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梅雨明けの屋上

作者: れー


季節はなにが好き?と聞かれたら



私は迷わずこう答える



『季節の変わり目がすき』



今の季節が好きだ


なんとも言えない雰囲気が好きだ





「平和だねぇ」


「おー」


「地球の裏側で戦争起きてるなんて信じがたいね」


「そだなー」


「…そして大久保くんは起きてください」


「うまいこと言うな」





視界に広がる色はどこまでも青、青、青


素晴らしい快晴だ





「屋上くるの久々だね」


「あー…三ヶ月ぶりか」


「うおー、ご無沙汰だ」


「この背中に来るコンクリの冷たさが若干懐かしいよな」


「ほんとねー」





両腕を頭の後ろにやって屋上に寝転んだ状態で話す私達


青春だなぁなんて思うと、隣の大久保くんは『年寄りみたいなこと言うな』って言うだろうけど





「綺麗な青だね」


「だな。めったに見れないぞ」





ちらっと横を見ると、少しだけ笑った大久保くんがいて


つられて私も笑ったり





「もう夏だな」


「そうねぇ。これから暑くなるよ」


「夏、といったら海だな」


「…何こっち見てんの」


「分かってるくせに」


「この変態がっ!」


「その変態が好きなお前も物好きだよな」


「…うるさい!」





そう、もうすぐ夏なんだ


これから暑くなる


少しワクワクしながら、私は再び空を仰いだ



嗚呼、空が近い


〜あとがき〜


前から温めつつあったネタです


こうして多くの方々のお目にかかれる事に感謝します


ありがとうございました


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