第三十七話 修行の決意
「そうだなァ、おもしろそうだァ。鍛えるかァ」
ラクスとガルクも乗ってくれた。
かなり楽しみだ。
プログラムをどんどん覚えていた頃を思い出す。
新しいことがどんどん出来るようになる快感。
もっともっと、極めたい。
子供のようだとさっき、大魔法使いにも言われたけど
ほんとに凄腕のプログラマって、子供みたいな人ばっかりなのだ。
こどものまま大人になれるようにみんな最大限の努力をしている。
最近は、プログラマーにもかなり普通の人も多くなってきたけど
10年以上前の凄腕プログラマなんて、変な人しかいなかった。
最近は大規模プログラムが多いので、あまり変な人だと
それが成り行かないので、普通に振る舞える人も増えた。
似たような話だと、これはF1とかでもそうらしい。
昔は少人数でやることが多かったから、変なドライバーもいたらしいが、最近は一大プロジェクトなので、礼儀がちゃんとしていない変な人は、なかなかドライバーになれないらしい。
一人だけでスピードを出すことが出来ない。
タイヤが少しでも調子悪かったら勝てないし、エンジンが少しでも調子悪かったら勝てない。そういう総合技術の世界だと
自分の技術だけ高ければ成果が出せるというわけではなくなってくるのだろう。
技術が成熟してくると、かなり総合技術になってくるという。
とはいえ、子供のような好奇心を持ったまま大人になるのはかなり重要な事といえる。さらにちゃんと礼節をもって振る舞えることが勝つために必要な事になる時代になってきていた。
僕もせっかく異世界に来たんだから、この世界で楽しいことをたくさんしたい。魔法なんて現実社会にはなかったんだから
これを使いこなせるようになって行きたい。
強くそう思っている。
「ラスク、ガルク楽しみだね」
まだご飯を食べてる最中だった二人にそう聞いた。
「クククク、そうだなァ、ナオヤ、だが、魔導の塔はかなりヤバイぜェ、俺らもかなり修行しないと、即死の可能性があるぞォ、なぁラクス」
「そうね、でもちょうどいい機会だわ。あそこをクリア出来るくらいにならないと、私達の願いはかなわない」
「だなぁ、明日から師匠に厳しくしごいてもらわないとなぁ」
魔法剣士ガルクと剣士ラクスはどうやら、違う師匠のもと剣をならっていたようだった。確かにラクスとガルクはまったく剣筋が違う。別の流派なのだろうとは思っていた。
「君たちの師匠はどんな人達なの?ぼくも会いに行こうか」
二人の師匠がどんな人なのかは、確かに気になる。
「いや、お前はここで、大魔法使いと修行してな、他のことに使ってる時間はないぜェ」
「そうね、しばらく修行したら、ここで合流しましょう。ナオヤは大魔法使いに教われることを全て教わった方がいいわ!」
「なるほど、わかったそうしよう!しばらく修行しよう」
「大魔法使い、よろしくお願いします!」
「フォッフォッフォ、厳しく行くから、覚悟するが良い」




