■ **5.儀式の光と、二人の心の鼓動**
受付嬢が詠唱を始めると、
手元の水晶が淡い光を放った。
二人の手の甲が温かくなる。
脈が身体の外側まで伝わるような感覚。
千紗の心臓は激しく打ち、
悠斗の鼓動が近くで響く。
(――ずっと一緒だった。
生まれ変わっても、こうして隣にいる)
千紗は目を閉じて願った。
(悠斗と一緒に、生きたい)
光が収まり、
二人の手に同じ紋様が刻まれる。
悠斗はその紋様を見つめて、静かに呟いた。
「……まるで“結ぶ”みたいだな。
俺たちが……この世界で、ちゃんと隣同士になるように」
千紗は顔を赤くし、泣き笑いで答えた。
「うん……。ずっと、隣にいたい……」
その夜、二人は自分たちの手の甲の紋様を何度も見ては、
互いが生きていることを確かめ合った。
周囲の冒険者たちがざわつく。
「対の加護……? 本物か?」
「いやいや、伝説じゃねぇか……?」
千紗は戸惑い、
悠斗は静かに息を整える。
「俺たち……二人で、前に進みたいんです。
だから、冒険者に」
受付は深々と頷き、二人にギルドカードを渡した。
最下位ランク――
しかしカードは微かに金色の光を宿していた。
「あなた方はきっと……この街に、新しい風を吹かせます」
千紗はカードを胸に当て、
悠斗と目を合わせる。
「……頑張ろうね、悠斗」
「あぁ。二人なら、きっと大丈夫だ」
ギルドの扉から差し込む朝の光が、
二人をまっすぐ照らしていた。
この作品はAI70%、作者30%で書きました。
感想とか頂ければ励みになります。




