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精霊使い  作者: 黎奈
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第七十八話 ついに対決!! 相手は謎の多い二人!

ドクンッドクンッドクンッ


心臓の音が高鳴る。


シンジも緊張しているらしく表情が引き締まってる。



そう、今は二人と正面に向き合っているバトルゾーンにいた。


ジュンやサトルの時とは比べ物にならないくらい緊張し体が震える。


武者震いっていうのかな?



まさか・・ミヨがあのハンターと組むとは思わなかった。


いつ出会ったのだろう?

どうして組んでいるのだろう?


疑問が次々と思い浮かぶ。


「ようやくお前等と戦うことができる」


ハンター(ルカ)はいった。


「そんなに闘いたかったの?ルカさん??」


私は挑発口調で聞いた。


ルカ・・侮れない奴だ。


私の傷をいとも簡単にふさいだ。


そして私を異空間に閉じ込めた奴だ。


異空間・・あれは不思議だった。


この世界(・・・・)では作れないもののはず。


・・ルカはこの世界の住人じゃないかもしれない・・


その謎はこのバトルでわかるかも。


「俺の名はルカではない。

あれは偽名だ。

闘いたかった理由は俺の力を目の当たりにしてもらうことだ。」


「本当の理由はそんなことではないだろう?」


シンジがいった。


シンジもおそらくルカを怪しんでいる。


「それはバトルのあとに種明かししてやる」


「・・・」


「ミヨ!・・・・。ミヨにもバトルが終わってから聞くね?」


「えぇ」


会話は終わった。


そしてバトルがはじまった。


「ウィーミア、ステージ、オン」


「アーウィル、バトルスタンバイ」


「ユーム、闇と異空と共に」


「ヴィリュウ、

|When it comes pure capacity nobody can touch you《お前には誰にも負けない能力がある》!」


四人は精霊を出した。


ハンタールカは精霊の名のあと異界語でいった。


誰にも負けない能力・・


その言葉で確信が生まれた。


ルカはこの世界の住人じゃないのだと。



「シンジ、・・あの精霊には気をつけて。

あれは異界の精霊・・だよ。たぶん」


私は言った。


あちらの世界で精霊を見たわけではないけど、

そうだという自信があった。


「あぁ」


シンジは頷いた。



ユームは以前闘った伝説の精霊だ。


ヴィリュウは 龍の形をかたどった神気を漂わせる精霊だった。

まるで・・ほんとの龍が・・精霊に変身したかのよう・・。



「お前等からかかってこい」


ルカがいう。


「「・・・」」


私とシンジは顔を見合わせる。


「ウィーミア、刃斬!!」


「アーウィル、水柱」


コンボ技を命じた。


ザシュッーッッ


ズヴォオオザバンッ”



アーウィルを中心に水が立ち上る。


それにウィーミアが生み出した刃が激突し、水を切った。


そして水を纏い、水柱と共に二体の精霊に向かって襲い掛かる。


「ユーム、避けて」


「ヴィリュウ、退け」


二人は避けることを選択する。


向かい打つ手段には出なかった。


そのことに引っかかりながらも次の手段に移る。


「アーウィル、アーシャーヴィズラム」


シンジは命じた。


おそらくユームにだと思う。


夢と無をつかさどるユームは

浴びれば幻に囚われるこの技に効果は抜群。


ヴォイォオオオ”

ズヴァォウォオ””!


水と何かの音が響きあう。


「ユーム、闇に切り裂け、そして催眠」


ミヨは言った。


「・・・」


シンジはふっと不敵な笑みを一瞬浮かべる。


それに気づいたのはおそらく私だけ。



ズシャッ、ヴォオオンッ””


ユームは技を闇で切り裂きアーウィルに催眠をかける。


「・・・」


シンジは何も言わない。


「アーウィル、ウィーミアに攻撃」


ミヨは言う。


「ウィーミア、シュザートヴァイオリン”」

(アーウィルは気にせず、ヴィリュウに攻撃して)


心の中で私は言う。


ズザァァァアアッ”

ヴォオオンン””


刃と音が重なり融合技が完成する。


そしてヴィリュウに向かって襲い掛かった。


「ヴィリュウ、シャドウ結界」


ルカは言った。


これでルカは防げるはずである。


「・・・」


シンジはアーウィルを見た。


アーウィルは腕を振り上げ

ウィーミアにでなくユームに向かって振り下ろした。



カキンッ”


凍った音がした。


「な・・・っ」


ミヨは驚く。


「・・・」


シンジは何も言わなかった。

ただ・・不敵な笑みをしていた。


そしてーー


「アーウィル、ブレイズブローっ」


と命じる。


ヒヤーーン・・・ザシュゥーーッ””


凍った冷気と共に

アーウィルの刃がユームを切り刻んだ。


ヒュッーーシュパ


ユームは攻撃を受け、その場を退いた。


ミヨの傍にユームはいた。


一発でしとめそこなったらしい。


「チッ」


シンジは軽く舌打ちする。


私はシンジにあらかじめ

アーウィルと意思疎通ができるよう魔法をかけた。


ユーム対策というわけである。


ダダッーー


いきなりルカが私たちにむかって走ってきた。


「-----]


相手は呪文を唱えていた。


「・・!!」


私は身構える。


するとーー


「ローズフロート”!!」


ルカは叫び私たちのほうに手を突き出した。


ヒュルルルルルルゥウウウウ


すると相手の手のひらからツルが伸びてきた!!



たんっーー


私とシンジはすぐさま左右に飛びのく。


標的は・・私だった。


シンジのほうより私のほうが多い。


私は片手で片腕を押さえ、後方に飛びのきながら・・


「放電!!」


手を突き出して叫ぶ。


ビリビリリッ””--!!


ツルが電気を帯び、ルカに電気が通った。


「っーーー!!」


ルカはうめくがツルは伸びたままだった。



ヒュルルルッーーガシッ


私は捕まった。


「ぐっーー」


私は何とか振りほどこうとする。


ギシーーッキシッ””


ツルが軋む。


「さっきの放電返してやるよ」


ルカが言った。


私は抵抗する暇も無く、電気が体に走った。


ビリビリビリッーーーッ””


「っぁあああっ””」


私はたまらずうめく。


視界がぼやけ、体が動かない。


「っ”----!!」


けれど負けじと自分から電気を放出した!


ツルを伝いルカにも電気が帯びた。


ビリィイっ””・・ぐさっ


「くーーっ・・・っあっ」


ルカはうめく。


ぐさっ・・その音は矢の刺さる音だった。



・・ツルが一瞬緩んだ。



ヒュァッ


私はすぐに抜け出す。



すぐ傍にいたシンジは弓を構えていた。


ーーということは矢はシンジのものだったのだろう。


視界には他にもミヨやユームの姿もあった。


あ、--ミヨが!!


「アーウィル、ヴォーターレドっ」


シンジはさけんだ。


ズバババババーーーッ””


ガンッ


技は激突。


そして互いに防ぎあった。


「ッーー”ヴィリュウ、周波集結!!」


ーーえ!!ヤバイっ!!!


シンジーーー!!


心の声は叫べなかった。


キィイインッ””



音が空気を伝い耳に届く。



バタッーーー”


私もシンジも倒れた。


グッーーーうごけ・・・なぃ・・



耳に届く音は体を地面に押さえつけた。


「っーー」


シンジもうめく。


ズッーー


ルカは矢を取った。


「ヴィリュウ、ヤレ」


バン・・ババンッーーーズシャーーッ


真上から騒音が鳴り響く。


きっと精霊たちが闘ってる。


私もシンジもなんとか立ち上がった。


キィイインンッ”””


「ぐっーー」


音に負けぬよう歯を食いしばる。


「・・強い心の持ち主だな、お前等は。」


ルカが言った。


私は呪文を唱えた。


ーーーーーーーーーーーーー心で。


ズヴォオンッ”


そんな音をたててミヨの周りが悪で満ちる。


「なーー!?」


ルカもミヨも反応が一瞬遅れた。


(シンジーー今のうちにルカをーー)


心でシンジに言う。


ヴォオオン”””


ミヨは空間に閉じ込められた。


次第にーー


「ぅぁあああああああっ~~~~””」


と悲鳴が上がる。


「ゥウウウウウウ”””」


ユームの悲鳴もあがった。


あれは悪で満ちた空間。


夢も無もすべては何も無いところからのもの。


所詮そこからうまれた悪には弱い。



キン”キンッ”


刃物のぶつかり合う音。


シンジとルカはお互い剣を持っていた。


己の魔力での武器を。



キンッ!!・・ビッーー”


何度も剣はぶつかり合い、最後にーー

シンジの腕に傷を作られたーー。


「ッ”~~っ!」


シンジはいったん後方に飛びのく。


「剣の技量は俺のほうが上。」


ルカは言った。


ポターーッ


血が滴り落ちる。


「シンーー・・・グァッ””」


シンジと叫ぼうとしたとき

体に大きな衝撃が走った。


グワァン””


激しい頭痛がした。



「ぐっーーー」


シンジは地面に手を突いた。


「ッア”っーー”」


シンジは波動を解放する。


「ハァッ!!」


ルカも波動を解放した。


ヴァン”


二つの波動がぶつかり合った。


そして圧倒的にシンジは負けた。


ズガザサアアアアアアア”!!


私もシンジも吹き飛ばされ、地面を引きずった。


私たちは地面に倒れふす。


頭は頭痛、体は痛み。


激しい痛みに体はボロボロ。


「魔力も波動もケタ違い。

・・まだ試すのか?」


そう聞かれる。


私もシンジもこんなところで負けたくなかった。


「っーー”」


「--””」


私もシンジもよろよろと立ち上がった。


私は天寿の力を使って、シンジを癒す。


自分自身の力を解放した。


シンジは


「----」


何か唱えた。


するとーー


ズヴォオオオオオ


と、闇の波動魔がシンジの中心に渦をつくりだした。


「なに!!?」


ルカが驚愕する。


「シンジーーッ!!?」


私も目を見開きそれを凝視した。


シンジーーそれはっ・・・!!?




続きでごめんなさい。

そろそろ終わりそうですね。

このまま頑張ります!!

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