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詩片

碧落

作者: 潮風詩央

見えない未来が遠くて

まるで青空のようだねと

君は柔らかな笑顔で

風にささやいた


雨が上がれば

新しい季節が始まる

時の流れ 巡り合わせ

僕は愛をしたよ


懐かしい

懐かしい

どこまでも

夏香しい


思い出が

海の様に

押し寄せて

引いていく


消えない光が瞬き

まるで星空のようだねと

君の瞳を見つめて

そっと口つけた


夜が明ければ

二人だけの日々が終わる

星の流れ 天の川で

いつか涙したよ


恥ずかしい

恥ずかしい

好きすぎて

蓮香しい


思い出が

月の夜に

昇っては

更けていく


懐かしい   懐かしい

懐かしい   懐かしい

思い出が   押し寄せて

海の様に   引いていく


懐かしい

懐かしい

どこまでも

夏香しい


見えない未来が広くて

まるで大空のようだねと

君は暖かな笑顔で

僕にささやいた

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして。ひな月雨音と言います。 【碧落】拝読させて頂きました。 とっても素敵な詩ですね。 自分も詩を綴っているので、潮風さんのような言葉を紡げるように頑張ります。 ありがとうご…
[一言] ∞の大空に想いを馳せる 彼女の笑顔がきれいでした。 よい香りがしました。
[一言] 夏香しい 蓮香しい これには感銘を受けました。 擬人化された夏、すてきなアイデアです。『碧落』というタイトルも魅力的でした。
2017/07/09 17:42 退会済み
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