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第十六章 どきっ!!さよなら臣下さん!!

「・・・・・あれっ?」


 いつのまにかお城にいる。ここは・・・・ベッドの上だ。ベッドのそばにはミラがいた。


「・・・・目を覚ましましたか。」

「ミラ。私、なにしてたんだっけ。・・・・湖探して・・・そのあと・・・

「そのあと?」

「うーん?さっぱり思い出せない・・・。」

「・・・・・そのあと、疲れのあまりあなたが寝てしまったんですよ♣だから、僕がおぶって帰りました♣」

「ああ、そうだったの?ありがとう。」

「・・・・いえいえ♣」


 へー。さっぱり記憶がないや。


「スノウさんは?」

「置いてきました♥」


 へぇー、そっかー。だよねー。


「・・・・・・えっ!!?」

「あはっ♥」

「うふっ♡・・・・じゃなくて、どゆこと?」

「そのままの意味です♥」

「ぎゃー!!!!!」


 ひどいぞ!!最低だ!!


「でも、どうやって・・・?」


 馬車で帰ったとしてもスノウさんも馬車だから早さは変わらないでしょ?


「秘密の魔法で♥」

「・・・・はぁ?」


 よくわからない。ま、いつものことか。

 あーあ、それにしてもすっかり記憶がぬけちゃったなぁ。何時間寝てたんだろ。



  *  *  *  *



「・・・・ごきげん麗しゅう?田打桜の君。」


 ・・・・・・アハハー・・・。到着シタンダネ、スノウサン・・・。


「わ、私は悪くないよ!!うん!!全部ミラのせい!!私なんにもしてないもん!!だ、だから私だけは怒らないで!!」

「いえいえ、怒ってなどいませんよ。ええ、ええ・・・・ククッ。」


 絶対怒ってるでしょ・・・・。


「き、気絶してたからなにも覚えてないもん!!全部ミラが勝手にやったことだし!!」

「・・・・気絶?」

「うんうん!記憶がさっぱりないんだよねー!」


 よっしゃ!これで全部ミラのせいに・・・!!!


「ほう・・・。記憶が・・・・。」


 スノウさんはなにやら考え込みはじめた。


「・・・・失礼します。あとでまたお話ししましょう。」


 そういってスノウさんは私の部屋からでていった。

 あとで!!?お話!!?・・・お、お説教っすか!!?や、やだよ!!・・・ま、まぁ、とりあえずは回避したから・・・あとは逃げ続ければいいか!うん!!





さよなら詐欺パート3

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