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精霊使い  作者: 黎奈
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第七十三話 再会とーーー

私とシンジに声をかけたのは・・・


「ジュンっ!サトルっ!!」


私は声に出してしまうほど驚きとうれしさが混じっていた。



そう、再会したのはまさにジュンとサトルだった。


「・・・」


シンジは黙ったまま二人を見据えている。


「また会えたぜッ!

シンジならこの大会には必ずでるはずだもんな!!

探したかいがあったぜ!!」


ジュンはいつも以上に喜んでいた。


「ほんとに久しぶりだな

げんきだったか?」


サトルは聞いてきた。


サトルはジュンほど声には表れていないが嬉しそうである。


「うんっ、元気げんき」


私は微笑みながら言った。


「おい、ルミルたちはまだ参加届けだしてないよな?

はやくだしにいけよー!でないと罰金だーっ!!」


ジュンが焦らせる。


「ジュ、ジュンっ、そんなに焦らなくたって大丈夫だって。

じゃあ、早速いこう?シンジ。」


私はジュンをおさめてシンジに聞いた。


「あぁ」


シンジは頷き、すぐさまジュンたちに背を向けて歩き出した。


後ろからーーー


「チェッ、シンジの奴、少しは俺が来たんだから喜べってんだっ」


と、ジュンのすねた声が聞こえた。


「すねるなよ、ジュン。

いつものことだろ?」


サトルがジュンをなだめてた。


そんな会話を聞いていると

・・ちょっぴり私はシンジを責めたくなっちゃいそう。


まぁ、責めたって事態は変わらないだろうけど。


そして私とシンジは参加届けを提出する場所までたどり着いた。


「こんにちわ、大会に参加してくださる方々ですか?」


その場所のスタッフが問う。


私とシンジは頷いた。


「では、こちらに記入をしてください」


スタッフはそう言って白い羊皮紙を渡してきた。


「はい」


私はそれを受け取って記入欄に名前などいろいろ書いた。


シンジも記入した。


記入し終えると


「ルミルさんと、シンジさん、ですね。

お二方ペアで、ということになりますが、よろしいですか?」


スタッフはそう聞いてきた。


私はシンジのほうを見た。


ーーペアーーで・・いいのかな?


少し不安になって見つめたつもりだが、シンジはすんなりとあっさり頷いた。



「・・はいっ」


私は頷いた。


「はい、かしこまりました。

では登録します。」


スタッフはそう言って、コンピューターで登録をした。


「はい、登録し終えました。

・・・これで二組目・・ですね・・」


スタッフはなにやら最後ボソッと小声で呟いた。


シンジは眉をひそめた。


私も疑問に思い・・・


「二組目って何が、ですか?」


と、直接聞いてみた。


「あ、えっと・・。」


スタッフはなにやら戸惑い始める。


ソシテ吹っ切ったように


「男女ペアの組があなた方で二組目なんですよ。」


と、にっこり笑ってかえってきた。


そして私たちが何か言う前に・・


「これをどうぞ、お部屋の鍵になります。

それと、あなた方の登録番号は50番になりますので。」


と、言って私に鍵を渡してきた。


番号はいいとして・・・鍵はーー、一つだけ?・・・・っていうことは・・・


も、もももしかして・・シンジと相部屋ーーーっ!?



私は内心の動揺を抑えながら


「あ、ありがとうございます・・・・っ」


と、礼を述べたがなぜか声が震えてた。


・・前だって相部屋っていってもおかしくなかったし平気だったのに・・


・・どうしていまさらになってすごくきんちょうするの?!!



私はシンジたちに気づかれないよう心を落ち着けた。


隠しきれていない気がしたけど、まぁ、そこは考えない方向で・・。



そのあと、私とシンジは部屋に荷物を置いた。


そのときはもう、ジュンもサトルもいなかった。


先にホールへ行ってしまったようだ。




渡された鍵で部屋のドアを開けるとーー


「うわー、ひろーいっ」


思わず声が出るほどその部屋は広かった。


さすが二人部屋というかなんというか・・。


「あたりまえだろ、二人で使うんだからな」


シンジはあっさり当然口調で言った。


・・シンジには抵抗ないのかなぁ?

・・二人でって言葉を使うのにーーーー。


私はそう思いながらも


「そ、そうだけどね・・・」


と、同意する。


部屋は二つのベットがあって、そのほかにテーブルといす、ソファもあり、


お風呂もあって、そのほか必須用具もそろっており、まさに豪華な部屋だった。


「シンジが・・鍵もってる?」


私は一応きいてみた。


今までそういうことは私ではなくシンジがやっていたのだ。


まぁ、そこまで頼られる存在でなかったし、ネ・・。


「いい、お前がもってろ」


シンジは私をチラッと一度だけ見て言った。


そして荷物の整理を続けた。


「う、うん、わかった。もってるね」


シンジの意外な言葉に私はとりあえず頷き、大切に持った。


「・・・」


シンジはそのあと何も言わず荷物を整理し終えた。


私も一応整理し終えるとーー


「あいつらはもう先にいっている。

俺たちも行くぞ」


と、シンジが私に言い、部屋を出た。


「うん、いこう」


私もそう言い返し、部屋を出て鍵を閉めた。


あいつらっていうのはきっとジュンたちのことだろう。


なんだかんだいってシンジはジュンたちのことを気にしているようである。


そして廊下を歩いた。


部屋は大会会場からつながる建物にあった。


そして大会会場のほうへむかった。


大会会場は大きなホールで、七色大会よりも広く大きかった。


当然といえば当然なのだが。


そのホールへと向かった。


ホールへと入った。


そしてしばらくすると大会創立者の人が・・話をした。


・・長かったのでそれは省略する。



そして


「では、今から対戦表をお見せします。

その前にルールを説明しますので良く聞いてください」


と、説明が行われた。


「一つは、昨年から負傷者が続出していますので

それもあってのダブルバトルとなりました。

ですので、どちらかの精霊が瀕死状態になればそこで試合終了となります。

そしてもう一つ。

武器は使用禁止です。

魔法で具現化されたものなら許可しますが

刀や剣などは禁止です。


以上、で特別ルールの説明は終わりです。

そのほかの詳しい説明はもう皆さんはしっているでしょう。

どちらかが倒れるまで勝負、それが基本ですからね。


では対戦表をどうぞ!!」


と、言われ、正面にあるスクリーンにそれは映された。


はじめの相手は・・・


「えっえぇ!?、もう!?こんなにはやくに!?」


私は驚きすぎて混乱した。


だって・・だって・・そのペアはーーーーーーーーー。





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