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03

 仕事は忙しく、まさに寸暇を惜しむ状態。


 行き帰りの通勤電車の中で、タブレットのメール機能を使って、プロットを立ててはフリーメールに送信して、第4章を構成していく。


 そんな状態で、本当に続きが書けるのかどうか。


 自信はなかった。


 しかし……。


 運命の12月19日。


「……うそ、だろ? マジ、か? ポイントが5ケタ、いってんじゃねーか」


 作品名『ボインの伝説』が10000ポイントを超えたのだ。


「は、初めて、5ケタポイント……いや、ボインと……」


 もう、書けないとか、言いたくはなかった。


 ポイントが5ケタ。


 身震いするほどの嬉しさに気分が高揚していた。


 そう。


 ポイントはおれに。


 勇気をくれたんだ。


「……実家に帰るって言えば、休暇、もらえるよな? 今抱えてる案件はサービス残業で押し切れば、23日には終わるか? 24日からは書ける? いや。もう、立てたプロットを頭から書きつつ、最後までプロットを並行して組むか」


 そして、ポイントに後押しされたおれは、動き始める。





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企画原案はこちら ブルジョワ評価企画

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― 新着の感想 ―
[一言] FUNAさんの時にも書いたけれど、どうしても性急に事を進めたいのならボイスレコーダーの活用とか? 彼?も使われたのか、今使っているのかは、私も知りませんけどね? 思い立ったら直ぐに吹き込…
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