表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊使い  作者: 黎奈
81/85

第八十一話 宿命と想い (シンジ編)

シンジ視点です。

では、どうぞ。

俺が意識を取り戻すとルカが俺を連れ出した。


話があるーーらしい。


俺も疑問はあった。


だからそれに応じた。


会場の外、二人で話をし始める。


「話はなんだ?」


俺は聞いた。


「お前はーールミル(あいつ)をどう思う?」


ルカは聞いてきた。


「!?」


俺は眉をひそめる。


どう・・ってどういう意味だ・・?


「・・好きか嫌いかの話だ」


「・・・。

嫌いじゃない」


俺は言った。


アイツは俺から見ればまだまだだが、

あいつはーーー


「何故聞く?」


俺は聞く。


「・・気になっただけだ」


ルカは言った。


本当か?

と、疑わしく思う。


「お前は何故、ルミル(アイツ)をーー

狙うようなマネをした?

命を狙っていたのならあの時助けはしなかっただろう?」


「あぁ、命を狙っていたなら、な。

俺にも“お前のように”宿命があるからな。

それが狙った理由さ。

助けた理由はーーあいつの力を試すためさ」


ルカは空を見上げて言った。


「・・・」


その言葉に偽りがないとはいえないように見えたのはーー

俺の気のせいか?



「結果、俺の能力には叶わなかった。

だが、あれは天を支配する。

やがて時空までもを支配するだろう。

均衡を崩さないためにもーー

そういう意味でここへ来たがーー

どうやら必要なかったようだな」


「--?」


「お前がいればアイツは無闇な暴走しないだろう。

ーーだが、お前がきっかけで暴走する可能性がある。

・・そしてあいつを狙う奴は他にもいる。

・・異世界の連中がこの世界へと侵入しているんだ。

“お前等”の実力があれば

そいつ等には脅かされないだろうから心配ないだろうがな」


「----」


俺は理解した。


ルカは遠まわしに言っているようだが、ようするに


『お前がいればたとえ敵が来ようとも俺は必要ない』


と言っているのだ。


「俺はアイツには生きて欲しいからな。

だから俺はあいつを手放す。

お前に譲るさ」


ルカは俺を見て不敵に笑う。


「--!?」


俺は目を見開く。


「あーー来たな」


ルカがそういって俺の後ろを見つめた。


「・・・・」


俺は振り向き視線をそこへ向かわせる。


そこにはアイツとーーミヨがいた。


「あ、シンジーーっ」


「・・・・」


アイツは俺のほうへ来た。


「話がある。

二人で、な。」


ルカはそういった。


「--!」


あいつは一瞬表情を引き締めた。


「・・俺は戻る」


俺はそう言ってあいつの傍を通り過ぎ、部屋へと戻った。



・・・アイツをーー

ルカと二人きりにするのはいささか不安だが、

とりあえず、ルカはアイツを手放すみたいだからなーー

まぁいい、許してやる。


俺にはルカより時間があるからな^










そう心で思い、余裕のあるシンジであった。





おぉーー!!

久しぶりのシンジ視点!

どうでした?

初めの頃のシンジとは少し違う気がすると私は思ってしまいました。

不穏な空気はなかった・・かな?

男同士の話にしてはなんかルミル関係が多かったですね^

もしや二人ともーーー恋してる??

そう思う方はどうぞ、完結した後の連載もお見逃し無く!!

そういう予定ですので!!

ではまたの機会に


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ