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第七十七話 ◆ 変わり始めた空気
数日が過ぎる。
依頼は、切れなかった。
掲示板に貼られる紙の内容が、少しずつ変わる。
「経験者向け」
「中層相当」
「少数精鋭希望」
名前が書かれることはない。
だが、**三人で来る前提の依頼**が増えていた。
受付のライリーは、書類を差し出しながら、ほんの一瞬だけ千紗を見る。
視線は丁寧で、探るようではない。
「……治癒役がいる前提の内容です」
千紗は小さく頷いた。
「……できます」
その一言が、
周囲に静かな波紋を広げる。
市場を歩いていると、
声が掛かるようになった。
「……あの神官……」
「……噂の……」
千紗は、気づかないふりをする。
視線を下げ、歩調を保つ。
悠斗は、半歩前を歩く。
自然な位置取りだ。
ある露店の前で、
年配の商人が言った。
「……あんたら……
腕があるな……」
それ以上は、聞かない。
それで十分だった。
この作品はAI40%、筆者60%で書きました。
原案100%筆者。
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