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2.推しCPはまだ誕生しない

水姪子聴色 友里有珠暦です!こんにちわ。

間が空きましたがちゃんとかきます。

※この話は、ノンフィクションですが、所々面白さ足すために省略、ちょいフィクションなどを入れてます

※小5の話から始めてるから、記憶が曖昧。

※なんかええ感じの雰囲気は大体、フィクションと思ってください!

ワイは弦!友達の珠莉にだけ、腐女子であることを明かした。でも、ひとつ、明かしてなかったなぁ~。

それは、クラス内の推しCPのこと!ああ、話したい。

でも、タイミングなんてどこにもないよな。しかもさすがにクラス内の推しCPなんていないだろうし

これでドン引きされて疎遠になったら…なったら…小6、中1(珠莉とは中学同じ確)、中2・・・

ぼっちになっちゃう!?

無理無理無理無理・・そんなん人生終わりだよぉ??

そんな雑念どうにかしなくちゃね!


そう、今日は、漢字50問テスト!!100点取れなかったらワイのプライドが許さない。

教室の時計がコチっと地獄の時間(50問テスト)へと導いてゆく。

漢字ドリルから一旦目を離して時を見る。

「あぁ・・あと1分っ——」

—――――コチ—――――

「・・それでは始めまーす。漢字ドリルしまってくださーい」

必死に吐き気を隠す。記憶だけは隠さないように。ほかの物は全部全部隠した。

ビラっ・・

前の子からテストを受け取る。長袖で震えを隠す。

ピっ・・ピっ・・

タイマーがセットされる。もうあの音(タイマーの音)は恐怖症になってしまう


すっかり雑になってしまったな、自分の名前。

そりゃあ、3歳で名前がかけても8年書いてるんだもんなぁ。雑にもなるよな。

サリッ・・・サリッ・・シュッ・・・

ああ、よかった。おもうよりも腕が先に動いてゆくんだよな。

味気ないカラーの袖を眺める。長袖であるって自覚するだけでもちょっと熱くなる。

—―――――――――――よし・・・・終わっ・・た・・・―――――――――――

今回もなんだかんだ言って全部埋まった&早め だったなぁ!

テクテクテク

テスト提出完了!はぁ~~・・・未だに手がガクガクブルブルしておられるねぇ・・

珠莉も終わってる。とはいえ、いつものように喋れるわけじゃあるまいし・・・

暇ですね・・・絵描いて待ってるかぁ・・・

水色の道具箱を引っ張って100均の自由帳を出してうまくもない絵を描く。

茶色の表紙、くせの強い名前、太い鉛筆の筆跡、削りたての鉛筆の筆跡、滑らかな白紙。

日常が天使のように舞い降りてきて、気づけば震えは無くなっていた。

・・・よし、今回も、乗り越えられたのか。

様々な方向からギーッっと椅子を引く音、パタパタと歩く音、スッとテストを出す音。

時折周りをみると、出席番号順にすることに苦労しているヤツもいるなあ・・w

ワイは22番。でも24とか27とかが早くて、一番最後は入れられたこと無い・・・

一度はやってみたいなぁ・・・ま、小さい夢しか描けないんで。

気づくと自由帳に弱弱しい線が描かれていた。なんとも言えない絵になってしまって、不愉快だ。

筆箱を開けて消しゴムを取り出そうとするも、何があったのか、さっきまでの緊張が実はまだあったのか、答えは分からないけど、転がり落ちた。

足でガシガシやってなんとかこっちに引き寄せた。テスト中に立ち歩くの、何とも言えない視線があるような気がして、成績に影響する気がする。立てないよな~。

このとき、足を机から出していた。そのせいで避けさせてしまった人物が柚季だとも知らず。


「ぁぁ、めっちゃ汚くなってるじゃん・・(笑)」


—―――――――――――――――――――――――――キーンコーンカーンコーン

苦しさの45分間から解放された。その感覚はみんな共通で、わっっ と教室内が騒がしく、いつもの姿にケロッと戻る。

ワイも、その一員ではあったけど。

「珠莉、テスト、どうだった?」

「今回も全部埋められました。」

「ワイも同じく。」

なんとも言えない静かさではしゃいでいる。

例えるのであれば、みんなが夏の正午の太陽だとするとこの二人は冬の昼下がりの太陽。


今日、欠席の人がいたおかげで、この二人は学校により楽しみを見出せるなんて、想像もしなかっただろうなぁ。

今回のフィクション、どこだかわかりました?!

「このとき、足を机から出していた。そのせいで避けさせてしまった人物が柚季だとも知らず。」

これです!!!!てか、消しゴムの件は全部フィクション!

テスト中に物落として立つの嫌ってのはマジです!

あと、現実ではワイは珠莉の元ネタさんのこと名前呼びしないですね~

君 とかで済ませる

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