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不貞行為が嫌いだ

作者: P4rn0s
掲載日:2025/12/05

浮気や不倫という行為そのものが嫌いなわけじゃない。

いや、もちろん肯定したいわけでもないけれど、

私が本当に嫌悪しているのは、その裏側にある人間の弱さだ。


どっちつかずで、優柔不断で、押しに弱くて。

誘われたら断れない。

寂しくなったら埋めてもらう。

自分の欲望に言い訳を重ねて、都合よく流されていく。


そんなふうに「自分」を持てない人間が、私はいちばん苦手だ。


浮気や不倫に走る人は、いつも同じパターンを辿る。

恋人にも相手にも良い顔をしようとして、

結果的にどちらにも誠実ではなくなる。


それでも本人だけは、

「仕方なかった」「悪いと思ってる」「本気じゃない」

そんな安っぽい言葉を並べれば、誰かが許してくれると思っている。


私はため息をつく。

許されるつもりでいること自体が、もう軽蔑の対象だ。


しかも、そういう人間に限って頭が悪い。

隠すなら隠すで、徹底的にやればいいのに。

連絡の取り方も下手。

スマホの管理も甘い。

罪悪感はあるくせに危機感はない。


結局は、バレる。

当たり前だ。

自分の行動の重さを理解できない人間が、最後まで巧妙でいられるわけがない。


私は思う。

浮気や不倫が悪なんじゃない。

悪いのは、

自分の欲望も、責任も、選択も、すべて他人に委ねるようなその生き方だ。


「誰かに流されて間違えました」

そんな言い訳をするくらいなら、最初から恋愛なんてしなければいい。


私は歩きながら、心の中で静かに吐き捨てる。

本当に嫌いなのは、

罪ではなく、

罪に向き合う覚悟すら持てない、その弱さなのだと。

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