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エッセイ

カラスの視線の先に

作者: 太陽

頭上から落とされた白い液体。見上げると、電信柱の電線に黒い鳥が何羽も止まっていた。猛禽もうきん類に似た いつもゴミ袋を食い散らかし 世間から白い目でみられるあいつ カラスだ


「カーカー」と叫ぶその声はどこか人間社会を見下すように、妙にやかましい


カラスは昔から、真っ黒な外見、集団で群れる習性、ゴミを漁る「スカベンジャー」としての側面が「不気味」や不吉と連想されていた


日本の季語にこんな言葉がある 「寒鴉」 冬の寒い時期にカラスをみかけることや歩いているところなどでつかわれる 

カラスが冬の道を歩いてるだけで季語になるのだから

昔から負を連想させる存在だったのだろうか


不気味な印象を持つが実際には非常に賢い鳥で人を威嚇・攻撃するのは、主に5〜7月の繁殖期に巣のヒナを守るため防衛本能とされるその時期は刺激せず、傘をさすなどして頭部を守る対策が必要となる



「カラス なぜ鳴くの?カラスの勝手でしょう」


これは1980年代に『8時だョ! 全員集合』で志村けんが歌い、子供たちの間で大流行。元の歌詞「カラスは山に~」を「カラスの勝手でしょ~」に変え、無責任な態度や自由さを表すギャグとして使われるようになった



勝手といえば 衆議院の勝手な解散発表であわただしく総選挙へと走りだした。

各地では冬の最も寒さが厳しい季節に動揺の色を隠せないまま舌戦が展開される


野党は新党結成というワードだけが1人歩きして肝心の公約が定まってない感じだ


自民党も新たな連立で足並みをそろえるのが難しそう 選挙が終われば知らん顔をするようなことはないか


選挙が終わって 先になにかあるのか? 公約も守れないままお金がだけが無駄になるかもしれない カラスは下から「カーカー」人間を笑いながら見下すことがないようにしてほしいが





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