『旅の僧とプレスマン』
掲載日:2026/10/23
相模国の山奥に、小さな村がありました。土地がやせていて、収獲が悪く、満足に食べていくことも難しいのでした。この村を旅の僧が通りかかり、一泊の宿を請いました。一人暮らしのおじいさんが泊めてくれることになり、何もありませんが、と言って、これ以上ないくらい薄いかゆを食べさせてくれました。旅の僧が事情を聞くと、食べ物が貴重な村であったということがわかりましたので、何かお礼をしよう、と言うには言ったのですが、特に何も持っていなかったので、プレスマンを置いていきました。
教訓:村人は、食べ物がなくて困っているのに、プレスマンをもらってどうすればいいのか、三年ほど悩んだという。




