表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/41

第二十六章 どきっ!!怪しげな箱!

「ごきげんよう、タウチさん。」


 ・・・・・・・・・。


「す、スノウさん!!」


 大事なときにどっかに行ってたスノウさん!!


「どこに行ってたの!?」

「少しユリの方へ。」


 いや、それは知ってたけど!!


「なにしてたの!!?」

「いろいろ・・・ね?」

「大変だったんだよ!!なんか革命?みたいなのが起きかけて・・・・!!」

「さきほどあの悪魔から聞きました。」


 あー、ミラが報告してくれたんだ。


「よく、頑張りましたね。」


 そういうと、スノウさんは私のことを優しく抱きしめてくれた。スノウさんのお線香のような香りが私を包みこみ、なんとなく安心する。


「うん・・・・・・!!!」


 うっ!なんだか涙が・・・・!


「す、スノウざぁーん!!!!怖かったよー!!!!」

「よしよし。」

「これからはどこにも行かないでー!!!!」

「・・・・・・・・・・・・。」


 うわーん!!こわかったし、寂しかったよー!!!


「そういえば。」

「ぐずっ・・・・どうじだの?」

「ミズキから、これを。」


 ミズキからお手紙?・・・・・と、なんか小さな箱。一体なんだろ?


「・・・・・・箱を開け?」


 手紙にはそう一言だけ書いてある。

 ・・・・・・うーん、なんか嫌な予感する。怖いなぁ・・・。ミラに開いてもらおっかな・・・。

 ・・・・・・あ。そういえば。


「・・・・おかえりなさい、スノウさん!」

「・・・ええ、ただいま戻りましたよ。タウチさん。」


 やっぱり、スノウさんのこと好きだなぁ!



  *  *  *  *



「うーむ・・・・。」


 さて、あの箱だが・・・・。

 いまだに開けられずにいる。だって怖いもん。急に年取ったりしたくないもん!


「み、ミラー!」


 ・・・はたしか今どっかに行ってたはずだし。


「スノウさーん・・・・!」


 ・・・もどっか行っちゃったし。


「ママー・・・・・!」


 ・・・はもう死んでるし。


「むー・・・・・。」


 困ったな。あ、そうだ。


「スグリさーん!!!!!」


 いたはずだぞ!


「・・・・・・あ?」


 アッ、なんかごめんなさい・・・・。


「私、仕事中なんだが。」

「そうだよねー!!ごめん!」


 まぁ、今の時間に仕事してないっていうのはそれはそれで問題だよね。


「えーっと、この箱を・・・開けてほしくて・・・・。」


 うーん、怪しげなものを人に開けさせる・・・・・結構私クズかもしれない。


「いや、やっぱいいや!この箱開けるの見てて!」

「・・・・はぁ・・・?」


 見てるだけでいいから!私が老いるのを!!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ