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5.地理


読者にとっては物語を構成する最低限の知識さえあれば問題なく読み進めることができるが、筆者にとってもそうだとは限らない。物語の舞台となる世界を事前に考えておくことで、もし物語の続きを書きたい、スピンオフを書きたい、となったときに既にある世界に新たな場所を用意すると今まで描いてきた物語の矛盾や不都合が生じる可能性がある。リアリティを求めるならば、物語があるからその場所を用意するのではなく、場所や環境それら様々な要因があって物語が生まれるのだ。例えると、様々な要因が土、物語がその土から育った作物と言えば分かり易いだろうか。

今回は物語の地理作りについて話していきたいと思う。



地球、それは様々な要因から形作られており、私の小さな脳味噌では全てを理解しようとすること自体が愚かと言えよう。しかし、物語を作る上で舞台となる土地を考えないことにはリアリティの追求という私の目標が霞んでしまうことも事実だ。とはいえ、そのような些細なことにこだわる人も少ないだろう。私はできるだけ勉強しながら書こうと思ってはいるが、知識不足な点が多々あると思う。間違いがあった時はやさしい気持ちで指摘していただければありがたい。


様々な国を描こうとすれば、比例して広い地域の環境を考えなくてはいけなくなる。「ここにはドワーフがいるから山にしよう。ここはエルフがいるから森にしよう」と安易に描いてしまえばどれほど楽だろう。上述のように、リアリティを追求するならば「ドワーフがいるから山」ではなく、「山があるからドワーフがいる」なのだ。その山もただの山であってはならない。「貴重な鉱石が取れる山」だからこそ条件が悪くともその場所に住もうとする人々がいるのだ。好きで命の危険がある活火山に住もうとする人間はいない。いるとしたら精霊か何かだろう(まぁ亜人種を精霊と捉える場合もあるらしいから間違ってはいないが)。

更に遡ると山はどのようにして形成されるのだろうか。地表に吹き出した溶岩が積み重なって、大陸同士が衝突して、地層が褶曲して、これ以外にもいくつかあるらしい。また、山から取れる鉱石は山の形成の仕方によって変わるのでは無いかと思っているのだが、良い資料が見当たらない…。残念ながら私が山に関して書けるのはこれくらいだ。


古代において川は文明を築くために必要不可欠なものだった。有名な四大文明も全て川の周辺で作られたのだ。なぜ川がそれだけ重要かというと、川周辺の土地は豊富な養分を含み、作物が作りやすいからだ。作物が作りやすいということはその地域で多くの人間が生活できるということである。

では川がどのように作られるのであろうか。始まりは海である。海上の大気中に含まれる水蒸気が雲を作り、雨を地上に降らせる。そうすると水分を含んだ土から水が溢れるようになり、位置エネルギーによって下へ下へと流れ出す。また、土の中にある岩や砂の中にたまり、地下水となり、時間をかけて地上に湧き出てくる。水が流れる道が自然と一本化されていき、大きな川となっていく。といった感じだろうか。ネットで簡単に調べただけなので少し不安ではあるが、おそらく大体はこんな感じだろう。こうしてみると物語で川を作る条件はあまり無いと思われる。「川の周りに人は集まる」という部分を理解していれば十分では無いだろうか。


結局のところ、地理についてはあまり気にしなくても良さそうだ。そもそも我々は地球の地理しか実例がない。つまり、空想世界の多少の地理学的間違いを指摘できる読者はあまりいないだろう(と言ったらこれまでのリアリティ談義が無に帰する気もするが)。物語を描く上である程度の勉強は必要ではあるが、勉強に時間を取られすぎるのも問題となる。リアリティを追求するとは言え、あくまでファンタジー、フィクションを描くのだ。ここで二の足を踏んでいては何も生まれない。(と2日間考えてきて思った)


これで今の所私が考えていることは全て書いた(と思う)。物語のだいたいのロケーションは固まっているが、誰視点で物語を進めて行こうか迷っている。上記のような私の話の作り方だと、物語はできるが、誰を登場させるかという部分が曖昧なものとなってしまう。これは私の作り方の問題点でもある。これをどのように克服するかによって、物語の面白さが変わってくるだろう。


まぁ別に待ってくれている方なんていないと思うが…しばしお待ちくだされ。


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