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おほしさまのゆれるよる

作者: ばーでーん




今日はだれも怒らなかった

けんかもなかったし

牛乳もこぼさなかった


だからベランダに出て

お月さまのすぐ近くをとおる

ひこうきを待ってみた


ママがいうには ひこうきのあとには

ひかりの糸がのびるらしい

でも今日は風がつよいから

星のほうがゆれていた



今夜はどうしちゃったんだろ

さぼりもしなかったし

愚痴もこぼさなかった


パパがいうには 宇宙のなかでは

息できぬほど空気がないらしい

だから星には風が吹かないから

星がゆれるなんてふしぎだ



前もここで泣いたことを

僕は手摺りのペンキの感触で思いだした



今日は風の音といっしょに

泣くことなど忘れて

知らないうたを思い出してた


お月さまがいうには ずっとむこうの星が

小さくうなずいたことのようだ

もう夜も遅いから眠るけど

また明日がくるんだよ



お読みいただきありがとうございます。



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― 新着の感想 ―
お星さま、揺れてるなあって思うことあります。風が強いときほどよく揺れるのは、お星さまも風を受けているようでなんだか面白いですよね。 ベランダのひとりきりの静かな空間を、月や星が、遠すぎず近すぎない距離…
 一日の終わりに、月と星がそれを労ってくれる感覚って、おとなでもあるものですよね。  まっすぐ、それをみつめ返せる毎日を送れるように生きたいです。
風がないはずの宇宙で、ゆれるような星の光は、時に神秘的でもありますよね。 吹きゆく風の音、月の近くを真っ直ぐに進む飛行機の光の糸、口ずさむ知らないうた。描写の一つひとつとともに、ゆれうごく心と、うな…
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