ!!』
ダイナマイトがポーズを取るとより一層魔力を纏う!
何だかマズい予感がして一撃で仕留めると攻撃に移るも・・・
「フンッ!遅い!バックダブルバイセップス」
『フゥゥーナイスバルク!!』
ガツッっ!!魔力刃が!
あまりの防御力に魔力刃が砕け切りつけた傷も浅い。
「フンッ!サイドチェストォ!」
『バリバリ♪』
驚き硬直してる間に更に強化を許してしまった。
「見たか感じたかこれがマッスルミュージアムの力だ!!」
「だがそんな格好はゴメンだ!」
「減らず口を…そのまま最期まで侮ったまま死んでゆけっ!!」
ダイナマイトの攻撃を何とかいなすも
「なっ!」
纏った魔力がゴリゴリ削がれていき
「死ねぇ!!!」
「「お前がな!!」」
ダイナマイトを爆風が襲う!
「ダウカス!」
「「おぉ〜間に合った間に合ったウサギボディを失わずに済んだぜ」」
「何者だ?」
アリスの攻撃魔法を受けてもピンピンしているダイナマイトが問う。
「「俺だよ俺」」
「なんと!今まで相手にしていたのは傀儡か?」
「「説明がめんどくせー!お前を倒す者だ」」
「とするとその娘は」
「「主だ!」」
「友達だもん!」
「まあいい!マッスルミュージアムの前では無意味だ」
だが俺達には対策がある!
「「アリス2倍だ!」」
「うん!」
「「「フレイムランス!!!」」」
「フンッ!効かん!」
「「4倍だぁ!!!」」
そう潤沢な魔力を持っているのだ!
アリスが!!
「うぐっ!」
「「8倍だぁぁあ!!!」」
「グァァァ!」
流石に8倍でなら倒せたか・・・
「ダイナマイトの旦那がやられた〜」
「嘘だろ!?ダイナマイト」
「立って」「立てや」
「「「ダイナマイトォー」」」
ダイナマイトは力を振り絞り立ち上がらんとする。
「ハァハァッ!まだだ!まだ…限界の更にむk「アリス〜怖かったよ〜」パタッ」
最後はクロハに踏まれ・・・トドメを持ってかれた
下っ端共がなんとも言えない表情でこちらを見てくる。
えっ?何この空気。
偉大な英雄が簡単に殺られちゃった感?
声援で復活フラグを不注意で折っちゃった感?
何だか居た堪れなくなって来たぜ。
「アースジェイル」「スタン」
「「「「あんぎゃぁぁ」」」」
「うん。これで一件落着。お疲れ様ダウカス。」
そんでウチの御主人は肝っ玉が太ぇ。
大体書きたかった事は書けました。
元々構想集に載せてた設定を、こっちに移植しました。神器マッスルミュージアムは絶対入れたかった感じです。




