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逆さ虹の森とはじめてのゆきの花  作者: くすだゆの
5/11

大きな黄色の



 声は後ろから追ってきます。


 「待ってくれ」


 「いやだ、僕食べられちゃうよ」


 「食べないよ」


 「だって、君はオオカミなんだから」


 「俺はオオカミじゃないよ。だから止まってくれ」


 二匹の追いかけっこは続きます。


 「うそだ。大きい口に鋭い牙があるよ」


 「たしかにそうだが、オオカミは何色だ?」


 クックは考えました。


 「茶色だ」


 「じゃあ、俺は何色だ?」


 クックは気になって後ろを振り返ります。


 「あっ、わかった黄色」


 大きな黄色のモフモフした尻尾が揺れていました。


 「そうだ、だから俺はオオカミじゃない。キツネのページだ」


 「本当に?」


 クックはこわごわ聞き返します。


 「ああ、ここは根っこ広場だろ?うそをつくと根っこに捕まるだろう」


 「ああ、そうか。ごめんね、キツネさん」


 「ページでいい。それよりそんなに急いでどこに行くんだ?」


 「ドングリ池に願いをかなえに行くんだよ」


 クックは得意げに自慢しました。





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