第二十七章 どきっ!!箱の中身!!
「じゃ、じゃあ、行くよ!!」
急に年老いても、どっきり箱でも許さないよ!
「お、おう。いったいどうしたんだよ?」
「・・・・・・・・。」
ワン、ツー、さん、しっ!
「とりゃあああああああ!!!!」
タウチ、いったー!!箱を開けたー!!!!
「おそい!!」
ぎょふっ!殴られた!!手紙を送ったミズキの誰かめ!許さん!ミズキさまだったら許すけど、ハナミズキだったら許さん!!その他の場合も許さん!
「・・・・あれ?ハナミズキじゃん。どうしてここにいるの?」
「この箱に入ってたんだよ!」
「え、ハナミズキちっちゃ。」
「違う!魔道具使ってたに決まってるだろ!」
あ、なるほど。
「そっか。じゃあ、ばいばい。」
大変だっただろうなぁー。箱ぐらし?
「この馬鹿!」
「馬鹿はそっちだよ!」
ずっと箱に入ってるなんて馬鹿ぐらいだよ!
「ここまでしてここまできたんだ!すぐ帰るわけないだろー!」
「え?そうなの?」
「しばらくこっちに泊まる。母さんには許可もらってる。」
泊まるのか!
「えーと・・・・どれくらい?」
「うーん、一か月くらいかな?」
「長っ!」
長すぎでしょ。
「・・・・・・・・あの。」
あ、スグリさん。なんか、ごめん・・・・。
「私、臣下のスグリ・スグリと申します。」
「へぇ、新しい人?」
「・・・・・・・いえ、新人ではありませんが・・・・先月から心機一転、励んでおります。」
「いろいろあってねー!」
あのことは秘密にしておこっと。
「そっか。王ってのも大変だよな。」
「まぁね。」
悪魔とか悪魔とかミラとか色々ね!
・・・・嘘です冗談です、どうかミラに心を読める能力がありませんように。ミラの『道化師』ってどこまでできるかわからないから怖い。っていうか、ミラ時々心読んでるみたいなことするし!私がわかりやすすぎるだけなの!?
「で、部屋だけど・・・・。」
たしかお客様を泊める用の部屋あったよねー。・・・・・・・あそこ、掃除されてるのかな?私の部屋とかは・・・ミラが気が向いたときに能力使ってぱぱぱーってやってくれてるからそれなりに綺麗だけど・・・・。
「スグリさん、お部屋って・・・・
「どこも汚いに決まってるだろ。メイドがまともに働かないんだから。」
・・・・・困ったなぁ。いろんな意味で。
「あ、スグリさんの部屋って綺麗?」
スグリさんも貴族だし、広めのお部屋たしかもってるよね?
「・・・・・・・まぁ。」
「じゃあ、そこを貸そう!」
ボカッ
「ふざけんな。」
な、殴られた・・・・。これでも一応王なのに・・・上司なのに・・・・。まぁ、毒とか入れられるよりはマシか。
「私はどこで寝るんだよ。」
「・・・・・・公園とか?」
「抹消されろ。」
ごめんなさい。ちょっと調子のってました。
「じゃ、じゃあ、私のお部屋で寝ればいいよ。スグリさんは。」
「・・・・・だったら、お前の部屋で王子を寝かせろよ。」
「それはやだな。」
「即答するな。」
「・・・・そ・・・・れ・・・は・・・・や・・・・
「ふざけてんのかお前。」
ごめんなさい。スグリさんって楽しい。
「とりあえず、スグリさん。一緒に寝よ?」
「・・・・・・部屋をあの王子にあけわたして?」
「私の部屋をハナミズキにかしてスグリさんの部屋に私が行くっていうのでもいいよ。」
「そうしよう。」
即答だ!
「・・・・・やっぱやめよう。」
えー!!
「考えてみりゃ、なんで私が犠牲にならなきゃいけないんだ。」
たしかに。
「お前とあの王子が二人で寝ればいいだろ。婚約者なんだし。」
「そこを・・・!!どうかお願い!!スグリさん!!」
たーのーむー!
「ほ、ほら!革命しようとしたこと許してあげたじゃん!」
「お前クズだな。」
やっぱりそう思う?
「お願いだよー!!!」
「・・・・・・そこまでいうんだったら・・・・。」
しゃあああああああ!!!!
「ただし、お前が私の部屋に来いよ。」
うんうん!!
「あ、ハナミズキ。」
「・・・・・お前たちのひそひそ話、全部聞こえてたんだけど・・・・。」
しまった。まぁ、何事もなかったかのようにしよう。
「じゃあ、ここの部屋で寝泊まりしてね。」
「そんなに俺が嫌いなのか・・・・。」
「棚とかは勝手にあけないでね。」
ヤバイもの・・・・・は入ってないけど、とりあえず許さない。
「洋服とか色々とりにくるから・・・・裸とかではいないで欲しいな。」
「裸族じゃないから・・・俺・・・。」
知ってる。
「じゃ、ハナミズキ。私、仕事してるから。私のお部屋行ってて。何回も来てるから一人でいけるよね?」
「・・・まぁな。」
今のはただの休憩時間だからねぇ・・・。そろそろ仕事しなきゃ。
「スグリさんもあとで。」
「ああ、終わったら来いよ。」
・・・・そういえば、休憩時間終わったけどミラ全然帰ってこないな・・・。




