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闇の剣  作者: 野風 月子
7/9

佳奈は中学生活を、巫女と少林寺拳法に費やした。

友だちはいても遊ぶ時間はなく、ひたすらに自らの肉体を磨き続けた。

やがて佳奈は中学を卒業し、高校生になって一ヶ月が過ぎた。

クロとの連携も形を成してきて、彼女も自身の血董の性質がよく分かってきた。

佳奈は未だ魔族祓いが苦手ではあるが、巫女として生まれたからには仕方ないと思うようにもなってきた。

「行ってきます。」

今日も祖父母に見送られ、佳奈はクロと共に家を出た。

良く晴れた5月の気温は少し高く、真っ黒なセーラー服が熱を吸っているのが微かながらに分かる。

夏は白い色のものになるとはいえ、6月中旬まではこの黒で通わなければならない。

去年よりも熱くなりそうだと思いながら、バス停までの道を急いだ。

バスに乗ると少し涼しいくらいの空調が利いていて、佳奈の膝の上のクロも少し心地よさげにウトウトとしだした。

バスに乗って15分の松俣駅で電車に乗り30分。

江渡崎駅から歩いて10分、商店街を抜けた住宅街の中にある高校。

埼玉県立春徳高校、通称春高が佳奈の通う学校だ。

学校で一番有名なものと言えば、おそらく公立高校には珍しい女子高であることだろう。

佳奈はこの高校で新体操部に所属している。

得意な種目は床で、高校から始めたとは思えない上達ぶりを見せていた。

佳奈自身はスポーツが好きなわけではないが、これは巫女として活動するうえで怪我を予防する為である。

また中学から続けている少林寺拳法も少拳士二段を持っているが、これもまた接近戦となった場合の戦い方として習っている。

朝の練習にはかなり早く江渡崎駅に着いてしまった。

佳奈は外にいるには暑いと思い、早めに学校に入ることにした。

教室に勉強道具などを置いて少し涼んでから部活に向かおうと思ったのだ。

駅から商店街を抜け、住宅街に入る。

少し暑そうなクロに声を掛けながら、佳奈はまっすぐに学校を目指していた。

ふとクロの気配を感じなくなり振り返ると、ずっと前の角で立ち止まったまま少し上の辺りをきょろきょろと見回している。

「クロ、どうかしたの?」

駆け寄った佳奈に答えることなく、クロはまだ上を見上げていた。

そして一層鋭い目つきになると、ある一点を睨んで小さく唸り声をあげた。

クロの目線の先には一本の電柱があり、その上に真っ黒なフード付きのトレンチコートを着ている女性がいた。

彼女の左上を少し小さな(からす)が飛んでいる。

その女性を目に捉えた瞬間、彼女は佳奈の目の前に迫っていた。

フードで顔は見えないが、薄い茶色の髪がフードの陰から覗いている。

佳奈は反射的に後ろに跳び、危うく自動販売機にぶつかりそうになった。

「あら、一応巫女なだけはあるようね。」

少し低めの女性の声からは、恨みの感情を容易に感じ取ることができた。

すぐに足元にクロが跳んできて、再び女性に鋭い視線を向けた。

「お前は巫女だろう。

何故私の巫女に手をかける?

巫女同士が争うても何にもならんではないか!」

低く叫んだクロを横目で見、彼女は右足を出して佳奈の前に身を乗り出した。

「お前は本当に最底辺の巫女だ。

私とお前が同じ巫女などと、とてもじゃないが許し難い事実だね。

さっさとお遊びは辞めてしまいな、お嬢さん。

私、お前みたいに半端な気持ちでやってる奴が一番嫌いなんだ。」

その言葉を聞いて飛びかかろうと身構えたクロを、佳奈は静かに手で制した。

「私は半端な気持ちなんかで巫女をやっていません。

何か誤解があるようなのでちゃんと話をさせてください。」

そう言うと、佳奈は立ち上がりスカートの埃を払った。

佳奈が全く動じない様子に苛立ったように女性は舌打ちをし、彼女の後ろに見える山を指さした。

「あそこに大きな洞窟がある。

その前で待ってるから、絶対来なさいよ。」

女性は傍らで飛んでいた烏に触れた。

烏は大きなヤタガラスに姿を変え、女性を背に乗せて飛び去ってしまった。

佳奈もクロからポンチョを受け取った。

短剣はいつでも抜けるようにと右足の太ももにベルトで着けている。

制服の下にはいつでも巫女として動けるようにと、巫女の衣装を身に着けている。

彼女はすぐに制服を脱ぎ鞄にしまった。

既に白狐に姿を変えていたクロにまたがり、遠い山―両親が亡くなって以来訪れることのなかった丘の洞窟を目指した。


楠の大木は未だ健在で、その下にクロは降り立った。

二人とも少し懐かしい気持ちになったのを押し隠し、すぐに洞窟に向けて駆けだした。

女性は既に洞窟の前に立っていた。

佳奈の姿を見つけると洞窟の中へと入っていく。

彼女の後を追い、佳奈もゆっくりと入っていった。

あれから既に10年の年月が流れ、洞窟には苔があちらこちらに生えていた。

洞窟の一番奥、あの事件の時に壊れた祭壇の前に女性は腕を組んで立っていた。

既に殆ど消えてしまった魔法陣の縁に立ち、彼女に向き直る。

「血董を出しなさい。」

佳奈は首を振る。

女性は苛立たしそうにコートの裾をはためかせた。

左足の太ももについた袋の中から何かを取り出し、足の血を吸わせていく。

それは弓だった。

右の人差し指を噛み切り弓に這わせると、血で出来た真っ赤な矢が現れる。

「これでもまだ、血董を使わないつもり?」

烏は壊れた祭壇の柱に止まって二人を眺めている。

佳奈は小さく頷き、フードを脱いだ。

それは佳奈に戦意がないときにする行動で、クロはひとまず二人を見守ることにした。

女は更に苛立ちを募らせ、鋭い矢を佳奈に一発放つと同時に佳奈に接近した。


洞窟の中で、女性はただひたすらに佳奈を攻撃し続ける。

一方の佳奈はただ避けるばかりで傷が増えていく。

クロは烏の足元に座りながら二人を見ていた。

クロ自身にも佳奈の考えていることなど分からない。

それでも彼女は頑固だし、何よりいつもクロは彼女の考え方や感じることに驚かされてばかりなのだ。

生まれた時の記憶など昔すぎて覚えてなどいないが、いつしか固まってしまっていたクロの全てを崩してくれているような感覚でいた。

クロは自分の上に止まる烏をちらりと見やり、また彼女たちに目を向けた。

「どうして・・・!」

息が切れているのにも関わらず、女性は一向に攻撃を止めない。

「どうして・・・血董を抜かないの・・・!」

苦しい息の中彼女はそう叫び、涙を流し始めた。

それでもなお、全く攻撃の手を緩めることなく佳奈に傷を負わせていく。

遂に女性の放った一撃を避け、よろめいて膝をついた佳奈の前に女性が立った。

佳奈自身ももう限界だと言えるほどに息を切らせている。

「どうして戦わないのよ・・・!」

女性は佳奈の前に泣き崩れた。

その拍子にフードが脱げて、美しい赤茶色の髪が佳奈の前に広がった。

背の半分ほどの長い髪に、血色のいい肌色の肌がよく映える。

右耳に淡い青色のイヤリングが揺れているのが見えた。

「どうして血董を抜いてくれないの、この人殺し!!!!!」

そう叫ぶ女性の声には憎しみ以外の音は見つからない。

「悠人を、私の大切な恋人を殺して、おまけにハク様を式神にするだなんて・・・!」

佳奈ははっとした。

忘れもしないその名前。

佳奈を助け、佳奈に血董を引き継いだ前任者の男だ。

「お前が、お前がこの洞窟にさえ入らなければ・・・!」

そう言って握りしめた両手の拳を、力なく佳奈の胸に叩き付ける。

「ごめんなさい。」

佳奈にはこの言葉しか彼女にかけられるものが思いつかなかった。

女性はひとしきり泣くと、彼女の体を支えていた佳奈の手を振り払い立ち上がった。

悠人が死に至った場所に座り込む。

「私、あの日この洞窟にいたのよ。」

彼女は静かに口を開いた。

その手は地を愛おしそうに撫でている。

「あの日、私は彼と共にこの洞窟に来た。

けれどこの洞窟は巫女が入ってはならない場所。

悠人は私を守る為に一人で入って、戦って死んだ。

ここは長い間、強大な力を持つ魔物を封じ込めていたの。

もう何百年も前の話だそうだけど、その時代この土地を守っていた“ハク”という名前の大きな白狐がいたらしいわ。

その下で巫女たちは戦い、ハク様と共に土地を守っていた。

ある時、強大な力を持った魔物が現れ、人々を喰っていくようになったの。

貴女の両親のように砂に変えてね。

巫女たちは戦ったけれど、とても敵うような相手じゃなかった。

何とかして魔物から体を奪うことは出来たのだけれど、奴を封じるには体を奪うだけじゃ足りなかった。

そこでハク様はこの土地を守る為、自らの体を魔物に差し出し共にこの洞窟に封じ込めさせたの。

そのハク様が安らかに眠っていただけるようにと作られたのがその祭壇で、魔物を封じるために巨大な魔法陣を書き、誰にも立ち入れないように洞窟を結界で隠した。

巫女たちには見えるからと、代々この場所に近づくのは毎年巫女の総長となられた方とその12眷属の巫女様達が、草木が芽吹く頃にハク様に祈祷を捧げ魔法陣を書き直す儀式のみとされてきた。

ところが巫女が周りにおらず関係なかったはずの貴女には巫女の血が流れていて、この場所に気づいてしまった。

おまけに自らが魔法陣の魔力の道筋に立ち滞らせ、一般人である両親を引き入れたが為に今まで眠っていた魔物は目覚め、ハク様は体を失った。

貴女がこの洞窟に入らなければ魔物が目覚めることも、悠人が戦って死ぬことも、あなたの両親が喰われて死ぬことも、ハク様の体が奪われることもなかった。

それだけじゃないわ。

魔物が一時的とはいえ蘇ったことに感化され、他の魔物たちもこの土地に集まるようになったし、霊族たちが魔族化する頻度も上がった。

今まで巫女の皆が貴女を探していたわ、魔物を解放した挙句ハク様を式神にした不届き者としてね。

ところがここ数年、私たち巫女が向かっている途中で魔物が祓われることが相次いで起こるようになった。

余程霊感が強いか式神が強いかでなければ、そんなに早く魔族を察知することなど出来ないわ。

やがてそれがまだ小さな少女、つまり貴女であることが発覚した。

目撃者が現れたの。

貴女が祓い終わったちょうどその時に、その場に到着した巫女が。

彼が言うには貴女にそれほど強い霊感は感じなかった。

つまりそれだけ式神が強いということ。

この辺りで一番強い式神、それはハク様しかいないわ。

私必死で探したわ、悠人の(かたき)だもの。

そして昨日、ようやく見つけたわ。

だから会いに来たのよ。

貴女を殺せばハク様は式神から解放され、元の守り神様にお戻りになることが出来る。」

クロ―守り神だったハクは静かに目を逸らした。

佳奈はすっきりしたような、それでいて何処にも向けようのない怒りと恐怖を感じていた。

ようやく繋がった、彼女は思った。

中学生の頃、初めて救えなかったあの日、魔物が言っていた事の真相が、ようやく彼女の中で繋がったのだ。

雨虎という魔物、それと寝ていたと言われたクロ・・・。

ずっと絡まってほどけなかった糸が、佳奈の中でほどけていくのが分かった。

女性がしっかりとした足取りで佳奈に近づいていく。

クロは一度強く目を閉じ、再び開くと彼女と茫然とした佳奈の前に立ち塞がった。

「止めろ、舞。」

弓を振り上げた女性―舞にハクは静かに声をかけた。

「私は長い間あの魔物と眠り続けていた。

毎年来る巫女たちを見るくらいしか楽しみもなく、私の体も正直限界まで来ていた。

だが封じられた私には忠告することなど出来ず、このまま魔物となってしまうのかと絶望していたのだ。

そんな時に佳奈は現れ、私を解放してくれた。

彼女の両親は魔物に喰われてしまったが、それは私が悠人の来るまで耐えられなかったからで私の責任だ。

私の中にいたまま悠人に斬らせていれば、きっと彼も死ぬことなく祓うことが出来たろう。

だが私は耐えられず佳奈の両親にも、悠人にも、手を出させてしまった。

あの場に居合わせた私には確かに式神になる義務が発生して、佳奈が私を支配下に置いた形にはなるが、神だった私には拒否権も存在した。

それでも私は式神になることを選んだ。

理由は私のせいで発生する魔物たちを自らの手で排除して片を付けるため。

そして・・・。」

ハクは佳奈を振り返った。

涙が滝のように溢れ出ているのを拭うことも出来ず、ただ茫然と舞を見上げる佳奈を、舞もまたハクと共に見やる。

「そして、私を助けてくれた佳奈を守る為だ。」

ハクの言葉に、舞は弓を下し、力なく座り込んでしまった。

舞自身も分かっていたのだ、あの事件がどうしようもなかったことを。

けれど誰かを責めなければあの場で自分が助けられなかったことも、悠人ではなく自分が死ななかったことも、彼女は納得出来ていない怒りを処理出来ずにいたのだ。

ハクにとっての佳奈は恩人であり、佳奈にとってはハクとの出会いが生きる希望を与えてくれるものだった。

舞にもそれは分かっていた。

彼女自身がまた、見ず知らずの人間から巫女を引き継いだ身だったからだ。

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・。」

虚ろに涙を流しながら謝り続ける佳奈を、舞は静かに、だがとても強く抱きしめた。

「私こそごめんなさい・・・貴女が悪くないのは分かっていたのに、それでも八つ当たりしてしまった・・・。

本当にごめんなさい。」

舞の涙が佳奈の頬を伝い、佳奈もまた舞を抱きしめた。

抱き合ったまま静かに泣き続ける二人を、ハクは穏やかな顔で見守っていた。

彼の横に舞の烏が降り立ち、地面に腹を付けた。

「ハク様、舞が無礼を働きまして申し訳ございません。」

ハクは烏をちらりと見やり、また二人に視線を戻した。

「構わん。

お前さんも色々苦労しているのだろう、夜市(やいち)

私のことは気にするでない。

何より、今の私は“ハク”という名ではないのだ。

これからは“クロ”と呼べ。」

夜市と呼ばれた烏は目を細め、すっくと立ちあがった。

「ではクロ殿、私からも一つ。」

首を傾げ見上げたクロに、烏はニヤリとして見せた。

「私は夜市ではなく、ユウリです。」

烏は舞の肩に飛んでいき、耳元で何かを囁いた。

舞は自らの涙と佳奈の涙を拭う。

「佳奈ちゃん、魔族が出たらしいわ。

巫女の使命を果たしに行かなきゃいけない。

佳奈ちゃんがまた成長したら会いに来るわ。

それまでお互いに生き延びるのよ、悠人の分まで。」

まだ茫然としている佳奈の頭を優しく撫で、舞は肩から飛び立ったユウリに触れた。

その手に答えるように、ユウリがヤタガラスの姿になると、舞はその背に飛び乗ってユウリと共に飛び去ってしまった。

あとに残されたのは少しだけ正気を戻した佳奈と、それを少し離れて見つめるクロだけだった。

佳奈の目の前にユウリの黒く大きな羽が一枚、ゆっくりと舞い落ちた。


朝練習に出るのは無理そうだ。

佳奈はそうぼんやりとした脳で判断し、部長の千草にメールを送った。

再び駅前に戻り、ファーストフード店でジュースを買って、一番奥の席に着いた。

クロが向かいの席で空調の風に尾を揺らしている。

佳奈の頭の中で、未だ舞から聞いた話は整理されずにいた。

まるで大きな岩が頭の中にあるかのようで、とても重くて首が痛い。

悠人に彼女がいたこと、クロがハクという守り神だったこと、自分が洞窟に入ったせいで両親を巻き込んでしまったこと。

全て知らなかった事実で、クロも話すことのなかった話だ。

佳奈は目の前のケット・シーに目を向けた。

黒猫に似たその姿は、たしかにあの大狐が本来の姿とは連想できない。

何も知らない佳奈が、クロに猫と呼びかけたからだ。

クロが巫女に様づけで呼ばれるほど偉く、強く、そして気高い神様だったことが、佳奈にとっては一番のショックだったのかもしれない。

いや、今の彼女には聞いた話を整理する方法も力もなかった。

どれが一番ショックかとか、そういう以前の問題なのだ。

もう帰りたい、そしてゆっくりと眠りたい。

今の佳奈はその思いで一杯だった。

佳奈が巫女だと知る前で、両親もまだ生きていた時に戻れたらどれだけいいだろう。

この使命も、クロの姿も、祖父母と暮らしていることも、全て長い長い夢だったら。

佳奈にはそう考えずにはいられなかった。

不思議の国に迷い込んでしまったような感覚と、そこから抜け出たいと思う気持ちが相まって、彼女は水滴の流れ落ちるカップを見ながら机に頬をくっつけた。

もう血董など捨ててしまおう。

巫女の血があっても、それが人を殺すことに繋がったのならばもう要らない。

今まで魔族化してしまった動族を何人も葬ってきた。

その悲しみと辛さを佳奈は耐えてきた。

彼女がやらなければ他の動族にも霊族にも危害が及ぶからだ。

彼女にとって血董は重圧であり、また存在意義にもなっていた。

巫女で血董を受け継いだ以上、自分には皆を守る使命があり、その為には自分勝手で斬らないという選択肢などないと思っていたからだ。

けれど今日、初めて会った舞は佳奈と同じ巫女で、かつ悠人の恋人だった。

舞の話によれば他にも多くの血董継承者がいることになる。

悠人の死の原因を作った上、佳奈がやらなくても他にやる者がいるのならば、佳奈が血董を使う必要はないではないか。

佳奈はスカートの下に手を入れ、ベルトを外した。

短剣をケースごと机に置く。

毛づくろいをしていたクロは、その姿を見てはっと顔を上げた。

「私、もう血董を使わない。」

そう一言だけ言うと、佳奈は両腕で庇うように頭を覆ってしまった。



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