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精霊使い  作者: 黎奈
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第八十話 ハンターとの出会い (ミヨ編)

ミヨ視点です。

では、どうぞ!

ミヨはルミルと別れた後、ユームを連れて一人川原を歩いていた。


・・ふぅ。

・・上手くいったかな・・あの二人・・。


別れた後でも、そう思ってしまう。


そう思いこんでると瞬時に殺気が私を貫いた!


「ッ”--!?」


とっさに避けるがフードをかすり、フードが地面に落ちた。



「見つけたーー、天寿の力の持ち主」



そんな声が頭上からした。


「・・・?」


・・この人・・誰??


私は頭上を見上げる。


すると、その人は宙に浮いていた。


「!?」


私はその人を凝視する。


・・宙に浮いているだけなら驚いたりしない。


なんせこの人は異空間を周りに作っているのだから。


「なぜ、分からないという風な顔をする?」


その人がストンと地面に降りてから問う。


私はその人と距離を置きながら


「・・初対面でしょう?」


と、言ってみた。


だって・・見たこと無いもの。

・・異空間からやってくる人なんて。


それに・・私の素顔を暴いたのは

今までにルミルとこの人だけだし。


「は?」


その人は間の抜けた声を出す。


傍にいたユームは


「ゥルルルゥウ”」


とうなる。


ユームは警戒しているようだ。


「その精霊は・・

以前には感じられなかったが・・」


その人は食い入るようにユームを見つめた。


「以前?

誰かと勘違い・・してる?」


私は聞いた。


・・初めに言ってた。

・・天寿の力の持ち主・・と。


「勘違い・・?」


「天寿の力・・というのは

私は持っていないよ。

私は闇一族の一人。

強いて言うなら・・

闇の守護の力の持ち主、ね。」


私は説明した。


「・・だがーーー」


その人は私が説明しても納得してくれない。


「顔はルミルと似ているわ。

まるでドッペルゲンガーでもみた感じよ。

・・それに以前会った子はもう一人、連れがいなかった?」


私は聞いた。


ルミルはいつもシンジと行動を共にしている。


もしかしたら、

この人と会ったときも一緒にいた可能性が高い。


私はこの人が・・


私とルミルを勘違いしたのだと、そう確信した。


「そういえば・・一人いたな。

悪かったな、勘違いだったようだ。」


そう言ってこの人は去ろうとした。


「待って」


私はそれを止めた。


「なんだ?」


「あなたは・・異界から来た人よね?

・・それがどうしてルミルなんかをーー」


私はそう聞いた。


「・・それを答える代わりに一つ条件がある。

それでも聞くか?」


この人は私を伺うように訪ねた。


「条件?

それは何?」


「それはーー年に一度開かれる大会のパートナー

になることだ。

今年は生憎とダブルバトルらしいからな」


私の問いにやれやれという風に首をすくめるその人。


「・・それなら、いいよ。

私もそれには困っていたから。

じゃあ、質問に答えて?」


私は承諾した。


私もそれには困っていたところだ。

それも叶って質問も聞けて、まさに一石二鳥。


「あぁ。

俺の名は ルシア・ヴアーリド・レドカ。

ルカでいい。

お前の名は?」


「私の名はミヨ・リーフィア。

ミヨでいいよ」


お互いに名を名乗った。


「質問の答えはーー、

あの天寿の力は世にも珍しい。

俺はハンターだ。

獲物の力を奪うハンター。」


「・・・」


・・ルミルの命・・を狙っている!?


「べつに命が欲しいわけじゃない。

それに今回はそれは諦めた。

今はただ、あいつらに俺の世界の力をみせつけ

あいつらに俺の世界に来てもらうためだ。

俺は宿命を背負って生きているからな。

そっちが最優先だ。

だから、あいつ等に力を見せ付けるために闘う。

それが理由だ。

以前狙った理由もそれが当てはまる」


・・まだなにか隠してそう・・。謎だーー


「そう・・」


私はそれを聞いて安堵した。


命・・という目的じゃないのなら・・いい。


ルミルがーー初めての“友達”

だからーー、失いたくなかった。


「わかった。

なら協力する。」


私は頷いた。


「よろしくな」


その人は・・ルカは手を差し伸べてきた。


「こちらこそ^」


私はそれを手に取り握手する。







それから大会に向けて修行が開始されたわけだけど、

途中、ルカはルミルたちの場所を知りに探しにいった。


・・冷静な人だと思ってたけど

そういう意味では冷静ではないのかもしれない。



そのあとしばらく戻っては来なかった。




ルカが戻ってきて二人で修行を開始する。




そして申し込み日



「ルカ、・・本名は書かなくていいの?」


私が聞くと


「偽名で十分だっ」


と、むっとした口調で答えるルカ。


あんがい、自分の名を書くのが恥ずかしかったりして・・


そう思ってしまう自分に苦笑する。





それからいろいろあって標的と対戦できたというわけだ。





「--というわけ、分かった?ルミル」


「んーなるほどね・・。

よくわかったよ。

・・にしてもなんかまだいろいろ謎なところがあるねぇ?」


「そうだね」


ルミルとそんな会話をしながら二人でルカのところへ向かったのだった。






ミヨ視点終わりです。

次はシンジ視点です。

シンジとルカの会話・・ぉぉおおぅっ!!

なんか不穏な空気が漂いそうですね。

ではでは~、またの機会に

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