第二十一章 どきっ!!不穏すぎる宣言!
「タウチザクラ女王。」
ぎょえっ!私のこと大っ嫌いな臣下さんナンバー1ことサザンカさんが話しかけてきた!!
「我らはあなたを女王の器だとは考えません。」
知ってる。
「よって、明日、革命を起こします。」
「・・・・・はいっ!!?」
え?どゆこと!?
「いや、あの・・・・
「王が変わればあの悪魔との契約もなくなり、この国も安泰。朝にはこの城を囲んでおきますから・・・わかってますね?」
うん。わかっ・・・わからないよ!!殺されたくなきゃ、さっさと城からでてきて降服しろってこと!!?あ、わかっちゃってるじゃん!
「えっと・・・スノウさんに聞いてきます・・・・。」
「スノウ殿はただいまユリに出張中です。」
ぎょえー!なんでだー!そういえば、ロゼたちが部屋に突撃してきたニ週間後くらいからニ週間ぐらいあってない気がするー!
「と、とりあえず・・・失礼します・・・・。」
そ、そうだ!!ミラだ!!ミラに相談しよう!!
* * * *
「あぁ♥ついに革命♥」
(私の)ベッドに寝転んだミラが馬鹿にしたような顔で私を見上げた。うっ、見上げられてるのに見下されている気がする!
「あなたはもちろん、あなたの臣下たちもお頭の弱い方ばっかり♥」
「す、スノウさんは賢いよ!」
「本当にあなたの臣下なんですかぁ♥」
え、違うの?
「まぁ、それはどうでもいいんですが♥」
「どうでもよくない気がするけど、どうすればいい?国譲っちゃう?」
私は別に構わないけど・・・・。でも、国譲ったら譲ったで殺される気がしない?
「・・・・あ、でもミラは他国からの侵略からしかこの国を守ってくれないんだっけ?」
つまり、私が女王をやめれば、 悪魔に国をとられることもなくなる&他国からの侵略もなくなるっていうサザンカさん・・・いや、国民にとって超いい感じになるのか。
「・・・・・そもそも、僕との契約の"この国"というのは土地的な意味ではなく観念としての"この国"です♥」
「・・・はぁ?」
「あなたが女王じゃなければこの国は僕にとって"この国"ではありませんし、あなたが国をもてばそこが僕にとっての"この国"です♥もちろん、あなたが世間で認められるような国をもっていなかったとしても、あなたがいる場所が僕にとっての"この国"♥」
「だから?」
「僕にとって相手が世間一般でいう国であるかは関係ありません♥」
「それで?」
「あなたが攻撃されるようであれば攻撃したものを"他国"と僕はみなします♥よって、臣下たちの革命とやらも領土なき他国からの攻撃とみなし、守ってさしあげましょう♥」
うーん、よくわからないし、なんだか強引な気もするけど・・・。まぁ、私が女王じゃなかったらミラもこの国もらえないしね。いざチェスが終わって私が負けてミラが「国くれ!」って命令しても女王じゃなかったらどうしようもないしね・・・。そりゃ強引にもなるよ。




