表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
珈琲を焙煎してたら恋琲になっていました  作者: エンザワ ナオキ
住み込みバイト編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/92

第49話 照明へのこだわり

「つばさくーん?」


 俺は、あの文化祭を思い出していた。

 すると、桃果とうかちゃんに袖を摘まれた。


「あ、あのー? 西城さん? 呼ばれてますよ?」


「あ、ごめんごめん……。ちょっと、ぼーっとしちゃって」


 俺は慌てて、桃果ちゃんに返事を返す。


「大丈夫ですか?」


 桃果ちゃんが、不安そうに俺の顔を覗き込んできた。


「うん、ありがとう! 大丈夫だよ、桃果ちゃん」


「何か、心配事ですか?」


 桃果ちゃんが心配そうに見つめてくる。

 桃果ちゃんにこの話をしたら、きっと嫉妬してしまうだろう。

 「なんでもないよ」と小声で呟き、呼ばれた蜜柑みかんの元へ向かった。


「ここの明かりがさぁ、ちょっと暗い気がするんだよね」


「うん? そうか?」


「うん、撮ったの見てみてよ」


 俺は蜜柑が撮ったばかりの、カレーの映像を見た。

 正直、暗いかどうか、俺には正確な判断がつかなかった。


「うーん、確かに暗いか??」


「つばさくん、全然分かってないでしょ」


 蜜柑に図星を突かれる。

 正直、撮影関係は苦手な部類である。


「ほら、こことか影になってて見えなくない?」


「うーん? 確かに?」


 蜜柑が指を指して、具体的に教えてくれる。


「つばさくん、私でもわかるよ? これじゃカレーの具材が綺麗に見えないわ」


 雫ちゃんでも分かるようだ。


「暗いんじゃ、良い動画は撮れないよね」


「そうだ! 蜜柑、角度をこう変えて、こうやれば良いんじゃない?」


「おぉー! 天才だね、雫!」


 雫ちゃんと蜜柑が、2人で楽しそうに試行錯誤をしながら、撮影を続けている。

 彼女たちに任せれば、良い映像が出来そうだ。


「それなら、ここは2人に任せて、俺は2階に戻って、テロップの構成とか他の素材の確認をしてるね」


「はーい、任せて!」


「良い素材を届けるね!」


 俺は2人の素材に期待しつつ、自室へ戻った。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


写真は、暗くても明るくてもうまく撮影出来ないときありますよね。

撮影は、本当にセンスが必要です。


もし「続きが気になる!」「面白い!」と思っていただけたら、下の【☆☆☆☆☆】から評価やブックマークをいただけると、執筆の励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ