白雪姫の宿命
once upon a time ある王国でチャーミング王子と白雪姫の結婚式が行われていた…。
式は滞りなく行われていく中。
突然黒い煙が床から天にまでもくもくと上がってきた。7人のドワーフや森の住人はそれをみて怯えるばかり…。チャーミング王子は剣を構え白雪姫も狩人からならった弓をもち、2人に緊張が走る。黒い煙から出てきたのはドワーフ達が崖から突き落として殺したと思っていた白雪姫の継母(悪い魔女)だったのだ。真っ黒なドレスをまとった魔女は紅唇をにぃとさせた。魔女「あらあらあら、今日はめでたい日なんだねぇ?私のところには招待状が来ていなかったみたいだねぇ…。あぁそうかどっかのチビハゲドワーフ達に崖から突き落とされて死んだと思われたんだね!だからよこさなかったんだね」
チャーミング「お前など生きていたとわかったとしても呼んでいない!この悪い魔女め!」
白雪姫「クイーングリムビルド!いいえ、悪い魔女のグリムビルド!私のお父様を殺して私まで殺そうとした!私は貴女を母とは思わないわ。でも貴女にだって優しい気持ちはあるはず(白雪姫弓を構える)この弓矢が放たれる前に消えなさい!」
悪い魔女「名前を覚えていてくれて光栄だわ。いいでしよう。この場からいなくなりましよう。でもこれがハッピーエンドと思わない事ね!この世界全体に呪いをかけてやる!私だけがハッピーエンドの世界にしてやる!愛する人と引き離される気持ち思い知れ!」
黒い煙が上がる
チャーミング「まて!」
白雪姫の弓が放たれる
煙に巻かれて魔女は消えた白雪姫が放った弓矢だけが壁にささっている。
挙式後
白雪姫「チャーミング私怖いわ!」
チャーミング「白雪!落ち着くんだ!」
白雪姫「あの人(魔女)はやりかねないわ!お腹に子供だっているのよ?」
「会議を開くわ。ピノキオの世界のブルーフェアリーに知恵をもらうわ」
チャーミング「魔法で散々振り回されただろう!?」
白雪「わかってるわ!でもブルーフェアリーはいい妖精よ!何か教えてくれるわ…。」
チャーミング「わかったよ。みんなを集めよう。ガーネット(赤ずきん)とトパーズ(人魚姫)に頼む。あの2人しか世界は渡れない。」
白雪「そうね。なるべく早く。魔女が呪いをかける前に…」