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Give and Take ~for girls 留学編  作者: 月岡 愛
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ハロウィンパーティー

大学に戻ると、キャンパスは大勢の仮装スタイルの生徒たちで大盛り上がりだった。セーラームーンやうる星やつら、ドラえもんなど日本でもおなじみのアニメのキャラクターがいたりして結構、笑える。


屋台なども、たこ焼きやら、やきそば、フランクフルト、日本のお祭りにもあるのが出てたり生徒たちもうれしそうに食べている。日本のものはアメリカでは結構、人気があり評判がいい。 そんな私たちも一緒になり、飲んで食べて歌って踊って・・・・ハロウィンパーティーで一夜を明かすこととなった。


お酒類もあり、酔いも回ってるのか男女ともに騒ぎまくっている。日本のハロウィンも渋谷や六本木などたくさんの仮装人が入り乱れ、大騒ぎの中継がテレビでも見られる。まさにこの(ルミエラ大学)でもこの日だけは無礼講のようで先生方たちも生徒たちと一緒に盛り上がっていた。


(愛、これ、イケるよ。ほら。)


そういって渡されたのは、青い色した変な飲み物・・・・


(なに?これ? なんの液体???)


(もう・・・笑。ブルーハワイ。カクテルよ。飲んだことないの?)


(カクテルぅ? ブルーハワイ??)


(アルコールも弱いから、愛にはピッタリよ。)


恐る恐る、口にしてみた。うへぇ!!!マジぃ!!何よ、こんなもん。


(飲んでいるうちに大丈夫になってくるよ。さ、食べにいこ。)


(甘いのと、苦いのが一緒になっているみたいで、私には無理だよ・・・)


(じゃ、私が飲むわ。ちょうだい。)


右手にビール、左手にカクテル、エリカはゴクゴクと美味しそうに飲んでいる。しかし、お酒というのは飲みなれてくると美味しいものなのか? 私はエリカのビールを奪い取ってみた。


(ちょっと飲んでみるわ。これ。)


ゴクリ・・・苦ぇ・・・・ 人生初のお酒。それもビール。 苦くても飲んだるわ。ゴクリ。


(飲めるじゃない? その調子よ。笑。)


お酒が入ると何故か食欲もわくようで、私もエリカも、焼きそば、ピザ、フランクフルト、バクバク食べに食べまくる。


(日本のお祭りにあるのが何でアメリカにもあるの?)


(日本の食って、質がいいのよ。それに見栄えもよくて美味しいし。だからラーメンなんてアメリカでも人気でしょ?日本のお店も増えているし。特に、お祭りなんてアメリカにはハロウィンかクリスマスくらいだからね。日本みたいに屋台なんてまずないし。だから新鮮なのよ。)


仮装している人たちも、日本で見るキャラクターが多い。それに好んで食べているのも焼きそばやお好み焼きなど日本のものだ。 


(そろそろ、ミス、ハロウィンが始まるよ。見に行こう。)


ビールが周ってきたのか、なんだか足が浮いている感じになってきた。


(エリカ、ちょっと酔っぱらってきたみたい・・・)


(大丈夫よ、行くよ。)


私の手をつかみ、ミス・ハロウィンの会場へと向かった。 アルコールを飲んで初めて分かったが、体がポカポカと温かくなってくる。(マリリン・モンロー)の格好だが、不思議と寒くはない。それに何故かウキウキしてくる。 これ、ヤバイ?


その点、エリカは全然、寄っていない。どころか、カクテル、ビール、グビグビと飲んでやがる。私は、ビール一杯でフラフラだってのに。 とその時、


(Hey guys! 今日は、ハロウィンパーティーに来ています。)


(シェイク・シャック)で会った、you tuberさんだ。


(今日は、ここで収録ですか?)


(あら? この大学だったの? ちょっと、だいぶ飲んでるんじゃない?笑)


エリカと私にカメラを向けられ、インタビューになった。you tuberさんも一緒に入りながらカメラ片手に録画をしている。


((シェイク・シャック)のときのは、アクセスが結構、多くて日本人が出てたってコメントをたくさんもらったわよ。2人とも似合ってるじゃない?)


(私は(スクリーム)で愛は(マリリン・モンロー)なんです。)


you tuberさんも英語で話ながら、私たちと一緒になり器用にカメラを向けている。


(愛さん、ミス・ハロウィンに出てみたら? その衣装、似合ってるし。)


(え?いいですよ。嫌です。)


(いいね、出よう。愛)


出ようじゃねーよ・・・ そうこうしているうち、エリカとyou tuberさんも私の手を引き会場へと連れていかれた。 その模様もしっかりとカメラに収まれており、


(今日のテーマは愛ちゃんのミス・ハロウィンだからね。笑)


もう、そう言われてしまうと引き下がることは到底むりだ。 会場の責任者らしき男性にも、


(飛び入りかい?OK!OK!いいねぇ・・・マリリン・モンローか、最高!!)


盛り上がらないでくれよ・・・・


(もう、始まるからここで待機していてくれ。)


そういわれてその控室らしきとこに入ると、いるわ、いるわ。ミス・ハロウィンが。 みんな、スラっとしてスタイルがいい。水着やミニスカートは当たり前、もうセクシーアピールがたまらない。控室にいる人たちにもyou tuberさんは、流暢な英語でカメラを向けながら話しかけている。


それに比べて私は・・・・ 少なくともここにいる女子たちとは比べ物にもならない。背が低い、スタイルが悪い。それにこの衣装。もう、場をわきまえないこの小娘って感じだ。


(もう、始まるわよ。愛ちゃん、がんばってよ。) 


you tuberさんも、ノリノリで困った。



(さぁ、みなさん!これより、わが、ルミエラ大学でのミス・ハロウィンを開催いたします。No1を決めるのは会場にいるみなさんの一票です。 素敵な女子がNo1を目指し、思いっきりアピールします。では、一番の方からこのランウェイを歩きます。)


司会者の音頭で、ミス・ハロウィンは始まった。


















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