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◆3.ギルド査定 ―
ギルドに入ると、受付嬢は荷車を確認して首を傾げた。
「……素材はどちらに?」
悠斗は短く言う。
「収納」
その一言で、
床に広い影が生まれ、
影喰い熊の毛皮が静かに現れた。
続けて影胆、肉の部位、牙、爪まで。
一つひとつ、丁寧に並べていく。
受付嬢と査定員が驚きで固まった。
「……素材が、傷んでいない……?
血の温度まで“狩った直後”と変わらない……」
悠斗は軽く頷く。
「保存機能があるみたいです」
査定は時間をかけて行われ、
素材を一つずつ銀盆に移す音だけが部屋に響いた。
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### ◆査定結果(通貨調整版)
◇ 影喰い熊の毛皮(最高等級)
**金貨4枚**
◇ 影胆(高級魔導素材)
**金貨1枚・銀貨20枚**
◇ 部位肉(高鮮度)
**銀貨30枚**
◇ 牙・爪
**銀貨10枚**
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### ◆合計
**金貨5枚・銀貨60枚**
受付嬢は金袋を慎重に差し出し、
「……どうか、命を大切に。
これは命を賭して得た対価です」
千紗は袋を手に取り、
金貨の重みを感じた瞬間――胸がつまった。
「……重いね。命ひとつ分みたい……」
悠斗はその言葉に静かに頷いた。
「三人で分けよう。……皆の命で勝ち取ったものだから」
リーネは深く息を吐き、目を閉じた。
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