異世界へ
全然大丈夫ではなかった。
男の状態でも乳首をいじれば多少は感じる。
だがその比ではなかった。
全身の感覚がこのてっぺんに集中してんのかってくらい、あまりに敏感だった。
とはいえ、これにも個人差があると誰かが言っていたな。
平均的ではなく、感じやすいだけなのかもしれない。
「そんなに立派なのを見るのは初めてで…つい…」
「やっぱりこれって大きいよね」
「そうだな。だいぶ大きな方だと思うが」
他人についているおっぱいのサイズは分かるが、自分についているおっぱいはサイズ感がいまいち掴めん。
とりあえず重い、動くととにかく揺れる。
そのくらいしか分からない。
「はい、ボディソープとシャンプー」
「ありがとう」
さて、ここはお風呂。
体を洗う場所。
てことはやることは決まっている。
体を洗うのだ。
そう心の中で言い聞かせながら、シャワーから流れるお湯を頭から被る。
いつもより視界が悪くなる。
女性にしては短そうだが、男にとっては十分長い。
シャンプーを手に取り、手に馴染ませ、丁寧に髪をなぞる。
普段ならジャカジャカ雑に洗っていたが、なんとなく自分のものとは思えず、慎重に扱ってしまう。
髪の質から雲泥の差。
キューティクルに溢れていた。
「ナギサの髪はさらさらだな」
「それを言うならナオだって」
完全に女子トークである。
頭がすっきりしたところで、ここからが本番だ。




