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「君を愛することはない」と言った旦那様が、しばしば帰ってきます

「これは政略結婚だ。君を愛することはない」


「かしこまりました。旦那様」



 結婚式を終えた夜。わたくしは身体中を磨き上げられて、ひらひらした下着に着替えさせられ、花びらの散った主寝室に押し込められました。



 磨き上げられすぎて身体は痛いし、下着も着心地が最悪です。そんなわたくしの苦労を知らず、旦那様は主寝室に入ってきたと同時に顔を顰め、そうおっしゃいました。


 わたくし? わたくしは、もちろん了承いたしましたわ。






「では、旦那様。わたくしから三つお願いがございます」


 この下着は必要なくなったようなので、わたくしは上から羽織を着て前を隠しました。これくらいの格好なら貴族子女として屋敷内で歩いても許されるでしょう。


「なんだ? 大金をよこせとか言うんじゃないだろうな? すでに実家への援助は済んでいる」


 わたくしの社交界での呼び名は“散財令嬢”。正確には妹の散財なのですが、その有り得ない散財のせいで、我が……わたくしの実家の公爵家の財政は傾きかけています。妹は散財をわたくしのせいにしようとしたため、わたくしの評判は最悪です。

 歴史ある公爵家をなくすわけにはいかないと、妹は両親によって泣く泣く北の修道院に送られ、わたくしが大金を持つフローレンス子爵へと王命で嫁入り。その代わりに実家への援助をしてくださることになったのです。“おねえたま”とよく懐いてくれて、わたくしが面倒をみていた可愛い弟が後を継ぐ頃には、公爵家は立て直されているでしょう。


 そもそも、わたくしが“散財令嬢”と言われたのは、わたくしの美しい容姿のせい。美しい公爵令嬢を娶れるのだから、援助せよというおじさま……いえ、国王陛下の無茶振りには、フローレンス子爵に同情致しますわ。そもそも、フローレンス子爵も整ったお顔立ちですもの。何もしなくても美しい女性が寄ってくるでしょうに。


 そんなことを思いながら、旦那様のお顔を盗み見ると、旦那様の眉間の皺がぐっと深くなりました。


「なんだ?」


「いえ? わたくしからの願いは三つ。一つ目は、社交は最低限でお願いします。元々、わたくしは出不精ですもの。結婚前からわかっておいででしょう?」


「あぁ。妹と違って社交をするわけでもないのに、あの公爵家を傾かせるなんて、どんな金遣いだと有名だったな」


「ふふ。そこまでわかっていながら真実にお気づきにならないなんて、おかわいいこと。それはさておき、二つ目は、わたくしに自室の横のそちらの庭園を自由にする許可をくださいな」


 屋敷の二階にある女主人の部屋に案内されたものの、その窓から見下ろしたところにはひっそりとした庭園がございます。実家でも自由にしていたもの。是非とも、欲しいわ。いえ、わたくしには庭園がないと生きていけないもの。


 わたくしが窓から庭園を見下ろすと、旦那様も釣られて見下ろしました。



「それくらいならいいが……何を考えている?」


「……実家で過ごしていた時の趣味を、せっかくこんなにも大きなスペースがあるのなら自由にさせていただきたくて」


 わたくしが小首をかしげると、旦那様は不思議そうな顔をなさいました。


「公爵家の方が広大な庭園があっただろう?」


「わたくしが自由にできるスペースは少なかったのですもの」


 わたくしがにこりと笑うと、旦那様は納得した表情を浮かべられました。


「で、最後の願いはなんだ?」


「大金を使ったりいたしませんわ。子爵家に害を及ぼさないことを誓いますから、自由に過ごす許可をくださいませ」


「別に良いが……人を呼んだりする際は、セバスチャンの許可を取るように」


 旦那様がそう言って扉を開けたところ、執事服をぴっちりと着こなした執事長が頭を下げました。


「もちろんですわ。よろしくお願いいたしますね? セバスチャン」


「はい、奥様」






 意外と冷遇されることもなく、使用人たちに優しくしてもらえる生活にわたくしも慣れてきました。旦那様はあれから帰っていらっしゃいません。別宅があるのか仕事が忙しいのか……どちらでもいいですわ。


 さて、本日から本格的に始動しますわ。


 実家から持参した少ない荷物の中、奥底に隠してあった服を取りだし、着替えます。庭師と話してどこに道具があるか確認が済んでおります。



 妹に振り回される家族たちの中、わたくしは比較的自由に過ごしてまいりました。淑女教育も早々に終わらせ、外面も良く過ごしてきたわたくしにかける手は、全て妹に向けられていたのです。悪く言うと放置ぎみに、よく言うと大変自由に……といっても公爵令嬢として問題のない範囲内でしか自由に過ごせませんでしたわ。前に読んだ書物で、子爵令嬢は大変自由に過ごしていると書いてありましたの。それならば、わたくしの願いを叶えられると思って……子爵家への嫁入りをおじさまにおねだりしましたが……さいっこうですわね。


 そんなことを考えながら、わたくしは階段を降り、すれ違う人たちをぎょっとさせながらわたくしの庭に向かいました。いくつか道具を拝借して、鍬で思いっきり地面を耕し土の香りを嗅ぎました。



「お、奥様!? 何をなさっていらっしゃるのですか!」


 誰かが呼んだのか、セバスチャンがぴかぴかに固めた髪を振り乱しながら走ってきました。


「あら? セバスチャン。自由に過ごしていいという旦那様の許可はいただいているわ?」


 わたくしがそう微笑んで腕で汗を拭うと、横にいたメイドが「奥様のお顔に土が……」と言いながら、倒れました。あら? 大丈夫かしら?


 メイドを助け起こそうと近寄ると、セバスチャンが手で指示して別のメイドたちが慌てて倒れた子を連れて行きました。



「自由に過ごしていいという許可を与えたとは聞きましたが、これは、常識的に考えて、公爵令嬢のなさることではございません!」


「あら? わたくし、今は子爵夫人よ?」


 そう微笑んで、ピーピーと騒ぐセバスチャンを無視して続きを行います。実家から持ち込んだハーブの種を蒔き、花の苗を植えました。途中で諦めたようでセバスチャンは消え、護衛とメイドだけ残されました。どうしていいのかわからない様子で立ちすくんでいます。


「あら、そこのあなた。お水を汲んできてくださるかしら?」


「は、はい。奥様」


 暇そうでしたので、手伝っていただき……すぐに必要なハーブの分だけ成長魔法をかけておきました。



「さてと、ここはこの程度かしら?」



 わたくしがそういって手を洗っていると、旦那様が髪を乱しながら走ってきました。


「あら? 旦那様。お久しぶりですわ。おかえりなさいませ」


「……何をやっている? セバスから連絡が来て、急いで帰ってきたのだが……」


「あらまぁ。そんな大したことはしておりませんのに。ふふ、主従揃って髪をお乱しになって」


 わたくしがそういって、綺麗になった手でそっと旦那様の髪を直して差し上げました。



「な!? そんなことより、公爵令嬢が庭仕事とはどういうことだ!? 自由に好きな花を植えさせてくれという話ではなかったのか!?」


「あら、わたくし、今は子爵夫人ですわ? 自由に庭仕事をしたかったのですの。実家では少ししかできませんでしたもの。自分の手で育てたいではありませんか?」


 わたくしがそう問いかけると、面食らったような顔をした旦那様が答えました。


「そうではない。そうではないのだ、子爵夫人でもおかしいだろう!?」


「そうですの? 最近読んだお話では、子爵令嬢は自由奔放に振る舞っていたから……世の中の子爵夫人も畑仕事や家事をなさるんでしょう?」


「どこの話だ! そんな物語はフィクションに決まっているだろう!?」


「まぁ」


 わたくしが口に手を当てて驚いていると、旦那様ががっくりと肩を落としておっしゃいました。


「頼むから、もう畑仕事はやめてくれ」


「嫌ですわ。自由にしていいとおっしゃったじゃないですか。そんなことよりも、お仕事に戻られなくてもよろしいのですか? あ、別宅かしら?」


 わたくしがそう言うと、セバスチャンたち使用人がすごい目で旦那様を見ました。あら? 何か変なことを言ったかしら?


「私に別宅はない!」


「あら? では、恋人の家?」


 メイドたちが汚いものを見る目で旦那様を見ました。あら、主人に対してよくありませんわよ?


「そんなものいない!」


「あら? では、なんのための“愛することはない”宣言なのかしら? 物語ではだいたい真実に愛する人がいるからですのに……」


「だから! 物語は! フィクションだ!」



 ぜーぜーしながら叫ぶ旦那様にセバスチャンは嘆かわしいと頭に手を当て首を振ります。


「では、お仕事にお戻りくださいな。子爵家は特に問題ありませんわ。わたくしが責任を持って女主人の役割を果たしますわ」


「君が一番問題を起こしているだろうが!」


 部下の方がいらしたと連絡が入り、なんだかんだ言いながら旦那様はお仕事に戻って行きました。


「さて、邪魔者もいなくなったところですから、続きをいたしましょうか」


「……旦那様は邪魔者ですか」


 セバスチャンの小さな声が聞こえた気がするけど、気のせいですわ。










 翌日。

 育ったハーブと花を収穫し、精油を抽出します。余った花は、玄関や部屋に飾りました。


 好みの香りを調合します。もう少し爽やかさを足して、と……。




 自室でこぽこぽと精油を抽出していると、女主人のサインが必要な書類を持ったセバスチャンが入ってきました。



「奥様。こちらの書類ですが……って、何をなさっているのですか!? 火をお使いになるなんて、危ないではありませんか!」


「別に危なくないわ。実家ではよく作っていたもの」


 手を止めずにそう言うと、しばらく騒いでいたセバスチャンは出て行きました。わたくしに何を言っても無駄だと理解してくれたなら、よかったわ。そう思って続けていると、旦那様が駆け込んでいらっしゃいました。


「何をしている?!」


「あら、おかえりなさいませ。旦那様」


「あぁ、ただいま帰った……じゃなくて、火を使うなんて危ないだろう!? 火魔法を使え!」


「それでは抽出がうまく行きませんもの」


「何をやっているのだ! 昨日といい、今日といい」


「自由に過ごしていいとおっしゃったではありませんか?」



 そう言って鼻歌を歌いながらわたくしは手を止めることなく続けます。よし、理想の香りが出来上がりました。



「あ、旦那様。この香り、男性目線ではいかがかしら?」


「ふむ。上品でいい香りだな……ではなく、それは最近流行っている香る水!?」


「あら、ご存知でしたの? 今までは大量に生産できなかったから高値になってしまっていたけれど、子爵夫人になって自由にできるようになって嬉しいですわ」


「高価な香る水を毎日いろんな香りでじゃぶじゃぶ使って公爵家を傾けた!?」


「まぁ、ふふふ、手作りですわよ?」


「……」


 混乱した様子の旦那様は放置して、わたくし自身に香りをつけて試します。ついでに室内に香りが広がるように小瓶に入れて木の棒を差します。



「室内への香りもなかなかいいわね。いい香りってわたくし本当に大好き」


「もしかして、香る水の制作は君が!?」


「ええ」


「なんで高価な香る水を売っているのに、公爵家は傾いた!?」


「わたくしの個人資産ですもの。守り抜きましたわ」


「は!??」


 まだ思い悩んでいる旦那様は放置して、わたくしは商人へと手紙を書きます。新商品もできましたし、量も確保できました。価格を少し下げることができるかしら?




 その日はその後休みになったという旦那様に監視……いえ、見守られながら過ごしました。









「旦那様がお呼びです。夕食の準備を」


 メイドがわたくしを呼びにきて、晩餐の準備を始めました。

 今まで一緒に食事を摂ることなんてなかったのに、どうしたのでしょうか? もしかして、商売に興味があるのかしら?



「お待たせいたしました」


 わたくしが食堂に入ると、旦那様はすでに席に着いていました。


「いや、今来たところだ」



 わたくしが席に着くのを待って、食事が始まりました。



「どのようなご用件でしょうか? あ、土地をお借りした分の費用はもちろんお支払いいたしますわ」


「いや、女主人の仕事もこなしてくれているだろう? そもそも、ここの家の土地は君が自由に使っていい」


「ありがとうございます」


 会話が終わってしまいました。実家でもこっそりと使ったものは全て利子込みで返却してあります。あの妹の散財の前では焼け石に水だったでしょうけど。

 ところで、用事はなんだったのでしょう? やけにじーっと見られておりますが……もしかして、わたくしが何か悪いことをしていると思っていらっしゃるのかしら!? ……確かに何度か玄関を泥だらけにしてしまったけれども。



 わたくしがあわあわとしていると、旦那様が微笑みました。


「まぁ」


「何かあったか?」


「いえ、旦那様の笑顔を初めて見た気がしたので」


「そうか……すまない。もう少し愛想を良くすることを心がけよう。ただ、元々こういう顔なのだ」


「ふふふ、ところで旦那様。もしかして、わたくしの商売にご興味があって?」


「は?」


「違いますか。では、わたくしの香る水? 贈りたい方がいらっしゃるのかしら? そういえば、物語でも“真実の愛をあの方に捧げた”パターンもありましたわね。いいですわ! わたくしの腕にかけて似合いそうな香りを作って差し上げますわ!」


「は!? だから、違うと言っているだろう! 物語はフィクションだ!! そんな者はいない! どちらかというと興味を抱いているのは、君に対してだ!」


 最後の方はそっぽを向きながらぜえぜえと叫ばれた旦那様。まぁ、気づかなかったですわ。気づいていたらもっと積極的に動きましたのに。


「気がつきませんでしたわ。旦那様がわたくしに対して、学術的な興味を抱いておいでなんて。気づいておりましたら、もっと研究しやすいようにしましたのに。ささ、どうぞお好きなだけわたくしの生態を研究なさって?」


「そうじゃない。そうじゃないが、ありがたい申し出だ。君の行動を研究するために何かするときは同行させてもらうとするよ」


 さすが顔立ちの整った旦那様。旦那様が微笑んだらメイドはにまにまと笑い、セバスチャンまでなんとも言い難い表情を浮かべていますわ。


 それからなぜか毎日食事を共に摂るようになりましたわ。












「本日は商人と交渉いたしますの」


「君の担当は男の商人なのか? そちらの商会に女性はいないのか?」


「その、女性の商人はうちの商会におりませんでして……私は妻帯者です!」


 愛のない結婚って言ってたじゃないか、などぶつぶつと呟いているファラン。言った通り、愛のない結婚ですわよ?


「ふふふ、大丈夫よ。旦那様。ファランは信用に足る者ですから。家庭を守っているしっかりした男だもの」


 わたくしが微笑んで首を傾げると、旦那様の顔色が悪くなった。なぜなのかわかりませんが、ぶつぶつと何か呟いています。


「呼び捨て……家庭を守っているいい男……」


「さて、様子のおかしい旦那様は放っておいて、商売の話をしましょう? こちら、新商品よ。商品名は“あの方の好きな女性(ひと)の香り”でいかがかしら?」


「いつもありがとうございます。サーシャ様じゃなくて奥様。いつも通りに書類を準備いたします。さすがですね。きっと売れますよ」


「ふふふ、ありがとう。旦那様のおかげなのよ?」


「え、これだけ牽制かけておいて、他に女いるんですか!?」


「いないって言っているだろう!? 物語はフィクションなんだよー!!!」


 突然叫び出した旦那様。変な旦那様にも慣れてきましたわ。


「さ、さ、サーシャ。君は養子がほしいか?」


「そうね。旦那様。わたくしたち、愛のない結婚ですから、後継者について話し合わないといけないですわね」


「そうじゃなくて!」


 わたくしの肩を掴んで叫んでいる旦那様。書類を片付けていたファランは、そそくさと帰って行きました。


「では、失礼致します!!」


「ええ、ファラン。またね」


「大切な話をしているだろう! 他の男を見るな!」


「後継者については、わたくしも案を考えておきますわ?」


 ドアをどんどんと叩きながら崩れ落ちていったセバスチャン。使用人ならどんな時もしゃんとしてなさいな?








 新商品は引くほど売れましたわ。想定よりも売れて、価格は高騰し続けました。わたくしの資産だけで公爵家が立て直せそうな……。



「旦那様。離縁いたしますか?」


「ぐっふ、な、なぜだ!?」


 いつものように食事を摂っていたとき、そう尋ねました。わたくしの資産だけで公爵家を立て直せるし、旦那様への返済も時間を少しいただければ可能になってきました。



「わたくしの資産で実家を立て直せそうですの。旦那様も愛するお方と結婚したいでしょう?」


「だから、物語はフィクションだ! いない! そんなもの!!!」


「そうですの?」


「ごほん。君の実家のことは調べさせてもらった。散財の原因は妹で、両親は君に目を向ける余裕がなかったみたいだな。弟君の養育も君の力が大きいだろう。その、弟君と暮らしたいのか?」


「今はまだ幼い弟のことが心配じゃないと言うと嘘になりますが、小姑が実家にいては弟の縁談にも影響が出るかもしれませんわ。その頃になったらどこかに適当に嫁にでも行けばいいでしょうか?」


「な!? 他の男と結婚するというのか!?」


 机をドンと叩いて立ち上がった旦那様。何をそんなに慌てていらっしゃるのかしら?



「その頃には行き遅れでしょうし、出戻りの身ですわ。それでもいいというお方がいればいいのですが」


「そ、それなら、ここにいればいいだろう? 実家のご両親については引退していただこうと考えている。弟君の後見に君がつけばいい」


「まぁ。わたくしがここにいてもいいのですか? いつでも離縁はおっしゃってくださいね? 国王陛下にはわたくしから伝えますから。両親については、どうでもいいとしか思いませんの。ただ、確かに弟にとってはその方がいいかもしれませんわね」


 わたくしがそう微笑むと、旦那様がどこからか花束を出して跪きました。



「君を愛することはないと言ったが、サーシャ。君を愛してしまった。愛してくれとは言わない。ずっとここにいてくれ。君の暮らしたい暮らしを叶えると誓おう」


「まぁ! 今までそういう風に考えたことがなかったので、お友達からでもいいですか?」


 わたくしがそう問いかけると、旦那様が何かの種を取り出して、頷きました。


「もちろんだ。ありがとう」


 旦那様の手には、国交のない隣国でしか採れないため、入手手段がなくて断念した種が!!! まぁ! 香りの幅が抜群に広がりますわ〜!!!









 旦那様の貢ぎ物の数々に踊らされ、わたくしはいつのまにか旦那様の可愛さに絆されていたのでした。

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