孔雀たちの箱庭
個人所有の星すら手に入るこの時勢では、ちょっとした星間旅行も自家用の宇宙船で可能になる。私を親友と呼ぶチヒロは、私が最近つきあってた男性と別れたことを肴にして楽しもうといつものように母星を旅立っただけだった。自動操縦で別荘のある星へ簡単につくはずだった。何も難しいことじゃない。何度も何度も繰り返してきたこと。なのに、漂着したのは原始の地球を思わせる無人の星。*************「マーブルの月」のハル視点です。多分これ単品でも読めますけど、できれば「マーブルの月」を先にお読み頂けると幸い。
■■■ 大昔に書いたお話。ちまちま移民&リライト中。
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