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S’s~天空詩曲と滅びの歌  作者: 祖父江直人
第五話 戦奏器VS戦奏器
11/32

5-A 作戦

https://www.youtube.com/watch?v=NkgMn3nezHs


第五話は丸ごとバトルだと言ったな、あれは嘘だ。

 形同様、原理は、風を受けて進む帆船と全く同じである。唯一の違いは、この船は巨大な大陸であり、尚且つ“浮遊魔奏石”という物体を重力に逆らって浮かすことのできる『魔奏鉱石』があるリートレルムで発達した“空船くうせん”だということだ。

 アブソビエの造船所で、今まさに空中を浮いている巨大な空船を見上げながら、ユキ・シン・千鶴はしばし呆けてしまった。

「千鶴先生、口開いてますよ」

 みっともない場面を見咎められた千鶴の軽い怒気を含んだ視線をやり過ごしながら、シンが疑問を口にする。

「天井にぶつかったりしないのか」

 広いドックの奥の方で、大型空船が一定の高度を保ったまま船大工や整備士たちにロープで引かれている。

「浮遊ったって、それなりに制御はできらぁ。まぁ、魔奏石の精錬技術はよく知らねぇから、細けぇやり方は分かんねぇが。」

 街の造船所を仕切るボスだったアルマが何の説明にもなっていない説明をして悦に入っている。要するに重要な部分はブラックボックスということだ。よくある話だ。

「これも音楽の力で動いてるんだよね~」

 好奇心旺盛な11歳から目を離してはいけないと心得ている千鶴に首の辺りを掴まれているユキがウキウキした様子で言う。

「おう。“操舵手”、“航空士”、“演奏者”が居ねぇと、船は動かねぇ。隣町まで飛んでいく程度なら、石に溜め込まれた魔力だけで十分だけどな。これくらいデカい船となると、“楽団”が必要だ」

「“楽団”?」

「“空船楽団”と呼ばれている、大型空船用の管弦楽団よ。イギルスタン軍の戦列空船せんれつくうせんで、大きな音がしていたでしょう?あれは船の浮遊魔奏石に常時エネルギーを与える為なの。」

 今日も頭髪を隠す為パーカーを着ているミーファの説明に、ユキは間違って甲板に上がってしまった時のことを思いだした。

「オーケストラの人たちと、高そうな服着た目つきの悪いお兄さんがいた」

「第七師団長のイーフね」

 ミーファの言葉に、シンが驚く。

「ほう、師団長っては偉いんだろう?そんな若い奴でもなれるのか。」

「イギルスタン軍の師団長は、軍の“最高戦力”と呼ばれているの。全員が『戦奏器』を使える武人で、彼らが戦闘に介入するだけで戦局が変わると言われているわ」

 確かに、自分たちも扱ってその能力は身に沁みて分かっているが、人外じみた『戦奏器』の持つ力を出し切れば、こと白兵戦に関しては無敵だろうと思われた。

「それにしても、目つきが悪いってだけで、よく分かったな」

 シンが訊くと、ミーファは少し表情を曇らせた。

「イギルスタンの宮殿で、私の監視をしていたのが第七師団だったから」

「そうか」

 シンは何か含んだようなミーファの口調には敢えて言及せず、改めて目の前に浮遊している船とアルマの方に向き直る。

「さて、本当に俺たちに貸してくれるのか?ここにある船を」

「貸す、だなんてみみっちいことは言わねぇ。持って行きな。あんた等のこと、気に入ったからよ」

 恰幅の良い身体を揺らしながら言ったアルマに感謝を告げる。

「ありがとう。コーディシアには、どれくらいで着くかな」

 船乗りでもあるというアルマは、少し考えてから言う。

「そうさなぁ。今は東に良い風が吹いてるから、半日くらいで着くんじゃねぇか」

「ということは、西の方から来る連中も、かなり早く辿り着くんだな」

 自分の言葉に面白くない想像を巡らせたシンは、三人を急かした。

「やっぱり急がないとまずいらしい。早く―――」

 言葉を切ったのは、造船ドック全体が暗くなったからだ。今日は雲一つない晴天。陽を遮るものは無かったはずだ。そんな異常事態にも、シンは冷静に「もう来たのか」と呟いた。

「済まないアルマ、ちょっと騒がしくする」

 空を覆ったのは空船。先ほどミーファが言っていた、戦列空戦だった。

「構わねぇよ。船が壊れたら、軍に弁償させっから」

 次々と降り立ってくる兵士たちを認めたアルマは、不敵な表情で言ってのける。船大工の胆力に恐れ入りながら、シンはユキに指示を出す。

「ユキ、プランBだ」

「イエッサー!アンディィィィィ!!」

 ユキが出した大声に、低いうなり声が応える。数キロ先の音も聞き分けられるガーゴイルの耳がユキの位置を補足し、さらにユキの持つ言語魔奏石の魔力に干渉してテレパシーを送ってきた。

『やはり来たか』

「そうみたい。三人乗れる?」

『貴様とミーファくらいならば』

 交信している最中に、その巨体をドックに滑り込ませてきたアンディの背には、シーラが乗っていた。

「何だぁっ?緊急事態かっ」

 昨夜と同じく今朝も早朝から千鶴に散々“メンテナンス”された外見は年相応の少女という感じになったシーラが言う。

「アンディと一緒に街を出ろ。俺たちは、あとから空船で追いかける」

「打ち合わせ通りね」

 シンからてきぱきと出される指示に、ミーファがアンディに乗りながら頷く。

 緊張した面持ちを崩さずに「ユキ、任せたぞ」と言ったシンに、千鶴は狼狽えながら訊く。

「ど、どういうことですか?」

「あ、そうか。シーラと千鶴先生は寝てましたもんね。今からさらっと話すんで、一回で覚えてください」


 ―――昨夜。シンは、片づけを終えた演奏場で、明日からの予定を確認する。

「アルマに船を頼んでおいた。明日にも、ここを発つぞ。俺たちは密入国の身だ、穏やかにはいかないだろうから、そのつもりでな」

「はいはい~。おやつはいくらまでですか~」

 物騒な遠足のプランを立て始めるシンの緊張を若干解きほぐす声を上げるユキに少し笑って、ミーファが口を開く。

「できるだけ、急いだ方が良いわね。イギルスタン軍の船は速いから、風向き次第では明日明後日辺りにはアブソビエに来ると思うの」

 おまけに、かなり早い段階でここに潜伏していることが知られている。シンは、隅で何をせずともそこにいたルソラに声をかける。

「ルソラ、もし軍の連中が俺たちを探しに来たら、隠さずに居所を話してくれ」

 ルソラは少し眉を顰めながら言う。

「いいのかい?あたしは黙ってくれって言われればその通りにするよ」

「分かってる。そんな気を遣う必要はない。俺たちで何とかしてみせるさ」

 シンは歯を見せて笑ってみせる。再びユキとミーファに向き合う。

「とりあえず、まずは空船で街の外に出ること。これがプランAだ。全速力でコーディシアに行く。追手は、何とかして振り切る」

「随分ざっくりした素敵な作戦ね」

 ミーファが不安を押し殺す様な笑みを浮かべて捻り出した皮肉を受け、シンがさらに不安を畳み掛ける。

「そうだな。大体、空船ってのがどうやって動くのかも、まだ分かってないし」

 はっきりと絶望が表情に出たミーファは無視して、話を進めるシン。

「あと、あまり考えたくはないが、イギルスタンの連中がやってきた場合だが、ユキ、アンディを呼べるか」

 そろそろ頭に入りきらなくなってきた様子のユキに言うと、耳をほじっていた。

「どうした」

「なんかね、さっきからアンディの声が聞こえるんだ」

 耳、というより頭の内側で鳴っているような声が聞こえる。はっきりと言葉で聞きとれるほどでもなかったそれは、徐々に明瞭になって行った。

『話は分かった』

「あ、アンディ、聞いてたみたい」

 悪魔の使いの地獄耳に笑うシンが通訳をユキに頼み、プランBについて説明する。

「まずは、アンディでミーファを逃がす。ユキが付いていってくれ」

「だって、アンディ」

 ユキが『心得た』というアンディの返事を伝えると、シンは満足気に頷く。

「シンはどうするの?軍に囲まれて、どうやって―――」

 ミーファの問いに、シンは笑顔で応じた。

「まぁ見てなって“手駒”は、有効に使わないとな」


 そして現在。どうやら件の第七師団及び地元の第四師団によって完全に包囲されているドック内でシンが昨夜行った秘密の作戦会議を話し終えたところだった。

「と、言うことです」

 シンからの説明を聞いた千鶴は、首を傾げる。

「あの、大事なところが抜けている気がするんですけど。私たちは、どうやってここから出るんですか」

 降下してきた兵士たちがドック周辺に集まってきている。一刻の猶予も無さそうな状況下で、しかし、シンはあくまで冷静だった。

「大丈夫ですよ。俺に任せてください」

 胸を張るシンは、背にかけていたギターを構えると、ピックでストロークする。六本の槍が展開し、その切っ先が千鶴に向いた。

「―――って、え?」

 呆気にとられる千鶴を放っておきながら、シンは、続々と周囲を取り囲みつつある兵士たちに、宿屋から持ってきた拡声魔奏石を使って告げる。

「イギルスタン軍の兵士たちに告ぐ!それ以上近付くな!この一般市民がどうなっても知らんぞ!!」

 ドックに降り立ちこちらに近付いてくる甲冑を来た兵士たちが立ち止まった。よく見ると、槍は隣でことの成り行きを見ていたアルマにも向いていた。まさか、これは―――。

(人質ーーーーーーー!?)

 あろうことか、船を貸してくれた恩人と顔見知りに刃を向けた外道は、さらに言葉を重ねる。

「仕事中の諸君、作業を中断して出航の準備だ!早くしないと、親方の酒飲みっ腹に六個の穴が開くことになる!」

 兵士が来た時点で仕事を中断していた船大工たちが何事かと集まってきた。

「おやっさん……?」

 若い船大工が恐る恐る上司にお伺いを立てる。

「急いでやってくれや。この御仁は、せっかちだそうだぞ」

 余裕の表情を浮かべるアルマの指示に従い、散っていく者たちに、満足げなシン。

「そうだ、あまり大きくなくても構わない。出航の手筈が整ったら、アルマは解放してやろう。この女は連れて行く」

 千鶴は、何とか頭を働かせる。自分はシンの人質になっている。この状況を抜け出すために、シンが機転を利かせたのだろうと思われるが、果たして成功するのだろうか。宿に暴漢が押し入った時、確かに千鶴はその場にいなかったが、それ以前の段階で、イギルスタン軍に連れ去られているのだ。そう、あれは山中で偶然ミーファと出くわし、兵士たちに追われているようだったので、近くに建っていた小屋に匿おうとしたところを彼女共々攫われてしまった―――いや、今はそんなことを思い返している場合ではない。

「あの、シンさん」

 冷たく尖った槍の切っ先が自分の方に向いていることに肝を冷やしながら、小声でシンに呼びかける。

「これ、作戦的には穴が多い気がするんですけど」

 しかし、シンは動じない。不敵に笑いかけると、槍を二本操作し、兵士たちのいる方向に向けた。

「お偉いさんの到着か」

 ゆっくりと近づいてくる二人の軍服姿を牽制するように、槍を向ける。ユキの言っていた通り、目つきが冷たく鋭い、しかし顔つきには幼さの残る少年と、痩身だが巨体の仮面男が立ち止まる。

「イギルスタン第七師団長イーフだな。そして、隣にいるのは―――」

 不気味な能面姿の男を見ながら、シンは警戒を強める。こういう得体の知れない人間は何をしてくるのか分からない。

「名無しじゃ不便だ。名乗って頂こうか」

 仮面は言葉を発さず、代わりにイーフが口を開いた。

「貴様は何者だ」

 まだ少年気の残る声だが、落ち着いた口調から、自らに対する自信の深さが伺えた。

「俺の名はシン。色々あって、今はミーファの護衛をやっている。あと、この女の命が惜しければそれ以上近付くな。そして、ミーファを追うな。どちらかをやった瞬間に女を殺す。いいな」

 イーフは、怪訝な顔で千鶴を見た。千鶴は顔を伏せながら、これはばれてしまったのではないかと思った。この少年師団長とは一度顔を合わせたことがある。船の倉庫に押し込んだミーファに何事か言って去って行ったとき、こちらを一瞥していたはずだ。

「その女―――」

 ああ、やっぱり駄目だ。バレて―――

「―――解放して貰おうか。関係ない市民に危害を加えることは許さん」

 ないっ!?どうして?

(やはりな。千鶴先生は確かに外見は巨乳の眼鏡っ子だが、言ってしまえば特徴はそれだけ。顔は童顔でせいぜい中の上。今でこそ民族風にコーディネートされているが、普段の服装ははっきり言って地味。さらに28歳のアラサー女性を、観た感じ10代の少年兵士が興味を持つ確率は少ない。全てを総合的に判断し、千鶴先生を偶然そこに巻き込まれただけの“一般人質女性A”ということにしてこの難局を乗り切るこの作戦、成功だ!)

「おいコラ神宮寺敦、今すっごい失礼なこと考えてないか?おい、こっち見ろって!」

 千鶴から発せられる禍々しいオーラは決して見ないようにしながら、シンは着々と進む出航準備にほくそ笑む。

 あとは、ユキとアンディが上手く逃げ切ってくれるのを祈るだけだ。

「ほう、中々に冷酷な護衛でいらっしゃいますね」

 くぐもった声が届く。仮面の男だ。シンは全く表情の読めない仮面の向こうを知るために言ってみる。

「そういえば自己紹介の途中だったな。すまないが仮面を取ってくれないか。声が聞き取り辛いんだ」

 恐らく為されることのない要望だろうと思って口にしたが、意外、男は簡単に、火傷で爛れた素顔を晒した。

「お初にお目にかかります。イギルスタン軍第四師団長ロシェフと申します」

 あまりにもあっさりと外した仮面をシルクハットのように使い深々と一礼するロシェフに、シンは少し面食らう。

「随分素直だな。キャラ作りなら、もっと徹底した方が良いぜ?」

「あ、やっぱりそう思いますか?暑い時期は蒸れるし、正直失敗だったなと思っているんですよね」

「本当にキャラ作りだった!?」

 思わず癖で突っ込みを入れてしまってから、気持ちを立て直す。なるほど自ら道化を演じて自分のペースに持ち込むタイプか。

「どう思われますか、イーフ殿」

 ロシェフが隣に立つイーフに意見を乞う。

「本当に『戦奏器』を扱っていることに驚いている以外は、特に何も。ロシェフ殿は何か?」

 ロシェフは再び仮面を被り直すと、首をだらりと傾けながら自分の意見を話し始める。その挙動は、人間より軟体動物のそれに近かった。

「ただの賊と思いきや、存外知略と駆け引きに長けておられる。常に数手先を読み、まんまとミーファ様を逃がし、我々の動きを止めることに成功した。お若いのになかなかやる、という印象です」

 全くいい気分のしない褒められ方だった。何故なら、それを言うロシェフの仮面から覗く目は、シンを見下すような、嘲笑の色を帯びていたからだ。

「本当に、小賢しい鼠です」

「……ッ!!」

 氷でできた細い針で心臓を突き刺すような声と、自分とは比較にならない実戦経験を経てきた者が発する雰囲気に気圧されそうになる。それは、隣のイーフとて同じことだ。戦闘になれば、勝ち目は薄い。

「シン殿、とおっしゃいましたね。貴方に“戦場”とはどういう場所か、お教え致します」

 ロシェフは、部下と思わしき兵から楽器を受け取った。

「アコーディオン?」

「あなたたちの世界ではそう呼ぶのですか?ここでは“バヤリード”。楽しい演奏会を開きましょう」

 喋りながら、アコーディオンを弾く。楽しげな中にある種の狂気を湛えたメジャーセブンスコードがドックに響き渡る。

「戦場に於いて、鍛錬によって磨かれた他を圧する“戦闘力”を前に、昨日今日思いついた浅知恵など無意味であることを教えて差し上げましょう」

 シンの手から、我知らず、汗が落ちた。ロシェフはゆっくりと右手を動かす。

「このイーフ殿の手によって!!」

「お前じゃねぇのか!!」

 取り囲んでいた兵士、出航の準備をしながらやり取りを聞いていたドックの作業員および人質二名が膝から崩れ落ちた。

「こうしたことは緊張と緩和が基本ですので」

「緊張がボケをぶち込むレベル超えとるわ!ていうか、んなことのために殺気使ったのか!どんだけ無駄遣いだよ!」

 烈火の如く突っ込むシンとは対照的に右手を向けられたイーフはずっこけることもなく声も出さない。よく突っ込まずにいられるなと、シンは少し感心した。

「申し訳ありません。実は私の『戦奏器』は戦闘力が皆無でして―――あ、名前は≪協和協宴―グルーヴィークレイジーサーカス―≫というんですけどね。これ知ってました?初めて使ったときに頭に武器の名前が流れ込んできたと思うんですけど、『戦奏器』の名前って使用者によって名前が変わるんですよ。実はこの武器にも前任者が居ましてね―――」

「うるせぇよ!何いきなり世間話みたいなテンションでベラベラ喋ってんだ!“戦場”が云々はどこ行ったんだよ!緊張感持てよ!やる気あんのかテメェ!!」

 シンの怒涛の突っ込みラッシュに、ロシェフは数刻黙った。

 これは敵の闘争心に火を点けてしまったかと思い身構えるシンからロシェフは目を切り、イーフの方を向いて言った。

「イーフ殿、ちょっと『戦奏器』を使える精神状態じゃなくなったので後はよろしくお願いします」

「メンタル弱っ!」

 イーフは、流石にやりにくそうな表情を浮かべつつも軍服を脱ぐと、中から軽装の鎧が現れた。恐らくユキと同じ“戦奏着”。

「おっと、それを発動したら人質の身は保証しないぜ」

 しかし、シンの牽制の言葉に、イーフは全く動じず、言った。

「案ずるな。貴様を倒すのは俺じゃない」

 瞬間、ドックの壁が吹き飛んだ。新手か。シンは槍の一本をそちらの方向へ向ける。

 破壊された壁から現れたのは、イーフ、ロシェフと同じ軍服を着た背はさほど高くない男だった。だが、その見開かれた目で見据えられ、シンはたじろいだ。只者ではないということは、うやうやしく頭を下げたロシェフの声でも分かった。

「オーミット師団長。ご足労痛み入ります」

明日こそバトルッ!

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