魔女転生~5歳の女の子が生き返る条件が、あまりに理不尽すぎる件~
すみません。主人公の名前間違えてました。
正しくは、雪原あゆです。(._.)失礼しました。
(転載不可)
あゆの両親は泣いています。加害者家族の二人も、泣いていました。
ママ、パパ・・・ゆりちゃん・・・。
あゆは、ママが作る甘い卵焼きがだいすき、
ケーキみたいに甘くてふわふわだから。また食べたいなぁ。
あゆは、パパもだいすき!あゆとママのために毎日、朝から晩までスーツきててパソコンでお仕事がんばってくれて、休みの日には、いつもあそんでくれたなぁ。たかいたかいしてくれたね。もっと、してもらいたかったなあ~。
ゆりちゃんは、同じ保育園の友だちで、一番なかよかったね。保育園にいるときは、いつも一緒にいたね。おままごとしたり、お絵かきしたり、一緒にお弁当食べるの、たのしかったよ。遠足でゆりちゃんとおかし食べるのたのしみにしてたのに。
ゆりちゃんもだいすきだよ。
あゆは、そう言いたかったが止めた。
彼らには、自分の姿は見えてないし、声も聞こえない。
あゆは、改めて、自分が死んだことを思い知らされた。
自称閻魔はそんなあゆを見て、
「もう、そろそろ帰ろうかの。」
あゆも頷いて、老婆の手をとった。
次の瞬間あゆ達はもといた白い空間にいた。
「生き返るための、じょうけんってなんですか?」
あゆは閻魔を見つめる。
自称閻魔「君はこれから異世界に産まれ変わって、五年間その世界を魔女として、守ってほしい。」
はい?魔女としてって?なんで、あたし?
あゆの頭の中には?だらけになった。
閻魔はすまなさそうに「本来なら、君は百歳まで生きる予定だったんだけど、人間や生き物の寿命を司る「死神機構」の担当者が、間違えて、君の名前を死亡予定者リストに書いてしまったんだ。」
は?そんなの間違えるなや!あゆは思わず突っ込んだ。
自称閻魔はこう続けた。「君の世界の神様は、その事で相当ご立腹でね、「何とかして、責任とって生き返らせろ!」と死神機構に殴り込みをかけたんだが、あくまでも、あいつらは、死亡予定者リストを作るのが役目で、生き返らせるのは、できないし、君の世界の神様にも無理だ。そこで私にその役目がきた。」
「ことわったら、どうなるの?」
ことわっても、天国にいかせてください。
「断ったら、私が、君を地獄に連れていかなきゃ行けない。君を痛め付けなきゃならん。」
ん?ちょっとまて、えっと私はそっちのミスで死んで、たのみごと押し付けられて、あげくにそれことわったら、殴られたりするの?それ、あんまりだよ!
あゆは突っ込んだ
確かに、理不尽すぎる。