表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/5

是非、引き取ってください。

去年の夏から冬になるまで山で狩りまくった毛皮を夏の最中に売りに来たバカは私です。


まあ、毛皮だけじゃなくて干した果実とかじいちゃんに教えられた薬とか他にも色々あってんだけど、冬の間近隣の魔獣を狩りまくったので毛皮が一番量が多かったのだ。


とりあえず、皮以外の物は問題なく旅装束や保存食に代わっていって、じいちゃんの荷物にあった剣なんかも引き取ってもらった。

魔獣と戦うこともある開拓村では貴重な武器ということで、予備も含めた全部の武器を引き取ってもらった。

じいちゃんのは飾りが入った割と上等そうな剣だったので、本当にいいのかと言われたけど、俺が持っていても全く良いことないので、どうぞどうぞと旅行グッズと交換してもらった。

こんな場所なのでもちろん中古だけど文句はない。


最後に毛皮は今年の冬に使いそうなやつ以外の不要な分については冬になる前に訪れた商人に転売すればということで格安でお渡ししておいた。

まあ、子供なんか寒さで簡単に死んじゃうし、ただ同然ってことならあって困るもんでもないし。

割と相手が得する取引ばっかりだったんで村の人たちからはとても感謝された。


諸々含めて旅装一式、多めの携帯食料、杖代わりの鍬、各家からかき集めた小銭をゲットして村に一泊することなく村を出た。


いえいえとんでもない、引き取っていただいてありがとうございました。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ