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■ 6. 反撃――リーネの“渾身の一矢”
悠斗はまだ動けない。
千紗は全魔力で結界と治癒を同時維持。
残されているのは——
リーネの弓のみ。
「二人を……守るのは……私だって……できる……!!」
リーネの手が震えながら矢を番える。
息を吸い、
心臓の鼓動を落とし込む。
「……当たれぇぇぇ!!」
——矢が放たれた。
矢は紫の結界の光を反射して軌道がわずかに変化し、
ベアの口腔奥、柔らかい粘膜に突き刺さった。
ズドンッ!!
ベアが咆哮を上げ、
暴れ狂う。
血と瘴気を吐き散らしながら倒れた。
静寂。
洞窟の天井から、ぽたり……と水滴が落ちる音だけが響く。
この作品はAI70%、作者30%で書きました。
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