第七章 どきっ!!コーヒー牛乳と婚約者!
「うーん。いい湯だったなぁ・・・・!!!」
いやぁ、よがったよがった・・・・・・!!!あとはこの私の部屋でくつろぐだ・・・・
「そーい!!!!!!」
「ひぃおうああああああああああ!!!!!!!!」
く、首元に冷たいものがぁ!!!!これは、金属系の武器か!!?銃か!?剣か!!?
「ご、ごめんなさい!!な、な、な、なんでもしますので!!!どうか、どうか許してくだしゃい!!!!」
「本当になんでもするのか?」
「は、っはい!!!できる限りなんでもします!!!」
いいんだよ!!命が助かれば!!
「じゃ、死ね。」
「ひえええええええええええ!!!!!!!」
そう来たかぁ!!!!!
「・・・・本当におバカだなぁ・・・。タウチは。」
ん、なんか聞いたことあるぞ・・・!?この声!!!
「ハナミズキ!!!」
このくず野郎!!!ばーかばーか!!!
「そうだよ馬鹿。」
「馬鹿って言った方が馬鹿なんだよー!!!この悪魔!!!」
「ほれ、コーヒー牛乳。」
「おおおおお!!!天使!!!!」
いやー、私も少し探してたんだよねー!お風呂上りといえば、コーヒー牛乳だよね!!ていうか、さっきの冷たいものの正体はコーヒー牛乳か・・・・。
「お前ってちょろいよな・・・・。」
「ん?」
なんか言ってるけど気にしなーい気にしなーい!!
「ぷはぁー!!!!」
うまかったぜ!!
「すげぇな。一気飲みか。」
「余裕。」
「さすがデ・・・豊満な肉体。」
「言い直すなー!!逆に傷つく!!!」
私だってね!一応気にしてるの!!!一応!!!
「ごめんな、デブ。」
「はっきり言いすぎだー!!!」
やっぱり傷つくよ!!
「ひひひっ!!んじゃ、舞踏会のホールの前で待ってるぜ。ちゃんとおめかししろよー!」
そういうと、ハナミズキは笑顔で手を振りながらどこかへと去っていった。
「・・・・・・ん?」
なんか・・・・・忘れてるような・・・。
「・・・・貴女♥本来の目的忘れてませんかぁ♥」
ひえっ!ミラ!!急に目の前に出現しないで!!どこにいたの!!?っていうか、さかさまじゃん!!
「え、本来の目的・・・・?コーヒー牛乳飲むこと ・・・・?」
あれ、お風呂だっけ・・・?
ブブー!!!!
「え、なにこのクイズ外したみたいなおt
バコーン!!!!!!
「ぎょはああああああああああ!!!!!!!」
な、なんか頭の上に振ってきたぞ・・・・!!!だいぶ痛い・・・!!!
「ミラ・・・!!なんかやった!!!?」
「不正解の効果音までは僕です♥タライは突如出現しました♥」
「自然発生!!!?」
なかばなんそ!!!!落ちてきたのはタライだったのか!!
「嘘だといってよ、ショッカー!!!」
「嘘です♥」
「こんにゃろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
やっぱおまえええええええええええ!!!!!!!
「タライは少し前につっておきました♥そうしたら、あのタイミングで落ちてきました♥」
なんでタライなんて持ってるんだよ!!!!
「で、本来の目的は・・・・・
「目的は・・・・・?」
どうしても思い出せない・・・・・。
「ミスキ主催の舞踏会に参加すること♥」
「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
そうだった!!さっきのハナミズキの言葉になんかひっかかると思ったらそうだった!!!
「忘れてた!!」
「時間結構不味いですよぉ♥」
ちんたらお風呂に入ってたからだ!!
「ど、どうにかして!!ミラぁああああ!!」
助けて、ミラえもん!!!
「仕方ないなぁ♥」