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attack ~ブレイク~

~前回のあらすじ~

やっぱり買収される生徒会長だった…


~予告~

授業編は続くけど、バトルモード・スタンバイ!


※前回報告を忘れていました。小説のユニークアクセスが10000人を突破しました。ありがとうございます。

 な、何とか逃げ切った…。教室に戻れば、授業は既に終了してた。後でノートは渚に借りよう。最後は物理か…。あのブレイク先生の事だから、また授業にならないんだろうけど…。

「Hey you guys! 授業を始めるYO!」

 来た…。いつもながらテンション高いね。旧式の大型ラジオを肩に担いできた。入学試験の時に爆弾解除のテストをしたあの先生もだけど、このブレイク先生も何でも壊そうとする所は一緒だね。

「今日もbreakするYO!」

 パリーン!先生、確かに貴方は色々物をブレイクしますが、窓はないと思いますよ?何やったの?ラジオから破壊音波でも流したんですか?


「緊急連絡だ、全兵士に告ぐ!北川の不良傭兵が攻めてきた!我らがテリトリーを荒らされて、文句を言わないはずが無い!勇気ある兵士共よ、武器を取れ!」

 鬼曹長先生の声で全校連絡が入った。あぁ、また北川高校の人?蛇慰安戸君かな?腰巾着君もいるなら少しお話がしたいんだけど…。

 学校の至る所から血気盛んな男たちの“ウォー!”と言う叫び声が聞こえる。翔太もその中の一人だった。自分のロッカーから、迷彩の服と赤いベレー帽、ライフル銃を取り出す。あ、言うの忘れてたね、この学校には有事に備えて鬼曹長先生の組織した軍人クラブがあるんだ。さっきの三つの物は、それの制服。あまりいい思い出はないね。僕と遥が殴りこみに行った時に一度壊滅したはずだったんだけど…。

「ケイ、俺は君を守る為だけに戦おう!…もし、俺が帰ってきた暁には結婚しよう!」

「死ね☆」

 ってか、早く行って来て。僕は窓から翔太を投げ飛ばした。後ろから、“きゃ~!青龍君頑張って!”などと黄色い歓声が聞こえる。校舎からもゾロゾロと出てきた。勿論の事、鬼曹長先生もだ。僕とか渚は窓から外を覗いた。バイクとか、木刀とか、鉄パイプとかで武装した北川の不良たち。あれ、蛇慰安戸君達がいないかな?別の派閥とかなのかな? ってか、あれ笑える。武者鎧着てるし。先生よりも時代遅れじゃん、ぷぷぷ…。


「我が名は“魔派等邪マハラジャ阿呆アホ”なり!」

 なに?流行ってるの?馬鹿とか阿呆とか。しかも鎧着て、マハラジャとか受ける~!お腹痛い~!

「我が名は、護国鬼一郎!我らがテリトリーを荒らす者は、我が弾丸チョークの錆にしてくれる!」

 無理だと思いますよ~。せいぜいチョークの粉が付く位だと思います。頑張ってね~。

「総員かかれ~!」

 何処からか法螺ほら貝の“ブゥォォォォ~”って音がする。不良と軍人クラブの戦いが始まった。


 感想、弱かった。僕と遥の殴り込みの時もそうだけど、二人だけで壊滅できる組織が、大人数で押しかけて来る不良に太刀打ちできる訳が無い。皆伸びてた。

「うらぁ!神速の野郎!ここにいるのは知ってんだからよぉ!大人しく出てきやがれ!」

 え、目的僕?それはないよ~。ってか、僕あの不良と面識無いんだけど。もしかしたら、あの時期に殴ってたかもしれないけどさ…。

「神速、聞いてるんだろぉ!?一方的に話す!俺はなぁ!白虎遥様が好きなんだよぉ!一世一代の告白したら、くぁわいらしい声で“神速に勝てなきゃ、無理さ”って言われたんだよぉ。だからお前をコテンパンにやってやるから出て来やがれぇ!」

 遥ぁ、面倒くさい事に巻き込まないでよ。攻めて自分に勝てたら位の条件にしなって。

「くぉら!神速出てきやがれ!」

 煩いなぁ…。社会のゴミをゴミ箱に戻したいのは山々だけど、渚がいるから無理だね。それに…

「けーもーの!つーかーい!けーもーの!つーかーい!」

 ほら、獣使いコールも巻き上がってますし。そろそろ来ると思うよ?

 

 …風がビュゥッと吹き抜け、一人の女子生徒が姿を現した。

「お前らもか…、私の可愛い弟の過去を穿ほじくるのは。この獣使いが相手よ。」

「なんだぁ?お前一人で何ができるってんだよぉ?」

 まぁ、確かに…。今まで生徒会長はコレだけの大人数を相手にした事が無いかもね。まぁ会長なら何とかしてくれると思うけどさ。

「相手しようと思ったけど、あのエロメイドとの抗争で疲れたから、慶斗、頼んでい~い?」

 こっち向いて手を振らないでください、会長。皆がこっち見てますから。と呑気な事を考えていたら、不良の一人が生徒会長に襲い掛かった。危ないッ!



 不良の方が…

「秘儀、ベア~!」

 またまた気の抜ける様な声で技名を叫ぶと、拳を不良の腹にクリティカルヒットさせる。そのまま一団の後方まで飛ばされてしまった。南無♪

「慶斗~、疲れた~。」

 ジャンプ一つで三階のこの教室まで飛んで来た会長。自分の教室に戻ってください。ってか、それくらい元気あるなら戦ってくださいよ。

「生徒会長、授業は?」

「会長権限で終わらせてきた。」

 いつもの事ですね。僕は携帯を取り出す。ブレイク先生は勝手に自分の頭をブレイクさせていたので、問題はないと思うよ。

「あ、もしもし?神速だけど、僕の学校にバイク乗り回す不良がいるんだ。悪いけど、本物の威厳を見せてくれる?うんうん。そうそう、彼女もいるよ。え?今海岸沿い?なるべく早く戻ってきてくれる?30分だね?分かった、待ってま~す。」

 さて、お友達にも電話掛けたし。ちょっと軽い運動でもして来ようかな?

「渚、いいかな?」

「怪我、しないでね?」

「私も行くよ、けー君。」

 怪我はしない程度にね。

「ふむ。わしも相手をするとしようか。」

 ゴロちゃん、君はどうでもいいよ。

「ご主人様をお助けするのが、ボクの使命です。」

 希は疲れてないんだね…。猫に戻っててよ。

「私もお兄と遊びたいですぅ。」

 留美、遊びじゃないと思うよ。

「俺様がこの戦いに協力したら、お前に描き眉を描かせろ。」

 麒麟さん、関わらないでください。

「俺も参加して、女子のハートをゲットだぜ。」 

 帰れ、玄武君。

「ケイ、俺の、気持ちを、君に伝えられぬまま…」

 死ね、翔太。

・魔派羅邪・阿呆の交換日記

うらぁ!神速かかってこいや!

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