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第七十二話 ◆ 装備を整える
鍛冶屋の中は、鉄と油の匂いが混じっている。
壁に掛けられた剣の刃が、控えめに光を返していた。
悠斗は一本一本を手に取り、重さを確かめる。
振り回さない。
ただ、握る。
選んだ剣は、以前より軽く、だが芯がある。
振り抜いたとき、力が逃げない。
銀貨が袋から減っていく音がした。
だが、不思議と不安はなかった。
「……これで……」
悠斗が呟く。
「……うん」
千紗は短く答えた。
千紗自身も、新しい装備を揃えていた。
魔力の流れを妨げない布、動きを阻害しない裁断。
治癒と結界を両立するための装備だ。
この作品はAI40%、筆者60%で書きました。
原案100%筆者。
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