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余命宣告されたけど幼馴染と……  作者: コロンダ達磨
**◆ 第四章 ― 風の街の、二人の暮らし**
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**●9、 同じ部屋の“寝起き” ― ゆっくり近づく距離**

 薄明るい朝の光が、窓越しに差し込んでくる。

 鳥の鳴き声より先に、千紗はまぶたを揺らした。


 ふわり、と甘い匂い。

 横を向くと、寝台のすぐ近くに悠斗の寝顔があった。


(……近い。え、近い近い……)


 顔の距離は、昨夜より確実に縮まっている。

 お互い無意識のうちに、寝ている間に寄ってしまったのだろう。


 千紗はゆっくり息を吸い、小さく囁く。


「……おはよう、悠斗」


 その声に反応するように、悠斗が薄く目を開けた。

 寝起きのぼんやりした顔が、妙に無防備で優しい。


「千紗……近くないか……?」

「えっ……その……ち、近いよね……」


 二人とも顔が一気に赤くなる。


 毛布を直そうとする千紗の手が、悠斗の指に触れた瞬間――

 ふたりとも、動きを止めた。


「……ごめ、起こしちゃった」

「いいよ。千紗の声なら……」


 最後の言葉は小さくて、千紗の心臓が跳ねる。



この作品はAI70%、作者30%で書きました。

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