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珈琲を焙煎してたら恋琲になっていました  作者: エンザワ ナオキ
住み込みバイト編

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第57話 呼び方問題

 ご飯を食べ終え、田嶋先輩は嵐のように帰っていった。

 案の定、雫ちゃんは食後も、俺や田嶋先輩、蜜柑みかんにオセロ対決を挑んでいた。


 ……結果は想像通りである。

 

 しかし、雫ちゃんも可哀想である。

 多分この三人は、かなり強いと思うからである。

 そして、一度も手を抜かない……っというか、手を抜いたら、雫ちゃんにバレるから手を抜けないのである。


「じゃあ、俺は帰るなー。 桃果とうかのことをよろしく頼むな」


 最後まで騒がしく、田嶋先輩は夜の闇へと消えていった。


「つばさくん、時間取っちゃってごめんね」


「良い息抜きになったよ……息抜きしてる暇はないんだけどね……」


 オセロ熱が冷めて冷静に戻ったのか、雫ちゃんが申し訳なさそうにPV映像のことを思い出して謝ってきた。


「私も手伝えることあったら言ってね」


「ありがとう! それなら、完成してるところまでを後で見てほしいな」


「了解!」


 雫ちゃんは、いたずらっぽくピシッと軽く敬礼をした。


「わ、私も見てみたいです……つ、つばささん」


「桃果ちゃんもよろしく。みんなの意見が聞きたいし」


 桃果ちゃんもPV映像に興味津々のようだ。

 すると、雫ちゃんに疑問が生まれたようで、俺と桃果ちゃんに質問をしてきた。


「桃果ちゃん? つばさくんのこと、〈つばささん〉って呼べるようになったんだね」


「えぇぇ……は、はい! と言うか、食事中の会話聞いてなかったんですか?」


 どうやら雫ちゃんは、《《名前の呼び方》》なんかよりも、オセロの方で頭がいっぱいだったようだ。


「え? そんな話してたっけ……言われてみればしていたような……?」


 俺と桃果ちゃんは、顔を見合わせて笑ってしまった。


「なんで笑うのよ……それだったら、桃果ちゃんも私のこと《《雫》》って呼び捨てで呼んで良いからね」


「え……? は、はい……しずく」


「おぉ! 一発目から完璧に呼べたね!」


 この二人の会話は、ほんわかするのである。


「じゃあ私は、お風呂に入ってくるね」


 そう言うと、雫ちゃんは、お風呂に向かった。

 

「さて、俺は最後の仕上げをするね」


「は、はい……つばささん! 頑張って下さい」


 俺は、桃果ちゃんに「ありがとう」と伝え、自室に戻り、再び完成へ向けて、最後の編集作業を始めた。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


、PV作成、期日に間に合うのか……。


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